4 チャンセラー商会(家具仕上げその1)
じわじわと仕上げていってます。
背景ベースの次は、家具をどんどん仕上げていきます。
こちらがベース。
家具の主線を表示するとこんな感じです。
※背景の入っているフォルダごとレイヤー濃度を下げて表示してます。
とりあえず塗っていきましょう。
ベタ塗する場合は、主線以外の背景を完全に非表示にしておきます。
背景を表示して色味を確認。
家具を一つ一つ順番に仕上げていくつもりでしたが、ベースの色塗りだけは先にやろうと思い直して、他もベタ塗しました。
背景を非表示状態で確認すると、ちょっとはみ出たりしてますね。
消しゴムツールで端を綺麗に整えます。
主線を非表示にしてみると、まだ全然ガタガタですね……。
フリーハンドで直すよりも、直線ツールを使って線を引いた方が綺麗にできると気が付きました。
色域選択で範囲を指定して、影の部分に油彩ブラシで木目をつけます。
全体的に木目をつけました。
色鉛筆ブラシで縁どりをして、輪郭をはっきりとさせます。
背景を表示させてみると……ちょっと浮いた感じになってますね……。
影を濃くして、ハイライトを足しました。
全体でみると、やはりまだ浮いた感じがします。
棚の下色を柱などと同じ暗めの茶色に変更しました。
全体でみると、なじんだのがわかります。
油彩ブラシで木目っぽくなるように塗っていきます。
青味がかった茶色、黄色がかった茶色などで木目を作ります。
色鉛筆ブラシで影やハイライト、縁を作っていき仕上げます。
次は手前の棚を塗ります。
範囲を指定して、スプレーブラシで柔らかく濃い茶色を塗ってハイライトを作り、艶やかな質感を出します。
色鉛筆ブラシで輪郭をフリーハンドでなぞっていきます。
上から下へ描くのがやりやすいので、絵を回転させながら描きます。
ハイライトもつけて、より輪郭をはっきりとさせます。
棚の脇のこの部分を範囲選択します。
折れ線選択を使いました。
範囲選択した場所を、ベタ塗ツールで塗ります。
塗った色のレイヤー濃度を下げると、透明なガラス風になります。
レイヤーの合成方法を覆い焼き(発光)にしてハイライトを入れます。
これは太さの異なる色鉛筆ブラシで、筆圧を弱めにしてつけました。
お次はこちらのカウンターを塗ります。
これも艶やかな質感の家具にするので、スプレーブラシで柔らかく色を載せます。
色鉛筆ブラシで縁やハイライトをつけます。
中央の縦のスジは、ブラシサイズを大きくした色鉛筆ブラシで塗りました。
色鉛筆ブラシはブラシサイズを大きくすると、独特の風合いになります。
そのままだと寂しかったので模様をつけました。
こちらはフリーハンドで適当に。
お次は画面右にある、赤い壁掛けのボードです。
木枠をつけるのに、直線ツールの長方形を使いました。
ブラシサイズを少し大きめにして、角の丸さにチェックをいれます。
こんな感じで、ボードの枠が描けました。
油彩ブラシと色鉛筆ブラシで木目をつけます。
コルクボードっぽい感じになるように、カケアミブラシの雲ガーゼを使います。
レイヤーの合成方法は乗算。
ボードに貼りつける紙を一枚作りました。
この紙をコピーして貼り付け、適当な位置に配置します。
レイヤーがコピペした分、追加されてますね。
同じ大きさのままだと味気ないので、横向きにしたり、大きさを変えたりして変化をつけます。
それぞれに文字を書いたり、色味をつけたりして、ボードの雑多な感じを表現します。
画面右半分の家具が出来ました。
やっとここまで来ましたね。
とはいってもまだ左半分が残ってます。
そして家具が終わっても、その後は小物をたくさん配置しなければいけないのでまだまだです。
完成できるように頑張っていきます!
ご覧いただきありがとうございました!(*^-^*)
カタツムリ並みの進みの遅さ……w
もっと早く描けるようになりたい気もするけど、家具の質感とか丁寧に仕上げるのも楽しいんですよねぇ。
いろんな塗り方でできるようになるのが一番なんですが。
今後も色んな製作日誌の作品で、あれこれ研究していくつもりです(#^.^#)
次回もお楽しみに!