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Flag of Rebellion  作者: クロウ
第2章 first order
10/25

二正面作戦

「俺...ですか...」

「そうだ。今でもたくさんの情報を流してもらってるが...正直足りない。もっと重要な情報、それこそ国家機密レベルの情報が流れてくるくらいにできればなって欲しい。しかし、ただ普通にやってるだけじゃ上がるのは限界があるだろ?」

「まっまぁそうですが...。」

「上に上がるには手柄が必要。そして、手柄を上げるには問題が起こる必要がある。しかし、そんなの待ってはいられない。となると...」

「まぁ自演が1番確実で早いな。」

「それはそうだけどな空...。神島さんほんとに最初の作戦が俺メインのしかも自演のためのものでいいんですか?」

「そうだぜリーダー!こんなんじゃ勢いがつかないぜ!」

「まぁ落ち着け名畑。それについても考慮してある。」

「まだ何かほかにもするのかいリーダー?」

「あぁその通りだ。今回自演作戦の他に国営の奴隷商を襲撃する!」

「そりゃぁいいぜ!勢いがつくってもんだ!もちろんそっちは制圧が目的だろ!」

「もちろんだ。こっちの目的は制圧と奴隷の確保だ。国営の奴隷商は主に亜人の奴隷を扱っている。理由としては人間の奴隷は下級身分のものから連れてくればいいだけだからだ。亜人を確保すれば戦力増強に繋がる。彼らは迫害こそされているが身体能力には目を見張るものがある。必ず心強い味方になってくれるはずだ。」

「しかしリーダー。解放した亜人が参加を拒否したらどうするんだい?僕はあまり無理強いするのはよくないと思うんだけど。それこそ国のヤツらとやってることが一緒になっちゃうからね。」

「黒川の言う通りだ。亜人に強要するのは国とやってることが変わらないなる。だからもし拒否された場合は逃がしてやることしか出来ないな。まぁ彼らも迫害されて辛い思いしてるし、分かり合えるとは思っているけどな。」

「それなら僕は特にこれ以上聞くことはないかな。」

「他に何かあるやつはいるか?」

「...神島さんが決めたとあればリーダーの決定に従うだけです。」

「ありがとう大地。じゃぁ早速だが今回の2つの作戦のメンバーを伝える。今回国営の奴隷商を襲撃するのは上沢、黒川、田山、最後に俺の4名だ。」

「たった4人で行くんですか神島さん?」

「そうだ。残りはもうひとつの作戦の方に全員参加だ。」

「待ってくれリーダー!さすがに危険なんじゃないかい!?」

「八葉さんの疑問は最もだがはっきり言ってこれくらい出来てもらわなければ幹部としての実力が足りてるとは言えない。」

「っ...」

「これはテストでもあるんだ。これから国を相手取るのに足る力が我々についているかのな。方や制圧ではなく自演が目的の作戦。もう1つは幹部が集まった作戦。両方成功させるくらいの実力がなければ最低限も足りない。これから攻めるところは両方とも国の中で軍によって警備こそされてはいるがそこまで硬いとはいえない所だからな。」

「...神島さん。テストとのことですが幹部の方は神島さんが見るのでしょうがこっちは誰が見るんです?」

「客観的に全ての動きをみはれる人物なんてそっちの作戦には一人しかいないだろ?言わせるほどか大地?」

「...やっぱりですか...。」

「そういう事だから大地には一足先にテストを受けてもらうぞ。」

「...やっぱり?」

「当たり前だろ?実力が足りないやつが見て何になる?」

「はぁ...ですよね。」

「ということで名畑は暴れ足りないことになるかもしれないが今後のためと思って我慢してくれ。」

「なに俺が文句あったのは勢いがつかねぇんじゃねぇかってことだからな。俺が暴れたいだけじゃないから問題ねぇよ。」

「いや本当は暴れたかったでしょ。」

「ぐっ言わなくてもいいことってのはあるもんだぜ黒川...。」

「まぁということで後でそれぞれに作戦の概要を送っておくから確認するように。」

「「「了解」」」

「さてとじゃぁ訓練場に行くぞ大地。」

「...はぁ了解です...」

まったく面倒な役回りを任されたもんだ...。テストって一体何を...。

To be continuous...

どうもクロウです。次回からようやく本格的に戦闘が始まりそうな感じです。(ただし次回は模擬戦ですけど)毎回毎回間がかなり空いて申し訳ないですがまぁ趣味なんでってことで許していただきたい(--;)こんな感じですが次回もよろしくお願いしますね?

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