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苦痛の日々  作者: あやぽん
8/17

教室に戻って

休日はこれから2回以上更新するかもしれません!


ぜひ、読んでください!

教室に戻ると春妃と咲良がいた。


「あっ!花音!大丈夫?」

「うん」

なんだか食事中にあんなことになって申し訳ない。

あっ!如月の呼び出し行かないといけない!


慌てて廊下に出て行こうとしたら如月がいた。

「テメー、呼び出し来ないってどういうことや!」

「すみません……。」

「明日、覚悟しとけよ」

そう言って殴ってどこかに行った。


掃除の時間になって掃除をしてた。

「あっ!伊川さん大丈夫?」

「大丈夫です!」

まだ吐き気はするけど結構よくなった。




(5時間目)


昼休みに如月に言われたことが気になって仕方ない。明日、なにされるんだろ……。生きるの嫌だな。

「おーい。ぼーっとしてるけど大丈夫?」

びっくりしたー。

「大丈夫です!」


あー。吐き気が強くなっていく……。

限界かもしれない……。


先生の方にいく。

「トイレ行っていいですか?」

「いいよー。」


トイレにもうすぐで着くところだった。

「はぁ…はぁ……」

また過呼吸になって座り込んでしまい動けなくなった。


からだ中から力が抜けていく感じがしてきた。

倒れてしまった。意識はあるけど立てれない。

「はぁ…はぁ…はぁ…うっ……」

吐いてしまった。どうしよう廊下なのに……。


手も足も動かなくなってる……。

意識が遠のいていってる感じがする……。




(その後)


ん?寝てた?

気づけば保健室のベッドの上。


「あっ!大丈夫?」

「はい……」

「倒れる前のこと覚えてる?」

「えっと……、社会の授業をしててトイレに行こうとして……そこから分かんないです」

「そっか。しばらくベッドで休んでおきな」


時計を見ると3時15分。もう6時間目か…。

明日の朝、早く学校に来て、誰もいない場所で自分の胸を刺そう。

そんなことしか考えられない。


「失礼します」

この声は川崎先生だな。

「あっ!川崎先生、さっき伊川さん、目覚ましたよ」

「よかったー」


カーテンが開いた。川崎先生だ。

「大丈夫?」

「うん」

「教室戻れる?」

「はい」


教室に戻って授業を受ける。

吐き気も無くなってすっかり元気!



(帰りの会後)


「花音まじ大丈夫?」

「倒れてからすっかり元気になったよw」

「すげーなw」


ほとんどみんな帰って教室には川崎先生と咲良と美咲と自分だけ。

「先生って女子力高いよねー」

「いやいや、全然w伊川さんめっちゃ女子力高いよね」

「そんなことないですw」

久々に川崎先生とこんな会話(?)した気がする。




(翌日)


いよいよ今日という日がきた。

起きるのが少し遅くなったけどナイフを丁寧にランドセルに入れる。



学校について自殺場探し。

トイレの個室なら大丈夫かな?いや、体育館裏は人が少ない。


トイレを見ると人がいたので体育館裏に。

ナイフを取り出して目を閉じて刺そうとしたときだった。

「そこの子何してるの!?」

誰かが走ってこっちに来る音がした。


ナイフをしまって逃げながら誰か確認した。

3組の木下涼香先生。木下先生は28歳だから体力がある。逃げ切れるかな?


すごいスピードで来るから校舎中を駆け回るしかなかった。


誰もいないトイレを見つけて誰も来てないことを確認してナイフを取り出した。

胸に近づける。

「あっ……!やめて!!」

ナイフを取り上げられた。


取り返そうとしたら自分の腕を切ってしまった。

「あっ」

「伊川さん。ナイフ出して。」

仕方ないからナイフを出した。


「腕、大丈夫?」

「大丈夫です」

「保健室行っておいで」

「大丈夫なので…」


そう言ってダッシュでどこかに行く。


自殺できなかったのがとても悔しい。

今日も如月にボコされるんだ……。

腕を隠しながら、廊下を駆ける。

感想や評価お願いします!


感想や評価が来たら辛口でも飛び跳ねるほど嬉しいんでw


次話も読んでください!

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