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苦痛の日々  作者: あやぽん
4/17

運動会の練習

学校やだなー。


「花音おっはー!」

「咲良おはよ」

「今日から運動会の練習だねw」


えっ。今日から?傷がやばいんですけど。

バレなかったらいいか。



(練習)


「みんな3時間目運動会の練習だから着替えてねー」

あー。リスカバレたらどうしよー。


「花音、その傷どしたん?大丈夫?」

「あっ、うん大丈夫」



今日の練習は3時間目と4時間目で、ダンスの練習と徒競走の練習とリレーの練習がある。


ダンスの練習が終わった。


徒競走は背の順に並んでペアを作る。

1組の星野琴音ちゃん、2組の遠藤優里ちゃん、3組の白井佳子ちゃん。


5組の相手は…如月だ……。

「最下位にならんかったらブン殴るぞ」

言葉がでない。


今日はゆっくり走ってコースの確認だけだったけど本番は怖い。


次はリレーの練習。

自分が走るのは3番目だ。


2番目の宮野が走ってる。


バトンを受け取って走る!


全力で走ってた。一周遅れてる5組をまた抜いたときだった。そのとき走ってたのはいじめてくる山田だった。抜こうとしたら体当たりされて転んだ。


そのあと立ち上がって最後まで走った。


「花音、大丈夫?」

「うんw」


川崎先生が来た。

「伊川さん大丈夫?保健室行く?」

「あっ、大丈夫です」

「怪我したところ洗っておいでー」



(給食の準備中)


「伊川さん、廊下来てー」


廊下に行くと山田と5組の津田先生がいた。

「山田、謝ることはないんか!?」

「リレーのときにわざとぶつかってすみませんでした」


あー。あとから半殺しにされるパターンだ。



(昼休み)


如月に呼び出された。


「お前のせいでさつきが怒られたんやぞ!どうしてくれるんや!」

「すみません……」

「すみませんで済むかよ!」


顔面を殴られた。



(放課後)


教室で遊んだりしていて帰るのが少し遅くなった。

靴がない。

春妃(はるひ)、私の靴どこあるか知らない?」

「見てないよ」


やっぱり如月たちかな?

そう思いながら探してみた。


「誰に隠されたか分かる?」

「多分、5組の如月さんとか山田さんだと思う」

「あの子達そんなことするの?」

「うん……」


その後も探したけど見つからない。

瑠美が来た。


「なにしてるのー?」

「花音の靴がないから探してるー」

「もしかして如月さんとかに隠された?」

「多分」


本当に如月たちに腹が立つ。

しばらくすると2組の徒競走のペアの優里ちゃんが来た。


「まだ帰ってないん?」

「優里ちゃん、花音の靴見てない?」

「さっき四階のトイレに嘔吐物の上に靴が置かれてたけどそれって花音ちゃんの?」


急いで見に行ってみた。

完全に自分のだ。


「これだ……」

「まじで?帰りどうするの?」

「先生に聞いてみたら?」


教室に川崎先生がいなかったので職員室に行って聞いてみたけどいなかった。

廊下を歩いていると川崎先生がいた。


「先生ー!」

「まだ帰ってないん?どした?」

「花音の靴がなくて探してたら四階のトイレに誰かが吐いたものの上に片方あって…」

「それやばいやん!」


先生が四階のトイレに行ったのでついて行った。


「これは酷いね…もう片方はある?」

「ないです」

「先生ー、探してくる!」


瑠美がそう言ったのでついて行った。

探したけどなかったのでトイレに戻った。


「あった?」

「なかったー」


もう、4時40分だ。

「あっ。うちもう帰らなやばい!」

優里と瑠美が帰った。


その数分後。3組の猪木が来た。

「さっき校庭の池に靴があったんですけどそれじゃないですか?」


見に行った。

「あっ。私のや」

取れそうになかったので戻って川崎先生に報告した。


もうすぐ5時。

「ごめん、もう帰らないかんわ」

「バイバイ」

春妃も帰って川崎先生と自分だけになった。

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