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苦痛の日々  作者: あやぽん
2/17

2日目

第2話です!

今回は翌日からの話です!

あー。新学年になって2日目だけど学校行きたくない……


「花音、早く学校行きなさい!」

やばい。もうダッシュで行っても遅刻する


「今日休みたい」

親にこんなこと言ったって意味ないのは分かってる。


「はぁ!?甘えんな!送ってあげるから行きなさい!」

学校行きたくないのに、送って早く学校に着くようにするとか、脳腐ってるのかよババア。



(学校到着)


靴箱で上靴を手に取った。1枚の紙切れが入ってる。

読んでみた。


「今日の昼休みにプール裏に来い。来なかったらあのときみたいにする」


この文を見てヒヤッとした。


あのときのことは思い出したくない。


去年の夏、合同体育でプールをしてて急にプールに突き落とされてパニクって溺れて救急車で運ばれたあの日。親に怒られてクソ担任にも怒られて、どうしたらいいか分かんなくなった。



そんなことを考えながら廊下を歩いて教室に行ってた。


「伊川さん、おはよ!」

びっくりしたー。声で誰か分かった。


「おはようございます」

「眠いね!」

「はい…」

「授業中以外は敬語じゃなくていいよw」

「分かりました」


この川崎先生はけっこう良さそうな先生だ。



(昼休み)


とうとう昼休みがきてしまった。プール裏へ行く。


「遅い!昼休みになったらすぐに来いよ!」

あー。もうここから逃げ出したい。


「ねぇ、今日呼び出した理由分かる?」

「分かりません…」

敬語を使わないと殴られるから敬語は必須だ。


「あのさ、うち、5組で担任最悪だからうちの担任を後ろから押し倒してくれない?」

如月。何考えてるんだよ……。


「やらなかったらお仕置きだから!」

サブリーダー的な5組の山田さつきまで…。頭が真っ白になった。


「時間切れー!」

「ちょ…ちょっと待って!l

「タメ口ってどーゆーことやテメー!」


やばい。敬語を忘れてしまった。


その瞬間だった。

山田に後ろから押されて転んだ瞬間に如月に水をかけられた。

幸い、水は普通のきれいな水だけど制服はビチョビチョ……。


昼休み残り5分の合図が鳴って早めに教室に戻ってたら杏奈がいた。

「花音!めっちゃ濡れてる!」

「あっ。うん……」

「どしたん?それ」


周りに如月や山田がいないことを確認して事情を説明した。


「えっ!まじで?やばっ!」

「お願いだから先生には言わないで!」


先生に迷惑かけないって決めたから迷惑はかけない。


「でも、先生に言わないと……」

「今日1日は我慢するから!お願い!」

「うん、わかった…。寒くなったら言ってね!」


なんとか杏奈を説得した。



掃除の時間になったので掃除場所である自分の教室に行く。


ほうきで床を掃く。

「おー!みんなお疲れー!」

先生は相変わらずテンションが女子高生w


掃除めんどー。そう思いながらぼーっと床を掃いてた。


「伊川さん、制服ビチョビチョじゃん!どしたの?」

うわ。バレた。どう言って誤魔化そう……


「あの、その、なんか。まぁあって濡れて…w」

「説明になってないじゃん!着替えなくて大丈夫?」

「あっ。大丈夫です」


良かった。どうにかできて。1年間いじめがバレないようにできるかな?不安だわ……w

まぁ頑張ろw



(放課後)


家帰りたくないなー。

そんなことを考えてたら、後ろから如月に押された。


「ダッサ!5年にもなって転ぶとかクズだろw」

うるさいわ。本音を口に出すとボコされるから黙っておこう。


そのあと物音がして如月は逃げていった。



(その後)


その後いろいろありながらも最初の2週間は終わった。


そろそろ5月にある運動会の練習。

リレー出たくないなー。


去年の運動会の徒競走がいじめてくる大野香澄と一緒になって1位になって死ぬかと思うくらい殴られた。もう運動会嫌だな。


明日は50m走のタイム計測。いやだなー。

読んでくださりありがとうございます!


もっといい作品を作りたいので是非、辛口でもいいので感想、評価を待ってます!


次話も是非読んでください!

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