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苦痛の日々  作者: あやぽん
10/17

面談

1人で自習をしてた。

あー。学校ホントに嫌だ。死ねなかった自分が情けない。

そんなことを考えながらノートに書いていく。


相談室の隣の音楽室から歌声が聞こえてくる。

静かな相談室には違和感を感じる。


チャイムが鳴った。次は給食。

ドアがノックされた。川崎先生が入ってきた


「給食持ってくるから待っててね」

「はーい」

「わざわざ敬語使わなくていいのにw」


眠いので給食を待ってる間寝てた。


「給食持って来たよ。眠い?w」

「ありがとうございまーす」

「もうちょっとしたら戻ってくるから」


給食を食べる。いつも通り食事が喉を通らない。食べれるかな……

少しずつ食べるけど苦しい。気持ち悪い。


まだ先生は来そうにないのでトイレに駆け込んだ。

そして大量嘔吐。

急ぎすぎてドアを閉めるの忘れてた。


「伊川さんいる?」

川崎先生じゃん。どうしよう。声出ないし……。


「わっ!?大丈夫?」

「はい」

吐き気も治らず給食は残した。


昼休みは先生といろいろ今日のことを話すことになった。

先生を待ってる間も寝てた。


「ごめん。遅くなってー」

「あっ……」

「また寝てたねw」

なんか今日は眠い。


そして今日とかのことの話に。

「伊川さんは正直に学校いや?」

「…………」

「正直に言っていいよ」

「……いやです」

「いつからいじめられてるの?」


1番答えにくい質問。

「えっと……4年の2学期くらいからです」

「よくここまで我慢できたね!」

川崎先生の目に少し涙が……。


「いじめ、解決した方がいいよね?」

「別にどっちでもいいですけど」

「一応、今日、5組の先生と話しておくね」

「はい」

川崎先生って前の担任とは違って優しい。


「どんなことされてたの?」

「…………」

「言っていいよ」

涙が出てくる。

「えっと……急に殴られたり蹴られたりして……物を隠されたり壊されたりしたり……」

号泣してる自分。恥ずかしい。


「他はもうない?」

「えっと…………ないです」

「その反応は絶対あるw」

川崎先生の鋭さに思わず笑ったw


「えっと……」

「言っていいよ」

「去年のことなんですが……」

「去年のことでもいいよ」

「プールのときに溺れさせられた(日本語おかしいw)ことと、二階の窓から落とされたことがあって」

「それは酷いね。今年、プール入れる?」

「入れます。」


意外にこういうことって人に言うとスッキリする。


「そういうことって1人のときにされるの?」

「たまに誰かと居てもされます」

「じゃあしばらくは帰り靴箱まで先生が付いて行こうか?」

「お願いします」


チャイムが鳴った。掃除の時間だ。

「相談室の掃除、今日はやらないでいいって言ってるからここに居ていいよ」

「はーい」

なんという手際の良さw

中途半端なとこで終わってすみません!


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