表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

大好きな貴方へ

作者: ATK


 いわゆる、「主人公は読者」視点と言う奴にしてみました。そしてお相手は……






 放課後、体育館裏に来てください






 そう書かれた手紙の通りに来てみると、そこに彼女はいた。

 青縁の眼鏡を掛けた目がこちらを見るや否や、顔を真っ赤にして、両手で大事に持っていた何かを慌てて背中に隠した。


「えっと、あの……その……」


 必死に何か言いたい様子だが、言おうとするたびに俯き、時には顔をぶんぶんと横に振る度に、左側から下がる三つ編みにされた髪の毛が大きく振れる。

 引っ込み思案気味な彼女だが、やがて意を決したのか、ずいっと顔を近づけてくる。


「あ、あの!」


 身長は彼女の方が低いため、自然と上目でこちらを見つめる構図となる。

 一年後輩の彼女だが、同年代の女の子たちよりは小柄だ。

 だが、その童顔と、体躯に比して大きく自己主張する女性特有の膨らみが、形容しがたい魅力を引き出してる。


「こ、これを!」


 必死な様子で突き出してきたのは、両手で可愛く包装された物。

 今日は2月14日、とすれば、その中身は自ずと予想できた。


「ずっと……初めて見た時から、先輩の事、思っていました。私の気持ち、受け取ってください!」


 少し呆気にとられつつも、渡された包みを受け取ると、彼女は瞬時に振り返って走り去ろうとした。

 が、直後に何故か蹴躓いて盛大に地面とキスをする。

 あの様子は顔面から行った様だ、見てる側としても痛々しさが伝わってきそうだ。

 なお、転んだ際に彼女の純白のものが見えてしまったりした。何なのかは、彼女の名誉のために、敢えて言わないでおく。


「し、失礼しました~!?!?」


 あまりの恥ずかしさ故か、或いは鼻血でも出てしまったか。

 ぽかんと置いてけぼりを喰らう俺をしり目に彼女、東郷龍姫は、脱兎のごとく走り去ってしまった。


 


 新キャラだと思いました? 残念、龍清君女人化バージョンです♪


 眼鏡っ子だったり、後輩属性だったりしますが、全て、私が似合うと思ってつけただけです。

 け、決して、マシュのイメージが混ざったわけじゃないんだからね!?(おい


 名前の方は、皆さんの想像力を掻き立てられたらと思い、敢えてルビは振りませんでした。

 「りゅうき」でも「たつき」でも、皆様のお好きなようにお読みください。


龍清「……」(orz)


 ええ、なんかあそこで真っ白になっているヘタレがいますが、気にしない気にしない♪


 と言うわけで、楽しんでもらえたなら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 何やら可愛い子がいると思えばまぁ・・・ 奏「何時ぞやから予測できそうで発生はないだろうと思ってたことが起きるとは・・・龍清女の子化・・・」 エリィ「・・・」 ロロット「・・・」 奏「あの二人…
[一言] 更新お疲れ様です! たつきちゃん可愛いと思っていたら、なるほどそういうオチでしたか。 秀久「まあ、その……どんまい」 智「ふむ、女性の方が似合うのでは?」 秀久「傷を深くするなよ…」…
[一言] 更新お疲れ様です 千里「ATK、てめぇは何時になれば長編執筆の予定が立てられんるんだ?」 日菜「ATKさんになんて暴言を(汗)」 万里「ウチの屑作者は龍姫をタツキと読む。なら、龍清は何…
2017/02/15 20:33 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ