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タイトル4

《霧彦 大地》

大会に優勝してから、ますます僕らの仲も深まってきた。毎日家まで迎えに行き、彼女と一緒に登校した。


彼女といると、ただの通学路が色彩豊かになる気がする。


ニッコリと笑顔を返してくれる彼女は、今でもどんな服が1番似合うかわからない。


秋の大会でも、優勝を目指すつもりだが次こそは完璧な彼女を会場みんなに見せたい。


この大会で、将来が決まる。ライバルがいなさすぎだが、俺たちの将来が安定するならいいことだ。


この前に来た雪里 剛さんのようにゆくゆくは店を構えるまでになりたい。


そして結婚するんだ。

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