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タイトル2
《雪里 剛》
なんてことだ。
素晴らしい
ナンパした女がデザイン大学の生徒で、その女に誘われて大学主催の大会に行った時のことだ。
そのモデルを一目見て、この女は何か秘めていると感じた。妖艶ではなく、すごく可愛いというわけでもない。
人を惹きつける悪魔。
ナンパした女はそっちのけで、そのモデルばかり見ていた。
「98点」
学生がやるお遊びかと思ったが、なかなか面白い服選びをする奴がいる。
「あの服いいよね。たしか大地とか言ったっけ?あれでまだ三年生なんだって。」
女にそれとなくモデルのことも聞いてみる。
「可愛いよね。でも喋ったことないかな、なんか暗いんだよね。」