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【詩集】さいごのはじまり  作者: につき
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14/21

酔っぱらいの本当

酔ぉっぱらって 外(おもて)へ 出たら

なんもかんも 違っちまってぇ

昼間の 親方のぉ

なんっか 言ってた こと なんかあ 知ぃるかぁって


いま けっ飛ばした 空き缶んだって

やっけにいい音で

カラン カラン だってよぉ

月も出てねぇくせに なんか明るい空だって

名前(なめぇ)もわかんねぇ 光ってる 星ばっかりよ


なんだぁ

誰か げぇげぇ 吐いてるんだって

俺じゃ ねぇって ことだけでよぉ

呑みすぎちまった 何時ものことだろって


ああ なんで酒なんか いっつも飲むのかねぇ

朝んなったら あったま がんがんしてよぉ

いっつも 嫌んなるのになぁ

まぁた 誰か 赤提灯 見たら

一杯だけ いこかぁ って なっちまう のよなぁ


なんだぁ もう一軒かぁ

行こうかぁ どうでもいいやぁ

いい 気分だよ

今だけだよなぁ

夜風ってなぁ

やぁさぁしいんだよぉなぁ

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