3話 これから
モニカさんたち淫魔のお姉さん4人との質問コーナーの後、成り行きでなぜか淫魔のテクニックを教えられた。
手とり足とり、頭のてっぺんから足の先まで隅々までどう触ると反応するかをおっぱいに囲まれて私の体を用いて教えられ、最後の方は腰が抜けておっぱいにもたれかからなければ立っていられないくらいには骨抜きにされた。ちなみにベリルさんのイケメンおっぱいに寄りかかってました。
そうしてなんとか宛てがわれた部屋に帰還した私は、ベッドに倒れ込んだ。
「すぅ…」
さっきのでかなり疲労が溜まったのか、はたまた抜けたと思っていた疲労が意外とまだ残っていたのか、そのまま眠ってしまった。
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翌日。私はミリアさんとこれからについてお話していた。
「さて、このままうちに住むということも可能だけれど?この部屋そのまま使えばいいし」
「魅力的な提案ではございますが、遠慮させて頂きますわ」
「そう?理由を聞こうかしら」
「これ以上皆様にご迷惑をかけられないというのが1つ。人間が1人増えるだけで、膨大な金と人員が必要になりますから」
「ふぅん、それを知ってるなら、あなた元々はそれなりに良いとこのお嬢さんだったのかしら?けれど、それだけなら別にいいわよ?」
あっども、王子の婚約者だった公爵令嬢です。
「もう1つは、この部屋ですわ」
「…続けて?」
「この部屋、ミリアさんのご息女の部屋でしょう?」
ぴくり、とミリアさんの表情が動いた。
「モニカさん方からお聞きしましたわ。ハンナさんという方が研究者だと。この部屋、ハンナさんの部屋なのでしょう」
やたら大量にある紙とか、サンプルが入りそうな瓶がやたらあることとか。まさに研究者の部屋、という感じの部屋なのだ。
「それに、もしハンナさんがお帰りになられて、自らの部屋にどこの馬の骨か知らない人間の女がいたらどう思われるか…。なにより!家族の再会を邪魔することは!わたくしが!許せないの!ですわ!!」
「そ…そう」
あっやべ、つい前世のオタクの血が騒いでしまった。ミリアさん引いてるよ…。
「…意思は固いのね。だったら無理には引き止めないわ。けどそうね…家だけはこちらで用意するわ」
「…よろしいのですか?」
「えぇ。そもそもあなた、この国で家1軒がいくらするか知らないじゃない。首都の役人の年収レベルよ?」
高っ。てかそうだ、私はもう無一文だった…。
「それに、あなた身の回りの費用はどうするつもり?」
「それは…なんとか働いて」
「そうなるわね。けど人間の女が就ける仕事は…それこそ魔人に住み込みで奉公するとかかしら」
住み込み…メイドみたいなものか。
「言葉を濁すとそうなるけど、率直に言うとほとんどの場合給料が貰える性奴隷ね」
「うっ…」
「他にもあるにはあるんだけど、やっぱり魔人の国だから。相当能力とコネが無いと就職できないわ。種族を問わずに簡単に就ける仕事となると、日雇いや短時間労働とかの非正規の仕事しかないのよ」
そうなのか…。というか非正規雇用とか日雇いとかの概念がマイナーになってるのを聞く限り、魔国進みすぎでは。
「そうでしょう?あとは…冒険者かしら」
「冒険者?この国にもあるんですの?」
「あるわよ、というか冒険者協会は種族問わないしどの国にも属してない組織だから、普通に人間の冒険者もこっちに来たりするしその逆もあるわ」
「わたくし冒険者になりますわ」
「判断が早いわよ。当然命の危険もあるし、ゴブリンやオークに捕まれば巣に持ち帰られて苗床になるわよ?ゴブリンならまだいいけど、オークの場合太すぎて人間は耐えられないわ。そんな危険が伴う職業だけど…いいの?」
正直冒険者という名前を聞いた段階でほぼ決まってた。
「はい。わたくし、冒険者になりますわ。そうして、いつか世界を旅してみたいですわね」
「全く、強情なのか世間知らずなのか…。それだけ意志が固いなら大丈夫でしょうね。けれど、装備とかを買うにもお金がかかるわよ?」
「うっ…」
「はぁ。私から王都にある酒場の仕事を紹介してあげるから、装備のお金が溜まるまではそこで働きなさいな」
何からなにまでありがたいことこの上ない。
ミリアさんまじ感謝。
その後、モニカさんたちにこのことを伝えるとちょっと寂しそうにしながらも背中を押してくれた。
あとなんか私が住むであろう家に遊びに来る気満々だった。
投稿予約ができていなかった…だと…!?
すみませんギリギリになってしまいました。次回からはまた18時投稿できるように気をつけますm(_ _)m
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