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幸せになろうとしないこと。
幸せが何か、わからない人は多い。
けれど、それも無理はない。
幸せというのは、やりたいことでもなければ、楽しいこととも限らない。
ましてや、誰かと同じ形をしているわけでもない。
人それぞれに違っていて、曖昧で、つかみどころがない。
だから、人は幸せになろうとしても、うまくいかない。
なぜなら、自分にとっての「幸せ」がまだ見えていないからだ。
では、なぜ見えないのか。
それは、知識が足りず、経験が足りず、自分自身を知らないから。
生きるということを、まだ学びきれていないから。
だからこそ——
一日一日を、できる限り全力で生きることが大切なんだ。
その積み重ねの先に、自分だけの幸せがきっと見えてくる……のだと思う。