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第32回 日本語と日本衰退について

 今回は、直接、「日本史」とは関係ない話です。


 ただ、最近よく思うのですよ。


 「日本語、衰退してる」


 と。

 衰退、と書くと大袈裟かもしれませんが。


 私はYou Tubeをよく見ますが、これはテレビと違い、「誰でも発信できる」というメリットはありますが、裏を返せば、「どんなアホでも発信できる」からかもしれません。


 日本語の誤用が多い多い。


 例を挙げると。

①「~しずらい」 → 「~しづらい」

 何故「ず」を使うのか。~しづらい=~しにくい、と考えるとわかると思います。


②「以外と」 → 「意外と」

 意中の外というのが、元々の意味だと思います。つまり、「思っていたことと違う」という意味ですね。そこで「以」を使うのがおかしいのです。


③ことわざの間違い

 これは、本当に多いです。わかった風な口調で、ドヤ顔で言っている奴に限って、間違ってます。You Tubeは世界中に発信されるわけで、間違ってて恥をかくのはその人なんですが。


 他にもありますが省略。


 まあ、これにはスマホが猛烈に普及して、日本人が文字を「書かなくなった」ことが影響してますね。


 昔は、ワープロが出た時、「漢字を忘れる」と言われましたが、そこからパソコン、スマホに代わり、今や国語辞典自体がいらなくなりました。


 ただ、人間は楽をしすぎると、頭が退化します。


 運動と同じで、常に頭を使っていないと、一気にバカになりますし、年を取るとボケます。


 私事で恐縮ですが、私の母が認知症になりましたが、まさにこの現象。「頭を使っていなくて、テレビを見ているだけ」の状態。


 確かにそれだと頭は退化します。


 なので、年を取ってもボケないためには、常に「頭を使うこと」だと言われています。


 幸い私は、日常的にバイクに乗っているので、頭の体操にはなってますし、ゲームをするので、そこでも頭を使います。


 話がそれました。


 まあ、日本語に限らず、言語というのは時代によって変化して、使い方が変わるので、ある意味、仕方がない部分はあります。


 ちなみに「最近の若い者は」という、年寄りが若者に苦言を呈する現象は、相当昔からあったそうです。


 それだけ、年代によるジェネレーションギャップはあるわけです。


 これだけ日本語が衰退しても、じゃあ明日から「英語を使ってね」と言われても、日本人の大半は使えませんが。


 昨今、少子高齢化により、人口が減少する絶望的な未来ばかり取り沙汰されてますが、実は私自身は、そんなに悲観的には見てません。


 何故なら理由は簡単で、今の日本の人口ピラミッドを見ると、70代以上の団塊の世代、その子供の40代~50代くらいの団塊ジュニア世代が、異常に多いのです。


 つまり、彼らが亡くなったら、もっと綺麗な形になるわけで。


 その頃に、日本がどうなっているか、世界がどうなっているかなんて想像できないわけです。


 日本史とはあまり関係ない、未来の話になりますが、人口が一定数減っても、そこから回復する可能性がないとは言えません。


 人口減少自体、先進国ではどこでも起こっていますし、日本の場合は特に政治家の愚策が原因です。


 むしろ今の1億2000万人が、この狭い日本列島では「多すぎる」と感じますが、メディアなどでは絶対にそのことには触れず、「人口が減ったら大変だ」、「だから移民を入れよう」としか言いません。


 別に「人口が減ったら減ったで、それに見合うだけのインフラを整えて生活すればいい」んです。


 だって、つい100年前の大正9年(1920年)の日本の人口は、5596万人だったと言われているわけで、いまの半分以下です。


 ちなみに、日本の人口が1億人を超えたのは、昭和42年(1967年)です。ただ、その時代は、バリバリの高度経済成長期だったので、インフラを作りまくって儲かったというのもあります。


 結局のところ、未来のことはわからないし、何とかなるわけで、イーロン・マスクが言ったように「日本滅亡」なんてことにはならないと思っています。


 もっとも危惧するのは、隣の大陸国家が侵攻してくることくらいですが、その前にかの国は経済が崩壊しそうですしね。

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