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第27回 世界における、日本の友達

 世間では、というか今の内閣もそうですが。


 「日本を嫌いな国と仲良くする」ことに、一生懸命に力を注いでいるように私には見えます。そう。その国とは中国と韓国です。


 こんなことを書くと「ヘイトだ」と言われそうですが、中国は中国共産党が散々スパイ行為をやって日本をおとしめ、尖閣諸島を中国領と言ってます。

 韓国は、日本を敵国認定して、レーダー照射をしたり、勝手に竹島に上陸したりしてます。


 まあ、結局は、日本の政治家の多くが「親中」、「親韓」で、向こうから「金」でももらって買収されているんじゃないか、と私などは思ってしまいます。


 でも、考えてみて下さい。


 世界は広い。


 世界には、上記2つの国のように「日本なんか嫌いだ」っていう態度を示している国ばかりじゃありません。


 では、今回は、「日本のことが好き」な国を取り上げましょう。


①台湾

 これはもう言わずもがなというか。元々、韓国と同じように日本によって「統治」されていたとは思えないくらい、親日ですね。実際に私は、台湾に行ったことがありますが、日本語も一部通じますし、本当に親切です。「日本人だ」と言うと、歓迎されましたよ。

 台湾は、戦前には韓国と同じように、日本人がインフラを整えたんですが、「日本に支配された。悔しい!」って言って、日本製の物をぶっ壊した韓国とは真逆で、台湾では、今でも戦前の日本の建物を改修して使っていたりします。


②パラオ

 パラオは、マイナーですが、南太平洋に浮かぶ小さな諸島国です。有名なのが太平洋戦争の「ペリリュー島の戦い」が行われたことで、当時、日本によって植民地となっていたパラオでは、アメリカが攻めてきた時に、「一緒に戦いたい」と志願してきた現地のパラオ人を、日本兵が「お前らと一緒に戦えるか」と拒否したと言われています。

 ところが、それは「パラオ人を殺させない」ための、日本兵の優しさだったそうで、パラオ人を避難させた後、日本兵はパラオのペリリュー島を守るために、死に物狂いで戦い、その多くが戦死しました。

 それ以降、いやそれ以前からなんですが、パラオは親日だったとか。

 その証拠に、パラオの国旗は日本そっくりの日の丸(色は違います)で、お年寄りの中には、日本語をしゃべれる人もいるとか。


③オーストラリア

 意外かもしれませんが、オーストラリアも親日国です。実はイギリス領だったオーストラリアとは、太平洋戦争で日本は戦争をしてますが、戦後、経済的な結びつきが強まり、今も貿易で強い結びつきがあるのです。

 ワーキングホリデーでオーストラリアに行く若者も多いです。


④トルコ

 トルコに関しては、以前、日露戦争の回の時にも書きましたが、それ以外にもエルトゥールル号遭難事件というのがあります。1890年(明治23年)、現在の和歌山県串本町にある紀伊大島の沖で遭難し、500名以上の犠牲者を出した事件です。

 詳細はここでは省きますが、日本人は、遭難した人たちを救助し、ちゃんと医療を施し、最後には日本の軍艦に乗せて、イスタンブールまで送ったと言われています。

 その辺りから、日本とトルコの結びつきが強くなりました。


⑤フィンランド

 フィンランドもトルコと同じように、ロシアに苦しめられていたので、日露戦争で日本が勝ったことで、喜んだ国ですが。実は面白いことに、フィンランド人というのは、ヨーロッパの他の民族とは違い、「アジア系民族」と言われています。

 隣のスウェーデン語やノルウェー語がインド・ヨーロッパ語族をルーツとするのに、フィンランド語はアジア系で、フィンランド人は日本人に近いそうです。

 ちなみに、フィンランドも一度だけ行ったことがあります。短期滞在だったので、あまり印象がありませんが、確かに言語が明らかにヨーロッパ系ではなかったです。


⑥インドネシア

 インドネシアは、前に別の回でも書きましたが、太平洋戦争で今村均が非常に立派な統治をしていたことで知られています。

 そして、戦後になってすぐ、インドネシア独立戦争のために、現地の日本人が協力して一緒に戦ったという歴史があります。

 そのことを感謝したインドネシア初代大統領のスカルノが日本のことを絶賛していたとも言われています。

 なお、南ジャカルタ市にあるカリバタ英雄墓地。ここにはインドネシア独立戦争で戦って亡くなったインドネシア人が眠っていますが、ここにインドネシア人と一緒に独立戦争で戦って亡くなった、日本人も眠っています。


⑦フィリピン

 他のASEAN諸国と同様、フィリピンも親日国で、主に経済的な援助、いわゆる日本のODA(政府開発援助)や災害支援などが官民ともに評価されており、日本企業の進出も非常に活発です。

 また、アニメや日本食がとても人気なのも親日に影響を与えており、今後も有数の親日国としてあり続けることが予想されています。


⑧タイ

 親日国が多いASEANの中でも、実は最も親日度が高いのがタイです。

 数百年に渡る国同士の友好関係(戦国時代頃から交流があった)により、観光だけでなく、文化面での交流が深いのが親日国である最大の理由かもしれません。

 特にアニメ人気が非常に高く、アニメをより楽しむために日本語を学習するタイ人も多いとか。

 ちなみに、私、タイにも行ったことがあります。


⑨フランス

 ヨーロッパ諸国の中でも屈指の親日国として知られているのがフランスです。

 最大の特徴は、日本のアニメや漫画、いわゆる「ジャパニメーション」の評価の高さ。

 単なるファンを超えた「熱狂的」とも言えるほどのフランス人が多く存在しており、日本への愛は他のヨーロッパ諸国の追随を許しません。

 実際に、フランスには1か月くらいいたことがありますが、日本のアニメが放送されていたり、漫画もフランス語に訳された物が売っていました。


⑩アメリカ

 アメリカを「親日国」認定するのは、微妙だとも言えますが。

 なんだかんだで、国内に米軍基地があり、国同士の結びつきが極めて強く、「親日国」という枠組み以上の関係性があるのがアメリカです。

 日本最大の同盟国であり、経済、文化、食など、ありとあらゆる面で交流が活発。

 2011年3月11日の、「東日本大震災」では、米軍が大規模な「トモダチ作戦」を実施して、被災者を救ったことでも有名。


 ということで、他にもありそうですが、長くなったので。


 だから、個人的にはこうした国々と仲良くした方が絶対にいいと思うのですよ。

 別に中国、韓国と「喧嘩しろ」と言うわけではなく、ある程度、「距離を置いた」付き合いをしつつ、親日国と交流した方が、日本のためには絶対いいと思うのですが。

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