★キャラクターシート ③
注:三章のネタバレを多分に含みます。
三章完結時点での登場人物の解説です。あくまでまとめなので、特にお読みいただかなくとも本編の理解に支障はありません。
・マシロ
バベルのロビーで倒れていた、白い髪と黄金色の瞳を持つ儚げな少女。記憶喪失。
少したどたどしい喋りが特徴。純粋で、口数は少ないがいつもひたむき。記憶はないが基本的なことはできるし、頭もいい。
何故かギルドの勧誘申請が届かず、転移者の位置を表示するイベント中の機能にも引っかからなかったという、NPCと同様の性質を持つ。
ユニークスキルは『凍化陥穽』。目視した敵を数秒から数十秒静止させる。敵のレベルが高ければ高いほど、効力は短くなる。SP消費自体は少ないスキルだが、一度使用するとクールタイムが80秒あるため連発はできない。
現在、リーザの隣室。名を付けてくれたアレン(とリーザ)を特に慕っている。
・シンリ
『ペナルティ鬼ごっこ』のイベントにてアレンと同様最初の鬼に選ばれてしまった、アンラッキーな青年。
黒い髪に赤い瞳、少し猫背気味で撫で肩。これもアレン同様ボーナスウェポンを取り損ねたりと、ややおっちょこちょいで、気弱なところもある。
一人称は俺、敬語気味。
曰く現実世界ではADV——アドベンチャーゲームが好きだったらしい。そのためかクラスは<選択者>というレアなもので、ユニークスキルは二択のうち正解を七割の確率で引き当てる『正解概算』。
本人曰く、目当てのルートに入るため選択肢を選び続けた経験が発露したのだと言っているが、戦闘面では本当に役に立たないし、日常生活でも使いどころはあんまりない。
現在、ユウの隣室。アレンの二個隣。
・シグレ
紺のフードと白い仮面で顔を隠す、小柄の人物。素顔は端整な少女そのもの。
<泰平騎士団>に所属しており、副団長としてちょくちょくよくわからない発言をしたりするジークをサポートする。
アレンとアンティル、双方に現実世界から接点を持つ稀有な人間。
<ガンナー>のクラス。ボーナスウェポンは『クワイエット』、ユニークスキルは『レッドシグナル』。
ちなみにIDはSigunyaN。恥ずかしいので人には言わないようにしている。
何気に第一章から登場していたものの、今回までキャラクターシートで紹介するのをずっと忘れられていた不遇な子。次章でようやく活躍する。
・アンティル
キメラに残留し、エンディングを起こさせないために<ギルド>と<泰平騎士団>と敵対する、<エルピス>の首魁。
体は細めだが背が高く、髪も目も服も黒いしおまけに雰囲気も暗い。二十三歳。
ボーナスウェポンは銀色の振出式リボルバー銃、『ムーンレイカー』。大き目のボディに一条の赤いラインが入っている。さらに左利きのアンティルに合わせ、シリンダーが右側にスイングアウトするという稀な仕様になっている。
ユニークスキルの方は、両腕に黒いもやのような、もしくは影のようなものを纏う『黒箆刮削』。触れた物の耐久値を削る効果を持つ。人体に触れればHPを削るため、掴んで動きを止めているだけで相手を倒すことができる。
・ローリエ
アンティルのことを様付けで呼ぶ、側近めいたセミロングのピンク髪の女。
IDはBay_Leaf。クラスは<フェンサー>で『ブラックレイピア』のボーナスウェポンを持つ。名前通り真っ黒いレイピアだが、ユニークスキルの関係上おまけで鞘まで付いてきた。
ユニークスキルは『絶対観測者』。武器を鞘にしまっていなければ発動できないスキルで、発動後4秒の間一切の攻撃を弾き、なにも受け付けない無敵状態になる。
が、その間他のスキルやアイテムは使用できない。そのため防御スキルに近く、使いづらいスキルではあるが、鬼の譲渡にはこれ以上ないくらい適したものだった。
ナイトシュラウドのスキル名を言うと、なぜかアレンやシグレがちょっと反応する時がある。
・ストレイン
<エルピス>の味方でさえ年齢も本名も不詳の、灰色の髪をした男。そのギラついた瞳と立ち姿は獣を思わせる。身長はアンティルよりも少しだけ低い。
武器を持たない。
サトシを殺した。
・リオネラ
四人組だったパーティの実質的なリーダー。二十二歳。落ち着いた、常に冷静沈着な頼れる男性。
名前の由来はプランクトンの一種らしく、大学では生物や環境に関わる学科に通っていたらしい。
・ポラリス
いかにもなつば広のとんがり帽子をかぶった少女。栗毛色の髪。
まだ十六歳で、高校一年。よく笑うパーティのムードメーカーで、クラスは<魔法士>。『スイングウォーター』の水魔法でアレンのゲロを洗い流したりした。
・エライ
十七歳、高校二年。茶髪の長い髪。
ちょっぴり釣り目の少女で、物言いがややキツめなところがあるが、優しく仲間思いであることはパーティのみんなが知っている。
クラスは<セイバー>で、ボーナスウェポンらしき鏡のような刀身をした剣を持つ。
・サトシ
本名、三村聡。リオネラと同じく二十二歳。赤いマントがトレードマークだった。
直情的で深く考えない性格だが、それについて自覚的であり、信頼するリオネラに指示を委ねて背を預ける。
稀有な<ストライクファイター>のクラスであり、ボーナスウェポンである黒いグローブを嵌めて肉弾戦で戦闘を行う。
ユニークスキルは『赤い航跡雲』。急加速を可能とする技で、アレンのユニークスキルのように素早く移動をすることができる。これを使った前線でのヒットアンドアウェイが彼の戦闘スタイルだった。
エライを庇い、ストレインに殺されて死亡。塵になり消えた。
(今回作中用語集は無いです。新出の単語もそんなにない……はず)




