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爵位について勉強してみよう

 ……うむ。(-_-;)

 苦手だけど、『爵位』について勉強してみよう。


 これね、読む分にはあんまり問題ないんですよね。「貴族社会では常識」とされていることは省かれていて、文章中でいちいち身分とか慣わしとかの説明が入っていることはないですが、例えば

「男爵家のくせに……!」

とかいう台詞があれば、

「ああ、この家より男爵家の方が下なのね」

とか分かるから。


 まぁ、ガッツリ身分差をテーマとしたものとか経済とか政治とかが関わるシリアスドラマ系になると、こういう背景もちゃんと理解して読まないと駄目なんでしょうが、恋愛物とかだとストーリーを追う分にはあんまり問題ないのです。

 もともと事情とか背景はぼんやりと掴んでおいて、ストーリーはキャラ重視で読み進めるタイプなので。


 しかしですね、苦手だと分かってて放置しておくのもなあ。理解出来たらそこで何かネタが浮かぶかもしれません。

 あと、この西洋系のお話ってだいたいコンパクトなんですね。広い世界より狭い世界の方が話ってまとめやすのではないかと思うのです。


 現実世界の方が考えやすいのは、『学校』とか『会社』とか1つのコミュニティ内で話が展開されるからじゃないだろうか?

 でもこれだって、「世界情勢はこうで、だからこの企業と提携して……」みたいな規模になってくると、経済だの政治だの相当知識も必要ですし、話をまとめるのは大変そうです。

 ですので、話を考える練習をするならば、コンパクトな世界観というのは大事なのではないかと。


 ……ということで、今回のテーマは

   『爵位』について調べてみよう!   ひゅー、どんどん。\( ̄▽ ̄*)


   ◇ ◇ ◇


・爵位とは貴族の称号を序列化したもの。

・古くは中国の周にさかのぼり諸侯の封号として爵位が授けられた。

・西欧の貴族称号の訳語としてヨーロッパ・ロシアの貴族についても用いられた。「五爵ごしゃく」あるいは「五等爵ごとうしゃく」、「こうこうはくだん」などともいう。

  (※wikiより抜粋)


   * * *


 ええええええっ!!Σ(゜o゜;)


 てっきり、これは西洋発のシロモノで、日本語を当てたら「伯爵」とか「男爵」になるんだと思ってた。

 違うんだ! ( ̄Д ̄;)(←どれだけ世界史に疎いのか……)


 それでですね、古代中国の『夏王朝』時代(紀元前1900年-1600年頃)には、この『五爵』はあったそうです。

 いや、びっくりだ……。


 そして、一口に『爵位』といっても、中国の他に日本の華族、琉球王国、朝鮮、タイ、カンボジア、マレーシアと国によっても様々。

 とりあえず、『異世界恋愛』でよく見る西洋系を調べてみよう。(・_・;)


   ◇ ◇ ◇


・ヨーロッパでの爵位は、一定の行政区域を担当する官職が世襲化されたもの。

・単に家系に対して与えられる「名誉」「格付け」などではなく、爵位が担当する地域に紐づけられたものである。

・ヨーロッパでは所領が複数あるため、1つの家が複数の爵位を持つこともあり得る。最も重要な爵位以外を嫡男以外に分け与えることもある。

(※wikiより)


   * * *


 はぁ、なるほど……名誉職ではなく、管理職なんですね、れっきとした。

 そして物語において「領地経営が云々」という話が出てくる理由が分かりました。国王が企業のトップだとすると、爵位持ちは子会社のトップなんですね。


 ……というより、日本の江戸時代で考えればいいのかな。

 日本は各藩に分かれていて、江戸幕府は直接各地を治めている訳ではない(直轄領はあるけど)。ただし各藩を厳しく管理していて、無許可での婚姻や築城を制限したりしている……。

 

 あら? 江戸時代の場合、藩から幕府に上納金を収める、とかはなかったような。

 国王と貴族はどうなんだろう?(・_・;)


 だけど、時代にもよるのかな。平安時代だと、国司から一定額を国に納めていたはず……。

 それと同じで国と時代によって違うんでしょうね、きっと。

 つまり創作物の場合は、作者の設定によるのかな。


 ……ちょっとその辺はいったん置いておこう。( ̄- ̄;)


   ◇ ◇ ◇


・爵位の序列は『公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵』。


   * * *


 そうそう、これを知りたかったんですよ。男爵が一番低いらしい、ということは何となく知っていたのですが。


   ◇ ◇ ◇


・他に『辺境伯・準男爵・勲功爵・士爵』もある。


   * * *


 …………。( ̄△ ̄;)

 辺境伯は、何か聞いたことあるよー。どこでかは全然思い出せないけど。

 でも勲功爵は初耳ですね。

 これだけちょっと気になる……。


   ◇ ◇ ◇


・勲功爵(Knight)

 中世において勲章の授与に伴い王室または教皇から授与される栄誉称号。


   * * *


 ん? 士爵も「Knight」になってるけども? (・_・;)


   ◇ ◇ ◇


・勲爵士

 勲功爵、騎士爵、士爵、ナイト爵などとも訳される。(※ニコニコ大百科より)


   * * *


 一緒かーい! \( ̄□ ̄;)

 なお、ナイトに叙任された男性は Sirサーの敬称をつけて呼ばれるらしい。

 何か、テレビで見た人の略歴とかで「Sirの称号を与えられた」とかあった気がするのですが、これのことだったんですね。

 で、これは『栄誉』であって貴族として扱われる訳ではないようだ。


 さて、五爵についてはそれぞれ由来や意味があるみたいなんですが、ちょっと疲れちゃいましたね。

 という訳で、次回に続くー。d( ̄▽ ̄;)

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加瀬優妃は現在「リサイクル活動」というものをやっております。
よろしければ活動報告を読んでみてくださいね。週3ペースで営業いたしております。
― 新着の感想 ―
[一言] >古くは中国の周にさかのぼり諸侯の封号として爵位が授けられた 宮城谷昌光先生の古代中国ものを読んでみるといいと思います。 とても難解ですけれど、読めるようになるとおもしろいと思います。
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