プロローグ
へたくそで、適当でもろに自分の独断でやってます。
豆腐メンタルです。
誤字脱字がたくさんあり文章もおかしい前提でおねがいします。
他作品、停滞してるのはそのうち時間できたらやりたいです。
週一回更新したいなああ
「で、お兄さん、どうなのかなあ?こんだけ女の子と飲み食いして、ギャンブルしてさあ」
「借金しまくった割に、返すの雀の涙じゃねえか!おい!」
俺は今二人のごろつきに凄まれている。
原因は就職してから誘われて行った飲み屋での借金のことだ。
派手に遊んだので金が足らずに、ついつい借金をしてしまった。
はじめは、いいからいいからと優しげだった二人なんだが、ここに来て返済の催促をしだしたのだ。
「お兄さんはこの国をささえる。国家資産管理局の人だ。よほどのエリートなんだと思うから今日まで気持ちよく遊んでもらおうと、催促しなかったんだが、これだけやられると困るんだよ」
「場合によっちゃあ、職場訪問ってのもするかもしれねえ」
「い、いやそれだけは勘弁してください」
俺は必至でごろつきに頭を下げて頼んだ。職場にばれたくはない。
「それなら、いい方法があるですけど、どうですか?」
ふいに奥から男は出てきた。
ごろつきどもが頭を下げたところを見ると、こいつらのボスらしい。
「ど、どうすれば、、」
「あなた様が働いている国家資産管理局の情報を、ほんの少し流してくれるだけでいいんですよ」
「そ、そんな、、国家の機密を漏えいしたら、、」
俺はがくがくと震えながら拒否しようとした。
「ちょっとでいいんですよ、そしたらこの莫大な借金はチャラで、おこずかいをこちらから差し上げます」
「もしかして、俺はハニトラされたのか、、」
茫然と呟くと、ボスはいい笑顔で笑いかけた。
「あんたに残された道は命で支払うか、俺たちのために働くかしかないんですよ」
俺が了承の返事をしょうとしたときにそれは起こった。
轟音と共に俺たちがいた飲み屋の奥まった部屋の扉が吹き飛ばされ、どどっと人がなだれ込んでくる。
「国家治安維持局だ!おまえらを禁止薬物密輸の容疑で取り締まる!」
黒い服に黒いヘルメット国家治安維持局の取り締まりだ。
なんてこった、アホな奴らは薬にも手を出してたのか、これで、これで終わりだ。
俺が、これまでにがんばって築いたものが、一瞬で崩れさった。
ボス同様つかまりながら、俺はこれからの自己保身を考えたのだった。
俺は実は転生者だ。
ラノベによくある日本からの転生組だ。
転生ってファンタジーですごく夢あふれる剣と魔法の世界が定番だよな。
まさにここはそうだった。
そう、何百年前までは中世ヨーロッパ的な、剣と魔法と勇者や悪役令嬢の世界だったんだ。
しかし、100年に一回くらいやってくる転移勇者や、潜在的に何人いるかは謎な高位貴族に生まれた転生者によって、発展させられて、今は俺の死んだ前世とあまり変わらない文明になってる。
魔法はあるが、近年大規模な魔法を操れる者が減り、生活の小さな魔法を使えるくらいが平均的だ。
さすがに王族や貴族はある程度使えるが、グレネード弾装備の一個小隊とでは負ける。
つまり最近平和続きなのと、生活向上とともに薄れていったわけだ。
大魔法を操るのにもすごい血と涙の努力がいるからね。
だが、魔物やらダンジョンは普通にある。
魔物は資源になるかと狩とってばかりいたため、絶滅危惧種が出てきたので飼育している。
ダンジョンも資源になるので、今や国家は管理する時代になった。
そう俺は栄えある国家資源管理局の職員なのだ。