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懺悔

作者: amakawa saiji

自分が悪くて、相手は挽回するチャンスをくれたのに素直になれずふざけてしまった。

そして無くなった。

 「後悔先に立たず」なんて言う言葉があるが実際は「後悔」と言うやつはしてみてからでないとわからないことの方が多い。

仕事帰りに友人と楽しく会話をしていて、ふと相手の気に触ることを口走ってしまう。

「今謝れば許すよ」

相手に急に真顔で問いかけられた。

「sorry boy」

僕も真顔で謝った。

「わかった、そっちがそのつもりならもういい。君ってそういうやつだったんだね」

相手は怒って先に帰ってしまった。

僕をその場に残して。


 それっきりその友人とはまともに言葉を交わしていない。

あの有名な通話無料のアプリを使い連絡をしても既読もつかない。

今になってじわりじわりと後悔している。あの時素直に謝っていれば良かった。

そんな風に「後悔」って時間が経たないとわからない時がある。


 どうすれば「後悔」と言うやつから逃れられるのか?

 それはたくさん後悔して後悔と言うやつへの免疫をつけるしかないと思う。

 生きていれば色々な要因で後悔したり、させられたりする。

 後悔に苦しめられるのはその行為になれていないからだ。


 仕事帰りの友人との会話で大切だった(僕だけが一方的にそう思っていただけかもしれない)友人を失くしてしまった。その事実を受け入れるのに1ヶ月くらい掛かってしまった。後悔するという事に慣れていなかったからこそそうなったときに色々と悪い方へと考えてしまいますますと悪い方向へと発展していく。

 だから僕はもっと「後悔」する様な出来事をたくさん経験していきたい。

 誰かは言っていた。

「しんどいのは一瞬。後悔するのは一生。たとへその後悔が消えないとしても自分らしく前へ進みたい」

 僕も同意見である。


                         〜終わり〜


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