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転生する魂たちへ  作者: 澄井野花
1転生
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4.血泥の戦場に味方は三人、そして孤独に眠る夢を見た。 by篠原萌葱

短くなりました。ごめんなさい。投稿するのがとても遅くなってしまいすみません。

吸い込まれた先は戦場だった。

アミアと戦った時に使った戦い方が通用しないくらいの大量の敵。


切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。切る。


無尽蔵に湧いてくるはずの魔力がカスカスだ。


それ故に、大量に切れるはずが一人づつしか切れない。


疲労、空腹、まともに作戦もない。

少数精鋭なんて唄って、実際は人造兵器三人。


食糧がない、休めない、敵が多過ぎる。


グサ。


脇腹に剣が刺さる。


血が流れる。しかし、全身血だらけでは傷ついて血が流れても気づかれにくい。


ユースティアの回復が追いつかない。

ルビエラの張った防壁が崩れた。

エスマ、私が崩れたら、ダメだ。

憎い、グリサンドラ皇国がとてつもなく憎い。


脇腹の傷から血がドバドバ流れる。立てない。

死体だって、向こうにはいい資料になってしまう。

考えろ、考えろ。

「ルビエラァァァァ!!!私を封印をしろォォォォ!!!」


女から漏れた言葉とは思えない。


「ふざけるな!さっき、ユースティアを封印したばっかだ!!!ボケェェェェェ!!!!」


こちらも似たようなもんだな。


「うっるさーいぃぃぃぃ!!!こっちとりゃ、脇腹切られて内臓やられたわ!!!ユースティアがいないなら、私は死ぬ!!!死ぬ前に一矢報いさせろ!!!!お前の退路を確保してやるから!!!」



私は最後の気力と魔力を振り絞ってワープゲートを作った。


「バカァァァァァ!!!!!!」


私は封印された。





何年待っただろうか。



地上に出られるとは思っていなかった。






やっと出られたのだ。





迷宮(ラビリンス)の外に…

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