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 美形同僚にご飯に誘われました、林弓加です。

 偶然見かけた一歳下の同僚、奥山航氏に少年漫画好きと看破されてしまった女です。




 ‥‥‥なんてこった。




 そして、今はなぜかお手頃ハンバーグ専門店に来ています。高そうなお店は固辞しました。だって、奢る気満々な雰囲気だったので。

「林さんは青じそハンバーグ?」

 と首を傾げられた。

 その疑問形はなぜ?

 昔から私はチーズバーグ一択です。

 そう答えると、目の前の同僚はあからさまにしょぼんとした。そういえば、青じそハンバーグ一択の元友達がいたな。彼女は元気だろうか? 興味ないけど。




 食事を終え、食後にコーヒーを頼んで元地元の話などをする。

 大学を卒業すると同時に、私は上京をした。就職活動はとにかく地元から離れるを目標にしたのは親には内緒だ。

 その親も二年前に父親が仕事の都合で上京してきているため、地元は元地元になった。

 ただ懐かしいと感じるだけの地域の話に、ついつい笑顔が零れる。


 ―――笑えるくらい過去になっていると実感して、ほっとした。


 東京に出てきて思ったのは、赤みそが手に入らない、だよね。

 そんな、主に食べ物話に花を咲かせてみる。

 それから、彼は遠い目をして自分のことをぽつぽつと語り出した。

 ‥‥‥要約すると、彼はその『彼を救った彼女』を私と勘違いしているのだろう。

「私じゃ、ないですよ」

 そう告げれば、彼は眉根を下げてまたもやしょんぼりとした。

 わかりやすい。

 東京の、とある会社のとある部署で、同僚が同郷の上、同校出身ってだけでも凄い偶然なのに、そこまでの偶然が重なればそれは“奇跡”と呼んでも過言ではないだろう。

 ちなみに、私は奇跡や運命という言葉が大嫌いです。

 あの、努力を踏みにじるかのような単語がムカつくのです。

 コーヒーに二杯砂糖を入れた上にミルクも入れた物を飲む彼を、私は見つめ返す。


「そんな、所謂いわゆる奇跡みたいなことがあれば、そりゃあ素敵でしょうけど、頑張ったのは奥山さんですよね? 解放されたらどうですか? そんな言葉から‥‥‥まるで呪いです」


 その言葉の数々は、目の前の図体だけでかい『少年のような青年』を確かに救ったのだろう。

 だが、いい加減に自由になればいいのに。

「たぶん、その言葉を本当に言ったらしい人物と連絡は取れると思います‥‥‥でも、彼女はもう結婚して幸せだと思われるので、私はしたくないです」

 自分の言い回しに、自分で笑ってしまう。


 友達だった彼女。

 今は、たぶん結婚して幸せであろう彼女。


 そう、彼女は私にとっては過去の人だ。


 離れてからもずいぶんと捕らわれてしまっていたが、もう解放されたい。

 あの、私の『恋』への幻想を打ち砕いた女を。






**



 高校一年の頃、生まれて初めて好きな人ができた。

 初恋が高一なんて遅過ぎるかもしれないが、あまり他人に興味を抱かない私からすれば、誰か二次元以外の人間を好きになることができるなんてと、嬉し過ぎて浮かれていた。

 だから、その浮かれ気分のまま彼女に報告というか相談というかをしてみれば‥‥‥数日後、そのバイト先の先輩の車の助手席には『彼女となった』彼女が乗っていた。

 あの衝撃をどんな言葉で表せばいいのか、未だにわからない。


 裏切り者‥‥‥人を好きになるのに、早い遅いなんてない。だって、人の心は自由だから。

 どうして相談してくれなかったの‥‥‥恋心を他人に相談する必要なんてない。

 なんでその場で言ってくれなかったの‥‥‥言う必要なんてあるの?


 考える端から脳が否定文を打ち出し、私はただただ呆然とするしかなかった。

 そして、呆然としたままバイトを続けていたら、半年もしないうちに彼女は『私の初恋だった人』をあっさりと捨てた。

 そして、また同じバイト先の男性に手を出した。その人とは一年くらい持っただろうか‥‥‥恋多き女を演じる彼女は、まるで装飾品のように男性を取っ換え引っ換えしながら学生生活を送った。

 大学生ではなく、高校生が。

 受験勉強に集中していた私はそれを横目に、知人以下の友達という不思議な存在になった彼女と当たり障りのない話ばかりしていた。

 心の中では、最大限に馬鹿にしながら。

 高校生のバイトを雇うような店の社員なんて、将来性がないじゃない。

 そう、下に見て、なんとか心の中の闇を押さえようとしていた。

 思春期の子供の私。


 私だったら、友達から誰かを好きだと言われたら、自分がその人のことを好きだったとしても、黙って告白なんてしない。

 もしも告白したとしても、ちゃんと付き合うことになったと報告する。


 なぜ言ってくれなかったの?

 どうして?


 笑ってしまう。


 恋をしていたのはバイト先の先輩ではなく、彼女へのようだ。

 いや、実際の気持ち的にはそちらのが強い。

 どうして裏切ったの?

 どうして言ってくれなかったの?

 それを言ったら、私が怒ると思ったの?

 私はただ、あなたと好きな人について語ってみたかっただけなのに‥‥‥

 可笑しくなる。

 そう、彼女にはという存在はその程度なのだ。

 軽んじられて、馬鹿にされて。

 私から声を掛けるから、答えてくれる。

 自分には価値がないのだと、教えてくれる彼女。

 でも、確かに高校生の頃には憧れだった彼女。

 彼女が絡んでから、私はひねくれてしまった。じれてこじれてヨレヨレになって、素直に誰かの感情を受け取ることも、正直に自分の感情を話すこともできなくなってしまった。

 一歩引いて、この人も裏切るのだと心構えながらやり取りをすることに慣れてしまった。信じても、裏切られるのは前提でいるから傷は浅いはずだと。




 笑ってしまう。

 無限ループだ。




 たった一人の友達に『友達だと思ってなどいない』という現実を突き付けられただけで、私はこんなにも脆くなってしまった。

 じゃあ、本当に好きになったら?

 その人に裏切られたら?

 浅い友達にさえ裏切られて、こんなにもまだ傷が癒えていないのに、深く愛してしまった人に裏切られたら、私は壊れてしまうのではないだろうか。

 アホみたいだ。

 結局、私は彼女に問えなかった。

 ―――あなたにとって、私は友達なの? と。

 きっと、嫌われていたんだろう。そう思えれば楽なのに。

 たぶん‥‥‥それ程、私に興味がなかったんだろう。

 手に入りそうなおもちゃを横取りされそうになった。じゃあ、先に手を付ける。それくらいの、幼稚園児が砂場で遊ぶ順序を手に入れるくらいの軽い気持ちで、私が好きだった人に彼女は黙って告白をしたと思われる。

 考えれば考えるほどわからない。

 彼女は、人間だったのだろうか?

 恋する乙女とは、幼稚園児並みの知能の凶暴種なのだろうか。











***



「うーーん、林さんは、エジソンとか孫子とか本田宗一郎とかあいだみつをとかに恋をする?」

「‥‥‥へ?」

 突如聞こえてきた不思議そうな声に顔を上げる。

 目の前では奥山さんが笑っている。

 彼は、彼女じゃない。

 私はゆっくりと二回瞬きをして顔を上げた。

 ―――彼女じゃない。

 まだ、奥山さんは私を裏切っていない。

「確かに、今もほとんどの台詞を覚えているくらいだけど、でも、それはあの人の『言葉』に力があっただけで、彼女自身に魅かれたわけじゃないんだと‥‥‥今なら思う。人間だもの。みたいな感じ」

「ぷ」

 その言い回しに笑ってしまう。

 笑って、息を吐くことで、心の薄闇がリセットされる。駄目だ、未だに彼女のことを思うと心の闇が増殖される。自分が価値のない人間だと晒されているようで、息が止まりそうになる。

 もう二十七歳にもなる、いい大人なのに。

 親子関係は円満で、彼女以外の友達はやさしくて、高校から続けていたバイトも彼女以外は平和で、大学も、仕事も、取り立てて荒波が立たなかった。

 そして、恋と濃い友情からは逃げていた。

 そんなぬるま湯みたいな生活をしていれば、ちょっとした波にも弱くなる。精神面が豆腐どころか『おから』のようだ。

 でも、鍛えられていない精神が、いきなり年を取れば強くなるなんてあり得ない。

 それを考えれば、失恋は若いうちにするべきという年寄りの言葉は正解なのだろう。私は二度としたくないけれど。

「会ったら、夢見てる分、幻滅するだろうし‥‥‥林さんがそんな顔をする人だから、きっとロクでもない人なんでしょう?」

「エスパーか!!」

 二度目の言葉に奥山さんはくすくすと笑っている。

 彼は普段から寡黙だけれど、話を聞いてる姿は穏やかで聞いてもらえていると思える、聞く姿勢が上手な人だ。

「林さんは、ちょっと表情が硬いけど、よく見てればわかるよ」

「タラシか!!」

 この人といると、お笑い芸人になった気分になる。

 ツッコミが求められます。

 少し大きな声を出して、反対に落ち着いた。



「‥‥‥あー、肉食系女子だね」



 自分で言って、すとんと落とし込めた。

 心の中に。

 そうだ、肉食系動物が獲物を逃すわけがない。

 いくら同じテリトリー内で生活するその他のメスが狙っていたとしても、それくらいで諦めるような捕食者ではないのだ。

 あーーー、そーですねーーー。

 うん、納得した。

 私に言う訳がない。

 落とせそうなのに、他人に譲るわけがない。

 欲しいところだけ奪って飽きたらポイ。ハイエナが後から食べる分には構いませんよ、ということなのだ。

 私は、ハイエナ扱いをされて無意識に怒っていたのかもしれない。

 生態を調べれば、ハイエナって凄いけれど。

 言霊ことだまの力って凄い。

 『肉食系女子』という言霊は、長年燻っていた私の心の中をあっさりと振り払い、驚きの吸引力で心の換気扇を綺麗にしてくれた。

「肉食系女子ですか」

「肉食系女子です」

 二人して繰り返す。

 高校生の時のバイト先はスーパーだった。バイトから社員になった人も多くて、彼女と私は大学生になっても続けていた。流石に曜日はずらしていたし、会ってもちょっと挨拶くらい。大学生になった彼女はコンビニに、都市部のショップ店員と三つバイトを掛け持ちしていたから、会うことはほとんどなかったけれど。

 あのファミレスで長く語ったのは、本当に珍しいことだった。

 半年に一回くらいの頻度であんなふうに呼び出されて、楽しい話とか好きな本の話とかされると、ついつい彼女を信頼してもいいんじゃないかと期待して、また軽く扱われて苛々して‥‥‥まるで、猫科の動物の気紛れに振り回される飼い主のようだった。

 動物の心は縛れない。

 それは、人間だってそう。

 私は目の前のぬるくなってしまったコーヒーを飲み干した。

 お腹が減って堪らなくて、今にも食べられそうという瞬間に話し掛けられたら、そりゃあ、誰だって無視をするだろう。いや、誰だっては失礼か。だいたいの人がおざなりな対応になるだろう。

 ソーサーにカップを戻す。

 ごちそうさま。

 やっぱりチーズとハンバーグの相性は最高だ。さらに食後のコーヒーがあれば、満点だ。




 私の目から、高校一年生の時の涙がポロリと零れた。











****



 いきなり泣いた私を見て、奥山さんは超絶驚いていた。

 こんなふうに慌てる彼を、会社の同僚は知らないだろう。それに笑ってしまう。

「ちょっと‥‥‥私には、彼女は地雷なので、思い出したら泣けてきました」

 テーブルにある紙ナプキンで涙を拭い、笑みを浮かべる。やっぱり言霊って凄い。『地雷』って便利な言葉だ。あまり多用はしないようにしているけれど。

「地雷?」

「奥山さんには恩人かもしれませんが、私には歩く災害だったんです」

 ははっと笑い飛ばす。

 自分が大事な肉食系女子。あーー、思い出すと彼女が仕出かしたあれもこれもそれも芋づる式だ。

 よく、こんなに迷惑しかかけてこない奴と友達やっていたな。

 自分に吃驚だ。

 さっさと見放せばよかったのに、高校生の自分。

 でも、好きだったんだよ。

 彼女の行動力は憧れだった。

 明るく朗らかで、あんな人になりたいと無表情なりに思っていた。

 高校生で人格者なんて、そうそういない。

 私にも欠点は数多くあったし、彼女にもたくさんあった。ただ、それだけ。

 ―――初恋だった人の、姿、形はあまりはっきりとは思い出せない。

 そういうこと。

 友達相手の場合は失友?

 そんな日本語はないな。いつか、この感情を表す日本語が現れるだろう。きっと。

 私にとっては裏切りで、彼女にとっては捕食前の狩りの手段。

 きっと、彼女は、何度でもやるだろう。相手が私でなくても、どれだけ仲がいい人でも‥‥‥そうでなければやりきれない。

「へー。確かに変な人だったもんな」

「ぐふっ」

 変な音がしたが、なんとか飲み込んだ。

「へ、変な人?」

「だって、架空の人物の将来を普通はそこまで心配しないでしょう?」

 あーー、確かに普通の人は ソ ウ デ ス ネ。

「ソウデスネ」

 変な人。

 彼女は変な人。

 友達が好きな人に、平気で告白できる変な人。

 その後も、悪びれることもなく普通に友達付き合いをできる、変な人。

 いきなり呼び出して、架空の人物の将来を熱く語る変な人。

 肉食系女子の変な人。

「‥‥‥奥山さんのこと、月曜日から『みつを』って呼んでいいですか?」

「え? 辞退いたします」

 即答です。

「じゃあ、みっちゃんとか」

「せめてこうちゃんと呼んでください」

「へ? 同僚が会社で急にちゃん付けで呼び出したら、あらぬ疑いを招きますよ。面倒くさい」

「本音はもうちょっとオブラートに包みましょうよ、林さん!」

 あ、初めて奥山さんがツッコミに回った。

 それに笑ってしまう。






 笑えることに、ほっとした。











*****



 ハンバーグを強引に奢られた後、じゃあお礼にと携帯のメールアドレスと電話番号を聞き出された。

 同僚で同グループとはいえ、業務に必要がなければ携帯アドレスなんて教えません。

 会社内では普通の態度なのに、スポーツジムでは甘い笑みの変な同僚。

 私の曜日に合わせても来て、終わった後にお茶したり御飯したり。


 奥山さんは、普通の兄ちゃんだ。


 精神面では高校生だが。

 変なところで潔癖症で、彼がうちの会社の肉食系女子と付き合ったりしたら、きっとあっという間にボロボロになってしまうだろう。

 わからないままに、交際して三ケ月でネックレスとかペンダントとか指輪とかピアスとかキラキラした装飾品を強請られることだろう。

 そういえば、彼女が結婚する前、別の友達に婚約指輪を見せびらかして「センスが悪い」と酷評していたと聞いた。

 今思えば、それを私に吹き込んだ友達も性格が悪い。

 類は友を呼ぶ。

 変な人の彼女には、私とか、吹き込んだヤツとか、変な人が集まるのだろう。






「林さん、付き合おう」

 ゴールデンウィークの半ば頃、家でゴロゴロしていたらメールでスポーツジムに呼び出された。その帰りの駅近くの公園での剛速球。

 奥山さんは、高校生メンタルの普通の兄ちゃんだ。

 私みたいなひねくれ者にはもったいない。

 でも、彼は私をまだ裏切っていない。

「私、きっと面倒ですよ」

 私の言葉に、彼は小首を傾げた。

「比較対象がいないから、面倒かどうかはわからない」

 確かに。

「だから、面倒じゃないよ。きっと。でも、どっちかというと、俺のが困った人かも。今まで誰とも付き合ったことがないから、わからないことだらけだ」

「私も、比較対象が漫画と小説だけだから、一緒だよ」

「じゃあ、初めて同士でよかったんじゃないかな。お互い相談しながら付き合えばいいと思う」

 さらりと、私たちの年頃の割には重大な問題をプラス思考に差し替えた。童貞と処女のお付き合いですよ。通常は大問題なはずです。

 凄いよ、この人。

「俺、林さんのことが好きだ。特にすっぴんの弓加さんがいい」

 初めて言われたよ、そんなこと。

 なんだか笑ってしまう。

 すっぴんを晒すなんて、高校生以来だ。

 じゃあ、気持ちだけでも高校一年生の春に戻ろう。あの時の、恋に憧れていた高校生メンタルに戻って、奥山さんに向き合ってみよう。

「まだ、いいなって思うくらいだけど‥‥‥それでよければ」

 心臓が煩い。

 胸がぎゅうぎゅうする。

 見上げれば、ぱあっと効果音が背後に描かれているような満面の笑み。

 ああ、高校生の頃に、あの人に先に告白していればこういう未来があったのだろうか‥‥‥いや、ないな。彼女を選ぶような人だったから。

 ‥‥‥もう、乗り越えよう。

 捕らわれているのは私だけ。

 私が、私に、呪いを掛け続けているのだ。

「うん!!」

 満面の笑みのまま、奥山さん‥‥‥航さんが何度も頷く。首がカクカクと動く郷土人形のようだ。

「裏切ったら、殴り倒します」

「大丈夫。ホウレンソウは上手だって高橋課長に褒められたことがある! あと、裏切り方を知らないから安心して!!」

「ぷ」

 この人は、本当に高校生メンタルだ。可愛い。



 パキン!



 どこかから、冷蔵庫から取り出したばかりのチョコレートを割るような音が聞こえた。




 そして、夢中になりたい男性に、そっと手を差し出した。








>>続く










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