プロローグ 物語の始まり①
新連載です。
ネタ帳が見事なまでに紛失してしまい、続きが書けない代表作の方も読んでくれたらうれしいです。
『6人の幼馴染み』という作品です。(2025年9月1日現在)
ー俺は今日、あいつとの因縁にケリをつける。たとえこの命が尽きようとも。
亡き友人との約束を果たすためにー。
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はるか昔、此岸の北海道で、連続殺人事件が起こった。半年うちに全6事件を全て起こし、犯人は最後の事件にて犯行時にミスを犯し、最後の事件から1週間も経たないうちに、逮捕された。最初の事件は、札幌で起こった。被害者は、16歳の女子高校生で、包丁で胸を1突きされ死亡、即死だったという。犯人を指し示すものもなく、最初の事件は未解決のまま幕を閉じた。2つ目の事件は、砂川にて起こった。被害者は、14歳の男子中学生で、死因は絞殺であった。1回目の事件と同一犯である可能性が示唆されるも、そこから先の進展はなく、2つ目の事件も未解決のまま幕を閉じた。3つ目の事件は、旭川で犯行が行われた。被害者は、たまたま実家に帰省していた19歳の女子大生が、首を吊って死亡した。警察は、2件目と同様に、首に吉川線が残っていたため、殺人事件として捜査したものの、この事件でも犯人の手がかりを掴むことができず、この事件は自殺として処理された。続く、4件目と5件目も同じく旭川で行われ、大学で3件目の被害者と同じグループに所属していた女性たちが、包丁で胸を1突きされ死亡した。少し期間が空いた後、6件目の事件が阿寒で発生した。被害者は11歳の女子小学生で、包丁で首の頸動脈を切られ、出血死だった。しかし、この事件には偶然にも目撃者がおり、その証言によって、犯人は逮捕された。犯人は、大学一年生の男子生徒だった。犯行の動機は、自分をいじめていた6人への復讐と、人の死ぬ姿が見たいという欲求からだったと自供した。事件の際も、6人とも当時自分がいじめていた相手ということもあり、顔見知りであることと、いじめ相手ということも相まって、簡単に殺せたと言っていた。いじめの内容が、1つ1つは小さな額であったが、総額にすると1000万円を超える高額な金の要求や、日常的な殴る・蹴るの暴力を行っており、情状酌量の余地もあったが、犯行動機の1つがサイコパス的なものであることも相まって、地方裁判所による1審の死刑判決で、刑が決まり、約1年後には、刑が執行された。このことは彼岸でも話題となっており、死者裁判では地獄か大地獄かどちらに行くかが話し合われた。結果は大地獄送りとなり、その後の青年を見たものは、刑務所の管理人を除き、誰一人としていなかった…。
この事件が起こったのが、1976年11月20日のことで、その30年後の2006年7月8日に事件が起きた。例の殺人犯が自身が閉じ込められていた牢獄を脱獄し、封印されていた呪具『幻影の正方形』を使い、現世へ降りていくという大事件が。
ちょくちょく改稿が入ると思いますが、ご了承願います。
続きはゆっくりと投稿していきます。




