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青春という名の撮影現場で、四人の女神と映画を紡ぐ

作者:雲原 琉璃
映画研究会――そこは、大学生活の終盤、まだ「別れ方」を知らない僕らが、何かを残そうともがいていた場所だった。

中務湊、大学3年。どこにでもいるような普通の学生で、決して主役タイプじゃない。
だけど、気づけば僕のまわりには、「面倒だけど目が離せない」4人の女性が集まっていた。

常にハイテンションで、笑顔が太陽みたいにまぶしい――日辻遥香。
理屈屋で、言葉がナイフのように冷たい――神戸真知子。
カメラを手放さず、蚊の鳴くような声で話す――朝永玉理。
そして、みんなの生活をそっと支える“お母さん”的存在――篠宮澪依。

本来なら交わることのなかった僕たちが、
一つの映画をきっかけに、ぶつかり、笑い合い、走り出した。

混乱して、言い争って、時には空回りもする。
それでも確かにあった――あたたかくて、リアルで、かけがえのない時間。

僕らがカメラの向こうに残したのは、
「まだ大人になりきれない僕たち」が、青春の最後のひとしずくを燃やした軌跡だった。

傑作じゃなくてもいい。
これは、僕たちだけの映画なんだ。

――映画で、青春を織りなそう。
プロローグ
2025/07/15 18:11
第一章
01
2025/07/16 13:03
02
2025/07/17 01:10
03
2025/07/17 16:53
04
2025/07/19 02:02
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