訓練の賜物さ!(CV:大川透)
続きですが、前話にも書いた通り、弓をメインに使っておりました。
しかし、それだけを使っててもちょっと飽きてくるんですね。
そこで、気分転換にライトボウガンも使ったりしてまして。
弓は言わば快適な新築の新居のようなもので、ライトボウガンには実家のような安心感がありました。
『あ~、これこれ、この感覚だよ、懐かしい。扱いやすさは変わらないなぁ』
ライトボウガンもやはり馴染むんですよね。
ボウガンだからこその楽しさもあるのですが、これはまた今度。
ハンターランクも上位まで上がり、クエストもどんどんこなして、すっかりモンハンにも慣れた頃、訓練所で貰える頭防具のピアスが欲しいなと思ったんですよね。
○訓練所にて
訓練所と言うのはその名の通り、武器に慣れさせるために決められた装備やアイテムだけで、モンスター討伐をさせられるわけですよ。
一つの訓練毎に選べる武器種の選択が五つあって、例えば剣、双剣、ランス、狩猟笛、ヘヴィボウガンが使えるとする。
そして選んだ武器でクリアすると、クリアした武器のアイコンに印が付く。
つまり全ての武器をクリアしないと、真にその訓練をクリアしたとは言えないわけです。
得意な武器が無いこともあるし、苦手な武器が入っていることもある。
一つの訓練に付き、五回のクリアが必要です。
そんな訓練がたくさんあるわけなんですが、オールコンプリートすることで貰える防具が目当てのピアスです。
このピアス系、装備すると見た目は頭防具なし状態の素顔になるので、『この頭防具、見た目が気に入らないから、ピアスにするか』という風にも使えますし、訓練所で貰えるピアスは強力な能力が付いていたんですよ。
それまでは、とりあえず得意な弓とライトボウガンが使える訓練だけクリアしていましたが、オールコンプリートするからには避けて通れません。
○訓練所に通う日々
やぁ、苦戦しましたよ。
動きが軽い武器なら対応しやすいので、慣れないながらもそこそこ善戦は出来てたかなと思います。
様々なモンスターと戦う内に、どんどん攻撃の仕方を覚えていって、楽な方でした。
問題は重量がある武器で、とにかく動きが遅いので、戦い辛いのなんの。
攻撃するモーションが長いとか、攻撃中は動けないとか、敵との距離の詰め方・離れ方にさえ苦戦し、
特にランスやガンランスは重い上に動きが別物なので、ずっと慣れませんでした。
更にですよ、相手の動きが早いとかサイズが小さいと、攻撃がなお当て辛い。
もうランスやガンランスなんて、防戦一方、下手すると守りすら覚束ない。
守りの硬さがウリの一つのランス系ですが、いっそのこと、武器を仕舞って逃げ回った方が余程安全です。ステップまじむり。
キリンとかラージャン相手だと、翻弄されっぱなしで、新米ハンターみたいな動きしか出来ません。
友人はランスを得意武器の一つにしていましたが、いやぁ、これは無理だなって思いました。
ランスもガンランスも、訓練クエストの使用可能武器に入ってると憂鬱な気分になったものです。
もちろん得意武器では採取を殆どせずに一発クリア出来たとしても、この苦手な武器となると、アイテムを採取できるだけ採取してですら、数十回はトライした訓練もありましたからね。
採取できるアイテムを取れるだけ使っても、勝てればハンターとしては合格ということなんでしょうが、武器の訓練としてそれでいいのか……?という気持ちもあったりなかったり。
とはいえ、得意な武器以外だと、やはりアイテム採取していかないとキツい物があったりするので、 やる方としては楽できて良いんですけど、ゴリ押しなんだよなぁ。
勝てばよかろうなのだぁー!!ってプライド捨てて、クリアすることだけを考える存在に徹することが、あるいは重要なのかも知れません。
やっている内にある程度、上達するのは間違いないでしょうし。
○訓練所によって得たもの
しかし、これらの訓練を通して、確かに得る物がありました。
勿論、それぞれの武器での戦い方というものもある程度は把握できましたし、得意な武器、苦手な武器という物が明確になったのもあります。
武器としては好きだけど使いこなせてるかは疑問という武器でも、クエストに遊びに行くようにもなりました。
しかしそれ以上に得て大きかった物は、
『動きが遅くて扱い辛いと思っていた武器の、その重さが逆に心地よく感じられるようになってきたこと。それによって、武器が馴染んでめちゃくちゃ扱いやすく感じる』
ようになったことですね。
今まで弓とライトボウガン以外は敬遠してきました。
しかしですね、訓練を乗り越えることにより、『大剣』『狩猟笛』『ヘヴィボウガン』は武器として十分に扱えると確信できました。
そもそも大剣は動きがシンプルで、狩猟笛も演奏を除けば似た感じであり、ヘヴィボウガンはただの重いボウガンでしかないと(暴論)。
長くモンハンをプレイしてきた時間と、訓練所による経験によって、点と点が結ばれたような気分になりました。努力は結ばれたのです。
○武器の得手・不得手
こうして、『弓=ライト=ヘヴィ=大剣≧狩猟笛>刀>片手剣=双剣>>ハンマー>>>ランス≧ガンランス』という図式が決まったのでした。
分かりづらいので戦いやすさや習熟具合を踏まえて点数にしてみましょうか。
・100点、どこでも何でも行ける。
弓、ライト、ヘヴィ、大剣
・90~80点、演奏がネック、殴りは問題ないので大体いける。
狩猟笛
・80点、使いやすい武器、使いこなせているかは疑問の余地あり。気分転換に。
刀
・65点、比較的扱いやすい。上手とはとても言えないレベルだが、戦えないこともない。お遊び。
片手剣、双剣
・30点、ローリング回避できるという点だけでも気が楽。リーチが短くて戦い辛い。明らかに向いていない。
ハンマー
・15点、突進で走れるだけガンランスよりは機動力はマシ。全く戦いにならない初心者レベル。
ランス
・10点、竜撃砲はロマンがあるし、砲撃も好き。ただのサンドバッグ。
ガンランス
大体こんな感じです。
いやしかし、双剣や刀、ガンランスって中二病心をくすぐる武器ですよね……
得意な武器についてはまたちょっと別で語りたいと思っています。
ので、今回は最も苦手な武器である、ランスとガンランスについて、思い出を少し語ろうかと。
○ランス、ガンランスについて
なんかステップ、めっちゃくちゃ苦手なんですよね。
そこは鉄壁の盾があるからってことなんでしょうけど、他の武器のように、ローリングで一気に距離を調整できたらなぁとついつい思ってしまいます。
マジでキリンとかラージャンの玩具状態なんですよ。
ラージャンなんて、キレまくってると動きが早すぎて、防御してるだけで攻撃してる暇もないし……
なにせガンランスの竜撃砲と砲撃を除くと、一番得意な攻撃は武器を仕舞った状態からのダッシュ突きですよ!この時だけは、攻撃の主導権を握った感覚になれます。
モンスターが眠ってる状態からの竜撃砲も最高に気持ちいいんですけどね。
もしガンランスに睡眠弾だの麻痺弾だのがあれば、もっとガンランスを上手く扱えるように頑張ったかもしれません。
充填100%、竜撃砲、撃てーっ!!
でも調べてみたら、竜撃砲ってお察しダメージらしいですね……無念。
使いやすい武器、使いにくい武器って人によってあると思うんですよ。
それだけでなく、ある程度使ってても、いまいち戦い方が掴めなかったりとか。
それならそれで、もっと時間を費やせば分かってくるのでしょうかね。
一番良いのは人に教えて貰うか、動画を参考にすることなんでしょうけど、そこまでして使いたいか?というとね。
訓練所のピアスみたいに、餌で釣るならやる気も起きるとは思いますが、う~ん。
仮に習熟したとて、やっぱりこの戦い方は性に合わないんだよな~ってなるパターンもあるので、難しいですね。
オラ、なんか使ってて楽しくなって来たぞっ!って覚醒できれば良いのですが。
まあ出来る範囲で頑張って、ダメならダメで別の武器使う方が建設的なんでしょうね。
ゲームなので、使ってて楽しいのが一番な気がしますし。
そんな感じで今回は終わります。