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詩全集2

実り気

作者: 那須茄子

何かがなくて寂しい

晴れない胸の中

そっと

はじめての気持ちが降り注いだのは

単なる偶然ではなかったよ



風が舞う

そこに大きな背中がある

陽だまりとにらめっこ中かな、と

こっそり

背伸びして

ひそひそ囁いた



名前がひとり歩きして

焦がれる想いで

好きな人を困らせてしまう



もっと笑って

好きだと抱きしめて

私を側にずっと置かせて


 

見せてくれた花びらを

両手で受け止めた日には

必ずまっすぐ見つめる



「「好きになっていいの?」」 



踏み出したら後に引けないんだよ

このまま目隠しして触れ合うのは嫌

私たちの関係が壊れるとしても

もうなにも怖がらないから

愛し合いたい

躊躇うためのブレーキは今外した



幸せを目一杯噛みしめたくて







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