表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

親友が異世界の神になったらしい

作者: ミツリ

 小学校以来の親友が異世界の二代目神様に大抜擢された結果、こちらの世界では心臓発作で突然死したことにされてしまい、あちらの世界へと魂を掻っ攫われてしまったらしい。

 大変に痛ましく、おぞましく、腹立たしく、私としても度し難いことである。人の親友捕まえてなに舐めたことしてくれてんだ? と切に思う。


 ただ、それも自分が巻き込まれていなければの話だ。


「バッッカ一人で行けよ! 私の人生返せよ!」

「安心してよこのクソ展開がなくてもあたしらどうせ三日後くらいに事故で一緒に死んでたらしいから!!」

「クソが世ぉ!」

「ほんとにね!」


 拝啓お父様お母様、親孝行もろくにできず先立った娘の不義理をお許しください。

 この知り合って二十年弱は経とうかというクソ親友殿が「祝☆神様就任初回特典」とかふざけたもんを使って私を道連れにした結果です。恨むならこいつを恨んでください。私も恨んでいます。


「というか、あなた神様なんて任されるタマでした?」

「血液型みたいなもんらしい。人格とか能力とか度外視。生まれ持った資質のみで強制採用」

「ヤバ人事じゃん……いや神事?」

『ドッ』(ここで大きな笑い声のSEが流れる)

「うわなにこわ」

「わからん……勝手に効果音とト書きが流れて消えた……」

「神様の管理空間意味不明すぎこわちか」


 キョロキョロと急に連れてこられた真っ白な空間を見回す。

 先ほど親友――ヤチコが念じたところスクリーンが現れて、ここを神の住まう天界とするならば下界と称されるはずの場所の様子を映し出したことから、この空間はある程度彼女の意思で如何様にでもできるのだろう。

 さておき。


「この世界の叩き台が、あなたのあの黒歴史自作乙女ゲーだって? 正気か?」

「上に言ってくれぇ!!」


 私の真っ当な指摘に、ヤチコは魂から泣き喚くように叫んだ。


「急に名状しがたい何某かに口頭で説明すらされず頭の中に直接色々情報ぶち込まれてここに連れてこられて『じゃ、良い世界創ってね!』って放り出されたあたしの気持ちにも! なってよ!!」

「同情してるんだけど同じくらい恨んでるからな……うまいこと言えないわごめんね」

「それはそう。こっちこそごめん」


 二人してスンッと真顔になり、ひとまず仕切り直そうということでヤチコがまたもや何もないところから一人掛けソファを二脚とティーセットが乗せられたローテーブルを創り出した。神様って便利だなと思うも、話を聞くにつれそうでもないらしいと考えを改めていく。

 いつまで経っても適温で、美味で、量の減らない不気味な紅茶に舌鼓を打ちつつ、おもむろに口を開いた。


「まず二代目って何? 初代どうした?」

「『ぼくのかんがえたさいきょうの胸クソゲー』を展開して愉悦してたら神殺しの才能持った英雄に処されたらしい」

「ハ? 殺されて連れてこられた職場なのにミスったらまた殺されるの? ブラックかよ」

「真っ黒だよぉ……」


 さめざめと顔を覆うヤチコにまた同情を深めつつ、しかし他にも確認しなければいけないことはいくらでもあるので話を進めていく。


「あなたの乙女ゲー中二病真っ盛りに作ったせいで性癖煮詰めたバッドエンド乱舞の治安ヤバ世界観じゃなかった?」

「だってまさか高校生がお遊びで作ってちょっと無料配信してたくらいのド素人粗だらけゲームを世界の基盤にするヤバイやつがいると思わないじゃん!? あたしだってやだよぉ世界人口総ハピエン時空がいいよぉ……」

「神様なんだからこう、ラブアンドピースビームで全てを解決とかできないの?」

「大まかな設定はあらかじめ決められちゃっててその範囲でしか調整できない……」

「クソがよぉ……」


 いきなり神様になって一から世界を創るだなんてそれこそ私たちがいた超上位世界のスーパーウルトラハイスペック創造神くらいにしかできないので、なんやかんやのあれやそれな理由で上位世界を支えるために創られた下位世界の運営を任された新米神は、その人……神? が知っている物語のいずれかをベースにある程度下地を整えてしまうらしい。

 そもそも私たちの生きてた世界っていうか宇宙、そんなすごいとこだったんだな……知らなかったわ……。


 で、この子の場合それが黒歴史甚だしい自作乙女ゲーだったと。酷い罰ゲームだ。


「やだぁ!! 道理も社会も知らないクソガキが作った浅はか極まりないゲームがベースの世界なんて人がいっぱい可哀想な目に遭っていっぱい死ぬじゃん!! しかもありがちなふんわりネット小説系RPG世界観だから管理運営しろって言われてもあたしは剣も魔法も妄想でしか知らないんだよぉ!! 設定厨でもなかったから作り込んでなかったところは勝手に色々決められちゃってるし変えられないし! どうしてこんなやつに世界を任せたんだ!!」

「そういう血液型だったから」

「ちくしょう!」


 泣き喚いても、下界では既に彼女が創ったシナリオに沿って世界は回り始めている。惑星誕生とかそういうところからは始まらない。世界五分前仮説はこの世界では真実となる。

 この世界は、つい今しがた、新たな神が目覚めた瞬間に歴史も何もかも誂えられた状態で始まったのだ。


 そんなわけで。


 自分のせいで人が不幸になるのを視たくないと暴れるヤチコを宥めすかし、私もただヤチコの話相手だけをするのも何だか精神的に病んでしまいそうだったので、神の預言者として下界に降り立つことにした。

 そう、あの馬鹿親友、独りきりでこんな現実に向き合えない誰か隣にいてほしいと咽び泣き、結果私が召喚されてしまったらしい。状況が状況なので互いにヒートアップして言い合っていたが、落ち着いてしまえばひたすらに気まずい。

 気持ちは分かる。私だってヤチコの立場なら誰かしら呼んだだろう。けれど私がヤチコの意思で人生を奪われたのだという事実は変わらない。そして、ヤチコもまたヤチコよりもお偉い上位存在のどなたかのせいで全てを失ったのだということも変わらない。

 変わらないので、私たちは上辺だけの恨み言を口にしながら、整理のつかない気持ちを持て余しているのだ。


 このままじゃだめだなと。それだけは分かったので、私は彼女から離れ、彼女が幸せにしたいと願う世界へやってきた。

 まぁ脳内会話はいつでも可能なので離れた感じはそんなにしないけど大事なのは気持ちなので。


 RPG世界なので神の預言者と名乗っても地球でそれを名乗るほどヤベェやつ扱いはされなかった。いや、されはしたんだけど実際にした預言がその後的中したり『神の寵愛』とかいうこっぱずかしいスキルによって何人たりとも私を攻撃することはできなかったりと物的証拠を揃え、見事受け入れられることに成功した。

 これまたなんちゃってRPG世界あるあるの何故か信仰が浸透している教会のお墨付きをもらい、晴れて私は世界を放浪し神の預言を告げ世界をより善き方向へと導く預言者として働き始めた。


 目的はとりあえず、この世界の基盤となっている乙女ゲームを大団円まで導き、ひとまず「シナリオ」の呪縛をなくすことだ。このシナリオをどうにかしない限り、ヤチコが何をどうしても世界の修正力なるものが働いてしまう。

 神でも敵わない修正力って何なんだ。こわ。


「ヒーローたちの暗い過去に介入できない~~……ちょびっっっとだけマシになるようにしかできない……死んでしまう家族はどうやっても死んでしまうし負ってしまう傷はどうやっても負う……」

「神様って中間管理職だったんだね……」

「裁量権なさ過ぎて笑うしかないわ。ダァッハッハッハッ!!」

「やめろ狂うな私を置いていくんじゃない」


 現在の時間軸としてはゲームシナリオ過去編といったところで、まだヒロインたちは幼年期である。

 で、既にド級のトラウマを抱えることになっている子たちもちらほらいる。なにせここはフィクションを免罪符にオタク女子高生が渾身の妄想と性癖を注ぎ込んだゲームを下敷きにした世界なのだ。

 フィクションだから好き勝手したのにまさかノンフィクションになるとはね……我が親友ながら可哀想なやつ……。


 シナリオ周辺はどうしようもないので、修正力と睨み合いつつできるだけ大団円エンド(一応ちゃんと作ったらしい。えらい)への布石を打ち、シナリオ後の世界が少しでもより善き場所になっているよう意識改革を行っていく。人権意識とかね。そういうね。大事だからね。


 そんなわけで私はやることが多くて忙しいのだけど、一番時間を割いているのは何を隠そう神のメンタルケアである。


「人間どうして争うの? やだよぉこれ初代闇落ちしただけじゃないのぉ!?」

「落ち着け泣くなあなたまで闇落ちするな!!」

「そんなに争うのが好きなら好きなだけ争えばいいじゃん!! なるほどね『ぼくのかんがえたさいきょうの胸クソゲー』やりたくもなりますわ!!」

「それやった結果神殺しの英雄に殺られたんでしょうが! いいから落ち着きなって!」

「一応は平和な国で呑気に生きてた元一般社会人OLオタクに神様になって世界運営なんて無理だし皆ハッピー幸せ時空なんて噂のスーパーウルトラハイスペック創造神でさえ地球で実現できてないのにあたしにできるわけないじゃん!? 汝隣人を愛せよ!? 奪うな戦争するな尊厳を踏みにじらないで!?」

「あっさてはあなたまた世界各地ザッピングして視たな!? 精神病むから視るなら私だけ視とけって言ったでしょ!」

「ふえぇ……あたしの親友がこんなにかっこいい……」


 定期的に闇落ちしかける親友を叱咤しながら平和を目指して世界漫遊も楽ではない。

 教会の全面的バックアップと人間だろうが人外だろうが「私に攻撃する気が起きない」というチートスキル「神の寵愛」があろうが、移動は徒歩か馬車か翼竜か魔法なのでそれなりに疲れるし、前述のチートスキルを付けてしまったせいで他のチートは付けられず、コツコツとレベル上げとスキル獲得に勤しむ日々である。

 いや「神の寵愛」の付属効果のお陰か経験値常に三倍みたいな状態なのでチートっちゃチートなんですがね。私という預言者が相対するようなお偉いさんてこの世界の一握りみたいな強者が多いからさ……舐められがちなんだよねまだ……早く私も一薙ぎで全部解決できるようなチート魔法使いになりたい……。

 ハッいかんいかん。ヤチコを宥める立場なのに私もうっかり危険思想に取り憑かれていた。


 そんなある日。


「こんにちは。死ね」

「現実でそれ言う人いるんだ――!? っていうかえっ!? 攻撃されてる!? 攻撃!? されてる!?」


 初代神をぶった斬ったという前世界の英雄が何故か世代交代に伴う世界改編の波を生き抜きなおかつ邂逅一番殺意を向けられました。なんで??

 相手が弱体化していたことと私がそれまでに頑張って鍛えていたお陰でどうにか攻撃を防ぎつつ、目の前の筋骨隆々の強面が攻撃の手を緩めずにぽつりぽつりとこぼす事情をまとめたところによると。


 曰く、先代も哀れな男であった。

 曰く、次代もおそらく哀れな魂が無理矢理神に据えられるだろう。どうかそいつを助けてやってほしいと託され、神をも殺せるスキルに加え神にも殺されぬスキルを与えられたと。

 曰く、そもそもが、自分はあの男が殺されたいがために創られた存在だった。ならば、今回もまた役目を果たすだけだ。


 そんなことを「ああたぶん先代神って男もこんな目をしてたんだろうなぁ」と容易に想像できる色んなものがガンギマったの面でのたまうので、こちらとしては「有難迷惑ぅ!!」と叫ぶしかなかった。


「ふざけんな!! あの子は今、辛くて苦しくてやるせなくて許せなくて、それでも頑張ってるんだよ! まだあの子よりも偉い神様だって為し得ていない世界平和を実現しようと努力してるんだよ!! それを先代が絶望してたからあの子もするだろうだぁ!? させないためにわたしがいるんだよ!! 勝手に私の親友を貶めるんじゃない!!」


 結果、それは盛大にぶっ飛ばさせていただいた。

 ついカッとなってやった、反省も後悔もしていない。

 同じくらいズタボロで、けれど地に倒れ伏して動かない元英雄と、膝を震わせながらも確かに立っている私。勝者は火を見るよりも明らかだ。


『アズカ!!』

「ヤチコ」


 それまでずっと脳内に語り掛けてくる声を戦いに集中するために完全にシャットアウトしていたせいか、痺れを切らしたらしい親友は街中でやろうものなら民衆全員が拝み伏すだろう神の直接の御言葉を空から響かせた。

 ここが人っ子一人いない山奥で良かった。まぁそのお陰で怪獣大決戦みたいな戦闘でも誰も巻き込まれなかったんだけど。

 でもここまで派手にやったのだからここから近い国には察知されて尖兵が送られているかもしれない。気持ちは分かるけど早めに脳内会話に切り替えさせないと。


『アズカ! なんで無視するの!! なんで逃げなかったの!! なんでこんなやつの言い分全部聞いたの!?』

「だって私の次はあなただとか言うし……情報は全部引き出しとかないと対策も立てられないじゃん……」

『そんなの後でもできたでしょ!? アズカは不老だけど不死じゃないんだよ!? 魂は元の世界のものだからあたしには生死の権利がないんだよ! 最初に言ったじゃん! だからスキルも防御に特化させたのに……!』

「さすがに死にそうだったら瞬間移動魔法で逃げてたよ。ごめんて」

『もう、もう、ひどいよ、あたしに手出しできないって知ってるくせに……』


 ヤチコのできることは本当に少ない。近くの兵士の意識をジャックして私の味方として参戦させるとか、そういうこともできない。そのくせ怒れば世界のどこかで雷が落ちるし泣けば嵐が起こる。

 なので今だって記録的な大雨がどこかで降っているだろう。さっさと平常心に戻さなければ。


 だというのに。


「君に惚れた。供をさせてほしい」

「は?」

『ああ゛!?』


 そんなことをいつの間にか目を覚ましていたらしい元英雄がほざくので、世界のどこかどころかこの元英雄を狙って特大の雷が落ちた。

 おお、できることが増えたね。思わず現実逃避をする。


『やだぁ!! アズカはあたしが連れてきたんだもんあたしのだもんあたししか見ないで聞かないであたしだけ好きでいて!!』

「急な神様ムーヴおっも……引く……」

『もっと泣き喚くぞ』

「世界沈むからやめろ」


 本当に追い詰められているのだろう。普段は意識的に表に出さないようにしている私への度を越した独占欲と執着心が剥き出しになっている。


「えーと、英雄さん?」

「タンジュと呼んでほしいな」

「ああはい、タンジュさん?」

『距離が近い!! ああでも孤児だから苗字がない!! ああしかも生い立ちが悲惨!! ああああずるいずるいずるい安易に嫌えないぃ~~~~』

「……まぁ、お聞きの通りあなたのプロフィールを読み取ってあっという間にとっ散らかってしまうような当代の神様をあやすのに忙しくて私はロマンスをする予定はないんですよね」

「僕も先代神によって不死ではないが不老を与えられている。神に僕は殺せないが、神以外になら殺されることができる。君がいつかその気になったら、僕を殺してくれると嬉しいな」

「おっっっも……引く……こんなんしかおらんのか……」


 ひとまずそんな予定はないと改めて丁重にお断りしつつ、どうにも気楽な一人旅だったのにどう足掻いても着いてきそうなお供を諦めたような気持ちで眺める。


 神の傀儡。神を殺すために創られた英雄。


 あなたが私に惹かれたのも分かるよ、と。

 私を挟んで空と地上で言い合いを始めた神と神殺しをとりなしながら、世界を司る神様も知らない事実をそっと思い出す。


 ――()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 きっと、ヤチコが何をおいても隠し通したいだろう真実を、私はとっくに分かっている。その事実を、彼女は知らない。

 心臓発作で死んだのはヤチコだけ。私はヤチコが死んだ世界で、きっと盛大にその死を引き摺りながらも、きっと今も、生きている。それが分かる。感じることができる。

 この世界を無理矢理与えられたとき、ヤチコが願ったのは「誰か隣にいてほしい」じゃない。

 「アズカに隣にいてほしい」だ。けれどヤチコが言っていたように、彼女に上位世界の所有物である私の魂をどうこうする権利はない。

 だから彼女は、こちらは本当にあった「祝☆神様就任初回特典」を使って私という「コピー」を創ったのだ。


 ヤチコが神となったときに色々なことわりを無理に理解させられたように。

 私も、目が覚めたときに自分が何者であるのかを理解した。


 私は傀儡。あなたと同じ。神の無聊を慰めるためだけの、そういう存在。


『あたしのだもん』


 それは本当に、その通りで。

 揺るぎない事実なのだ。


 ただ、悲しきかな。彼女の親友を元に創られた私は、どうしてもこの可哀想で可愛い神様を嫌うことも、憎むこともできない。

 私のものではない、けれど私のもののように存在する、たくさんの記憶が。そして、植え付けられた「役目」が。私に彼女を愛おしむよう強要する。


 ああ、うざったいな。別にそんなことされなくたって、嫌いも憎みもしないのに。

 システムだかプログラムだか知らないけれど、私の心を勝手に捻じ曲げないでほしい。


 私は私として。今ここで、この神様の隣に立つたった一人として。

 目が覚めた瞬間から。

 許して、愛して、信じているのだ。


 あなたならできるって。私は心から信じている。


 これまでの挙動から分かる通り、結構な小心者のヤチコは私がショックを受けるなり憎悪を向けてくるなりするだろうと思ってコピーである事実は伏せている。

 本当にお馬鹿。あなたのためのモノだからあなたの望む言動をしてただけだよお短慮さん。


 まぁ、ね。多少ムカつきはしたけど創られちゃったもんは仕方ないしね。

 あなたが退任するまでは付き合うよ。円満辞職だといいね。

 神殺しとかいう物騒な見張りもできちゃったことだし。

 頑張ろうね。


 目指せ、世界総ハピエン時空。

 これは私のかわいい神様がそれを目指す、そういう物語だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
勢いのすごいギャグで始まったかと思ったら、めちゃくちゃ激重感情のキャラ達だらけで、最初との温度差がすごくて面白かったです。
[良い点] 初めまして。コメントさせていただきます。とても素敵などんでん返しでした。主人公の設定に驚きました
[一言] めちゃくちゃ好みなお話でした。 ここで終わっているから美しいんだとはわかっていつつも 総ハピエン目指す旅物語をたっぷりフルボリュームで読みたくなっちゃうほどに...。 よきお話をごちそうさ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ