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戦国鬼  作者: 騎士理 徹 (きしり とおる)
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第九十八話

幻影の中で僕は、罪もない人々を次々と殺していた。僕に殺された民の憎悪が僕に注がれるは必至。


当然だ。僕は、死ななきゃいけない存在だったのでないだろうか。


生まれてきてはいけなかったのではないだろうか。


無意識の裡に口から衝いて出た言葉で、今鬼斬り丸が袂にある。


僕はこいつにいつか闇に引きずり込まれ、闇を好み、闇に帰依し、再び罪もない民を殺してしまうのではないだろうか。自分が分からない。


虎千代は答えのない自問自答をし続けた。そして、自身に恐怖し、自身を疑い、心の深淵へ埋没していくのだった。

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