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第九十五話
虎千代の目が座り、虎千代の意志とは別に口が勝手に動きはじめた。
「鬼斬り丸よ。お前は虎千代の邪悪な神通力の一切を封じ込め、己が力と致せ。家臣となりて、我が宝塔に住まう一の阿羅漢として私に助言し善道を照らすがよい!」
虎千代は、重厚で臓腑に響くような声で話した。
鬼斬り丸を纏っていた黒い邪気が薄れ、漆黒の鞘の表面がボロボロと剥がれ落ち、中から黄金の輝きを放って白鞘が現れた。白鞘には黄金の龍が模られていた。
虎千代の目が座り、虎千代の意志とは別に口が勝手に動きはじめた。
「鬼斬り丸よ。お前は虎千代の邪悪な神通力の一切を封じ込め、己が力と致せ。家臣となりて、我が宝塔に住まう一の阿羅漢として私に助言し善道を照らすがよい!」
虎千代は、重厚で臓腑に響くような声で話した。
鬼斬り丸を纏っていた黒い邪気が薄れ、漆黒の鞘の表面がボロボロと剥がれ落ち、中から黄金の輝きを放って白鞘が現れた。白鞘には黄金の龍が模られていた。