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第六十一話
虎千代が体を起こすと、一尺はある岩魚が地面で乱舞していた。
「空から岩魚が降ってきた!でかい!凄い!」
虎千代はキラキラと目を輝かせた。
「段蔵さん、何したの。どうやったの?」
段蔵はふんと鼻を鳴らして、再び水面に目を向けた。
虎千代は固唾を呑んで段蔵の所作に目を凝らした。
段蔵の二の腕がピクリと動いたかと虎千代が思った次の瞬間、段蔵の手には既に岩魚が握られていた。
「段蔵さんの手、見えなかった」
虎千代が感嘆の声を上げる間もなく、二匹目の岩魚が空から降ってきた。
虎千代が体を起こすと、一尺はある岩魚が地面で乱舞していた。
「空から岩魚が降ってきた!でかい!凄い!」
虎千代はキラキラと目を輝かせた。
「段蔵さん、何したの。どうやったの?」
段蔵はふんと鼻を鳴らして、再び水面に目を向けた。
虎千代は固唾を呑んで段蔵の所作に目を凝らした。
段蔵の二の腕がピクリと動いたかと虎千代が思った次の瞬間、段蔵の手には既に岩魚が握られていた。
「段蔵さんの手、見えなかった」
虎千代が感嘆の声を上げる間もなく、二匹目の岩魚が空から降ってきた。