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第四十一話
「段蔵さん、綺麗な声してるんだね」
虎千代が白い歯を零して言うと、段蔵は深く被った菅笠をさらに下げ、踵を返して走るように歩き始めた。
「ちょっ、ちょっと待ってよ~」
虎千代は段蔵について行こうと素早く立ち上がったが、段蔵の背中は遥か彼方を歩いている。一瞬で視界から消えてしまうほどの歩速で歩く段蔵を必死で追いかける虎千代。
「ゴメン。照れたの?照れちゃったの?ゴメン。ゴメンナサイ!だからちょっと待って!!!!」
「段蔵さん、綺麗な声してるんだね」
虎千代が白い歯を零して言うと、段蔵は深く被った菅笠をさらに下げ、踵を返して走るように歩き始めた。
「ちょっ、ちょっと待ってよ~」
虎千代は段蔵について行こうと素早く立ち上がったが、段蔵の背中は遥か彼方を歩いている。一瞬で視界から消えてしまうほどの歩速で歩く段蔵を必死で追いかける虎千代。
「ゴメン。照れたの?照れちゃったの?ゴメン。ゴメンナサイ!だからちょっと待って!!!!」