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第三十二話
「主従の契りです。鬼斬り丸の幻覚に打ち勝てば鬼斬り丸は忠実なる臣として契約者の意のままに従うでしょう。負ければ…」
「虎千代は黄泉の国へと旅立つ」
虎御前が悲壮感を漂わせて零すと、光育がコクリと頷いた。
虎御前は何かを決意したかのように胸を張る。
「話は分かりました。虎千代に護衛をつけましょう。虎千代が羅刹になるようなことがあれば、虎千代を一思いに切れる者を」
凛と光育を見据える虎御前の目から大粒の涙が尾を引いた。
「主従の契りです。鬼斬り丸の幻覚に打ち勝てば鬼斬り丸は忠実なる臣として契約者の意のままに従うでしょう。負ければ…」
「虎千代は黄泉の国へと旅立つ」
虎御前が悲壮感を漂わせて零すと、光育がコクリと頷いた。
虎御前は何かを決意したかのように胸を張る。
「話は分かりました。虎千代に護衛をつけましょう。虎千代が羅刹になるようなことがあれば、虎千代を一思いに切れる者を」
凛と光育を見据える虎御前の目から大粒の涙が尾を引いた。
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