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第百五十三話
ふらつきながら上体を起こし、剣先を震わせて、長刀を構えた。
「どうして、兄上たちを殺した!」
景虎は怒りと言うより、蹌踉としながら戦闘を続ける秀忠の姿に疑問を生じずにはいられなかった。
元々秀忠は為景の腹心であり、長尾家の為に長年尽くした重臣の一人だった。
「どうして?」
秀忠は鼻を鳴らし「笑止!」と、吐き捨てた。
と、吐き捨てた。
「どうしてあなたが?私には分からない」
景虎はゆるりとかぶりを振って、哀しい目を秀忠に向けた。
ふらつきながら上体を起こし、剣先を震わせて、長刀を構えた。
「どうして、兄上たちを殺した!」
景虎は怒りと言うより、蹌踉としながら戦闘を続ける秀忠の姿に疑問を生じずにはいられなかった。
元々秀忠は為景の腹心であり、長尾家の為に長年尽くした重臣の一人だった。
「どうして?」
秀忠は鼻を鳴らし「笑止!」と、吐き捨てた。
と、吐き捨てた。
「どうしてあなたが?私には分からない」
景虎はゆるりとかぶりを振って、哀しい目を秀忠に向けた。