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戦国鬼  作者: 騎士理 徹 (きしり とおる)
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第百四十七話

「死ぬのはお前だ!秀忠!!」


景虎は鬼斬り丸を上段に構え、秀忠を人馬もろとも斬り伏せようと刃を振り下ろした。


しかし、鬼斬り丸から放たれる青い閃光が消え、鬼斬り丸は錆びついた鈍ら刀となっていた。


秀忠の槍先が景虎の頬をかすめる。


秀忠は景虎の背後を奪い、二手目の槍を放った。


景虎は背を完全に捕らえられていた。


「しまった!」


景虎はやむなしと身を竦めた。


キン


段蔵が投げた手裏剣が秀忠の槍先の軌道をずらした。


景虎の左腕に秀忠の槍がざくりと突き刺さった。


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