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第百話
葬儀は虎千代の兄晴景が喪主を務め、粛々と進められた。
だが、為景の悪政をよしとせず、国人たちによる暴発がいつ起こるやもしれない、という緊張感が拭えない葬儀だった。
虎千代は甲冑に身を包み、手には黄金に輝く鬼斬り丸を携えて、参列する陽北衆、国人の前に颯爽と現れ、喪主である晴景の傍らにどかと腰を下ろした。
国人たちは虎千代の戦装束に度肝を抜かれ、黙っている他なかった。
反乱の糸口を窺っていた者たちや、長尾家家臣団に対して虎千代ありと威風堂々見せつけた。
葬儀は虎千代の兄晴景が喪主を務め、粛々と進められた。
だが、為景の悪政をよしとせず、国人たちによる暴発がいつ起こるやもしれない、という緊張感が拭えない葬儀だった。
虎千代は甲冑に身を包み、手には黄金に輝く鬼斬り丸を携えて、参列する陽北衆、国人の前に颯爽と現れ、喪主である晴景の傍らにどかと腰を下ろした。
国人たちは虎千代の戦装束に度肝を抜かれ、黙っている他なかった。
反乱の糸口を窺っていた者たちや、長尾家家臣団に対して虎千代ありと威風堂々見せつけた。