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第179話 剣王決定!セバスチャンVSユキト

前回のお話

様々な分野ごとに競い合う大会。

ユキトは剣技の「重装の場」で優勝したが、剣王の称号をかけて、「軽装の部」の優勝者と戦うことになった。

「いや、参りましたな。どうやら軽装の部と重装の部の優勝者同士で試合を行い、勝者が『剣王』を名乗れるという仕組みになっているようです。

 達人同士の試合ということで、武器も防具も本人が普段使っているものを選べるとのこと。剣王候補ならば相手を死に至らしめる可能性も低いということでしょう」


 ユキトのパーティーは、宿泊している宿の食堂に集まっていた。高級な宿であるためか、宿泊客の人数に比して食堂は広く、ゆとりのあるスペースだ。


 そして、やはりというべきか剣技「軽装の部」の優勝者はセバスチャンであった。彼は、日本のエンタメ作品に登場する剣の達人のイメージをそのまま体現している存在であるのだ。剣技を競わせれば、右に出るものはない。


 まず剣撃を飛ばす攻撃は基本中の基本だ。また、どこぞの斬鉄剣のように剣の長さより巨大なものを両断するのも朝飯前。海を割り、大地を裂き、最近は次元を斬る技まで使うらしい。エンタメ界のインフレの影響がこんなところにも出ているようだ。


 だが恐ろしいことに、破壊力という観点で言えば、パーティーメンバーの中でもセバスチャンは低い方である。ファウナ、フローラは比喩抜きで世界を滅亡させる力があるし、ユキトもユキトラマン化して光線を放てば、島の1つや2つは消し飛ばせる。創造神様は破壊行為に関してはあまり得意ではないようだが、それでも最高神だ。大陸の地形くらいは簡単に変えてしまうだろう。唯一ストレィだけは非戦闘員なので、魔道具を使わなければ、本人に破壊能力はない。その胸のサイズの破壊力はまた別の話だ。


「巨人化ができないと光線も撃てないんだけど……それで次元を斬る相手とどうやって戦えと」


「ははは。巨人になられなくとも、充分にお強いではございませんか。私めも、久々にまともな戦いができると年甲斐もなく高揚しております。

 ユキト様に付与(エンチャント)して頂きました加護については、このセバスチャン、感謝の念に堪えませんが、あまりにも強力な加護ゆえに全力で戦う機会がなかなか訪れませんゆえ」


 セバスチャンは珍しく饒舌だ。自身で言うように気分が高揚しているのだろう。ユキト製の加護を持つと、なかなか本気で戦う機会がないのは確かだ。


 もちろん、この大会にもいわゆる「加護持ち」は出場している。だが、ユキト製の加護と違って、彼らの加護はファンタジーの範囲内の加護である。「剛力」やら「視力強化」などの加護は、セバスチャンの相手ではない。もちろん、それはファウナとフローラも同様である。


「私は『武神』っていう称号もらっちゃったわ。拳術の部と無差別格闘の部で優勝したら、魔闘術の優勝者との試合が始まって……まぁ、すぐ勝ったけどね」


「私は『魔皇』になりました……試合形式ではなく、単純に魔法の威力を競う形式だったので助かりましたわ」


 ファウナとフローラも早々に『称号』を得ていた。どうやら、幾つかの似たような分野の優勝者を集めて頂点を決め、『剣王』『武神』『魔皇』というような大仰な称号を与えるシステムのようだ。


「それにしても、剣王、武神、魔皇……王、神、皇か。剣の階位が一番低いんだな」


 明日の試合からの現実逃避なのか、どうでもいいことが気になるユキト。確かに『魔皇』という称号はイマイチな気もするが、ファンタジー世界で『魔王』だと意味が変わってくるし、『魔神』もランプから出てきそうな称号になってしまう。


「武神ねぇ……武術神が別にいるんだけどなぁ。紛らわしくないかな?

 でもまぁ、今のファウナさんなら武術神より攻撃力高いし、問題ないかー」


 クレアは別のことが気になったようだが、ファウナをちらりと見ると、何かに納得した様子である。


「そう言えば、ストレィはどうだったんだ?」


 ユキトは明日の心配を頭から振り払うようにストレィに話を振った。ストレィはいつも通りの気だるそうな、それでいて艶っぽい表情を浮かべている。


「みんなの競技と比べるとぉ、理論系は地味だったわねぇ〜。1人ずつ前に出て自分の作った魔道具とそれに関連する理論を発表するんだけどぅ、それに対して他の参加者や観客が質問という名のいちゃもんをつけてくるって流れよぉ。

 その分、時間もかかるから〜、今日は魔道具の部でメダルをもらっただけよぉ」


「いや、メダル貰って来たなら充分だろ。すごいと思うけど」


 理系の学会っぽいなと思いながら、ユキトはメダルを取ってきたというストレィに称賛の言葉をかける。ストレィが何の魔道具を公開したのかは分からないが、聞かない方が胃に優しいはずだ。


「でもぉ〜、私が女性ってだけで見下してくる研究者もいてねぇ。頭にきちゃうわぁ」


 どうやら、一部の研究者には女性蔑視の傾向があるようだった。

 彼らは、教育の機会が男女で非均等であることから生じる研究者数の男女の偏りを、性差による能力の違いによるものと取り違えている。


 そんな考えを持つ彼らは、女性であるストレィが自分より優れた魔道具を作れることに納得がいかなかったようだ。




「――以上が、私の作った魔道具に関する仕組みなんだけどぉ、何かご質問はあるかしらぁ?」


「……ちょっと、よろしいですか? 

 えぇと、本当に女性である貴女がその魔道具を開発したのですか? 失礼ですが、別の方が開発したものではありませんか?

 例えば、貴女はその動力源の魔道回路が3ループになっている理由は理解していますか? 


 ふぅむ、まぁ仰る理屈は合ってますか……一応は勉強されているようですね」


 ストレィに対して、このような失礼な質問をぶつけてくる研究者が実際にいたらしい。ひどい話だ。


 ちなみに、この残念な研究者は、質問を受ける側になった途端に撃沈されている。観客にいた謎のメイドさんの仕業であった。


「あの、質問宜しいでしょうか。この分野は素人なんですけどー」


「どうぞどうぞ、メイドのお嬢さん。女性に対してもキチンと理解できるように説明できるのが、本物の研究者というものです」


 そう言うと、その研究者はストレィにもちらりと視線を送る。完全に質問者を素人かつ女性と馬鹿にしている様子だ。


 だが、その質問者は素人どころではない。そいつは最高神だ。クリエイターとしては魔道具どころか世界を創った存在である。


「その魔道回路で魔力を保持する際に、神聖文字を媒体に世界の構成則に若干の歪みを与えているようですが、その副作用として生じるエネルギーロスが28%というのは高すぎませんか?」


「はい? いや、よく御存知ですね。ですが、この神聖文字についてはまだ研究段階であり今後の課題として……」


「でも、お使いの神聖文字はサイニッグ遺跡やファウンタ遺跡の石板の神聖文字と同一ですよね? 御存知かと思いますが、その神聖文字なら考古学の論文で既に報告されていると思いますけど。それを踏まえて再構築すれば、ロスは5%まで低減できるのでは?」


「あ、いや、それは」


 相手が悪いどころの話ではない。やはり女神としては、女性蔑視には腹が立つのかもしれない。


 *************************


 翌日、階段状の観客席に囲まれた石造りの四角い舞台の上で、2人の男が戦っていた。片方は白銀の甲冑姿。もう片方は執事服という奇妙な組み合わせだ。


 観客席は満員御礼である。何しろ大陸中に名を知られつつある英雄パーティーのメンバー同士の戦いなのだ。チケットは普段の5倍以上に高騰しているらしい。



 シュッ!!!


 ユキトが大きく真横に剣を薙ぐ。対するセバスチャンはその身を屈め、文字通りに紙一重の距離でユキトの攻撃を回避すると、その低くした姿勢からすくい上げるような剣撃を放った。


 空を裂く音が遅れて聞こえるほどの一撃。


 通常であれば、攻撃を避けられて体勢が不十分なユキトがその一撃を回避するのは難しい。だが、セバスチャンの剣がユキトを捉える寸前に、その姿がサッと掻き消える。


「!!」(瞬間移動ですか)


 次の瞬間、短距離瞬間移動(ショートワープ)によってセバスチャンの背後に出現したユキトが、さほど広くない背中に向かって斬りつける。


 だが、セバスチャンも達人である。まるで背後に目があるかのように、ユキトの剣が己に届く前に大きく跳躍した。そのままユキトの頭上で一回転し、重力を感じさせない流麗な動作でユキトの後方へと着地する。


 ユキトもセバスチャンを追って、振り返りつつも追撃を仕掛けた。


 キィィィン!!!


 両者の剣がぶつかり、甲高い音が会場に響く。


(セバスさん、攻撃の瞬間まで心が静かすぎる……テレパシーで攻撃が読みにくい。どこかの剣豪かよ……って、剣豪だったな)


 ユキトの頼みの綱であるテレパシーによる攻撃察知だが、セバスチャンが平静な心を保ったままで攻撃してくるため、その効果を十全に発揮できていない。宇宙警察の身体能力と、超能力である瞬間移動によってどうにかセバスチャンの攻撃をやり過ごしているが、ギリギリのところである。


(少なくとも剣技ではセバスさんの方が上だな……)


 ユキトの加護も充分にチートではあるのだが、剣に限って言えば、セバスチャンの加護に分があるようだ。


「ま、剣だけでは勝てないのは承知の上だ。ならば、こっちは忍術でござるよ」


 ユキトがそう呟くと、ユキトの左右に突如として人影が出現した。その姿はユキトと全く同じだ。やがて、試合会場にユキトの姿が3人、4人と増えていき、観客席の人々がどよめく。


「おい、シジョウ卿が増えて見えるんだが……」

「夢か? 幻術か?」


 剣技を競う大会ではあるが、魔法の使用が禁じられているわけではない。メインが剣でさえあれば、補助魔法や牽制のための攻撃魔法も問題ないというルールだ。実際、剣と魔法を混合させた戦闘スタイルを持つ冒険者も珍しいものではない。


 ユキトが久々に見せた「分身の術」も、補助魔法のカテゴリーと見做されるはずだ。


「「「「いくぞ」」」」


 増殖したユキト達が一斉にセバスチャンに迫る。ユキトの分身の術は幻影ではなく、実体があるタイプだ。相手からの攻撃を受けると消えてしまうが、相手を惑わせるだけでなく、実際に物理攻撃も可能である。


 だが、セバスチャンは流れるような動きでユキト達の攻撃を回避していく。正面から斬りかかってきた分身体(ユキト)の剣を、半歩後ろへ下がって回避し、左からの突きを自身の剣で受け流す。


 分身体を3人、4人と増やしたところで、分身体の動きを操作するユキトの意識は1つしかなく、そのため、戦力が単純に3倍4倍になるわけではないという点を差し引いても、驚くべき剣捌きだ。

 やはり、剣の達人に対して分身をぶつけるというシチュエーションは、負けフラグなのかもしれない。心眼で分身を破られる展開はお約束だ。



 バッ!!


 ユキト達の隙をついて、セバスチャンが大きく後ろへと跳び下がり、距離が大きく開いた。

 ユキト達は追撃を仕掛けるべく、距離を詰めよう彼を追うが、ふとセバスチャンの手元を見ると、その剣が鞘に納められていた。


 セバスチャンが腰を低く落とす。


「あれは、確か居合っていう技……」


 観客席から観戦していたファウナがそう判断した瞬間、セバスチャンの腕がぶれる。人間の目で捉えられない速度で剣が振るわれたのだ。


 もちろんユキトの立っている距離は、普通ならば剣の届く間合いではない。だが、セバスチャンの剣閃の有効範囲は試合会場全域と判断して良いだろう。銀色の軌跡が真横一文字に走る。


 ボンッ!ボンッ!ボンッ!


 一瞬でユキトの3体の分身体全てが、煙のように掻き消えた。セバスチャンの一閃を受けて消滅したのである。


 だがユキト本体は、腕の装甲と剣とを重ねた構えの防御姿勢を取り、セバスチャンの剣閃を凌いでいた。甲高い音と共に剣と装甲から青い火花が散り、装甲には傷も入っている。


「ユキト、今の良く防いだわね」


 ファウナから見ても、セバスチャンの攻撃はなかなかのものだった。ファウナであれば回避は容易いだろうが、フローラでは魔法少女に変身していても避けられなかったはずだ。


「む、流石はユキト様。今の攻撃を凌がれますか。

 よく反応なされました……と言いますか、私が抜いた時には既に軌道上に剣を構えておられたような」


 自信のある攻撃だったのだろう。セバスチャンもユキトの防御に感心している。


(危なかった……新しい超能力に目覚めていなかったら即死だった……)


 一方のユキトは内心ドキドキである。一瞬たりとも気が抜けない状況だ。一応、セバスチャンも寸止めできるように剣を振るっているため、即死ということはないだろう。それに、インウィデアの不意打ちからユキトの命を救った「不死の加護」も再び付与(エンチャント)してある。


 とはいえ、ファウナやフローラが『称号』を得ている状況では、あっさり負けるわけにもいかない。


(でも、どうするかな。セバスさんの加護を一時的に取り消せば勝てるだろうけど、流石にそれはダメだろうな。ファウナ達からも白い目で見られそうだ。

 う〜ん、セバスさんに対する勝ち筋が見えないな。向こうは剣一本のみ、こっちは剣だけじゃなくメタルスーツの装甲もあるってハンデ戦だってのに……ん? 装甲……装甲か)


 藁をも掴みたいユキトは、何か作戦を思いついたようである。セバスチャンに目を向け、剣を構えたままの姿勢で、ユキトは頭を回転させる。

 まず、自身の意識を己の中の加護へと向け、その思いつきが実行可能かを探る。


「よし、感覚的にはいけそうだな。セバスさんに通じるかは分からないけど、このまま負けるくらいならやるだけやってみるか。

 ……まずは、分身!」


 ユキトの横に、再び3体の分身が浮かび上がる。


「おや? また同じ手ですかな?」


 セバスチャンはそう尋ねるが、彼もユキトとパーティーを組んでから長い。ユキトが同じ手を無意味に繰り返すとは考えていなかった。



 カシャカシャカシャ


 白銀の甲冑に身を包んだ分身体(ユキト)達は、セバスチャンに向かっていくこともなく、むしろ大回りをして彼を囲むような位置に移動していく。


「ふむ……」


 剣を構えたままで訝しむセバスチャン。


「ユキト、何する気なのかしら」


「ああ、セバスったら! ユキト様に怪我などさせないかしら……」


 観戦組もやきもきしている様子だ。やがて、セバスチャンを中心として、舞台の四方にユキト達が配置された構図ができあがった。



「「「「いくぞ」」」」


 先刻と全く同じセリフを吐くと、四方のユキト達が中心に立つセバスチャンに向かって走り出した。これを迎え撃たんとセバスチャンが剣を握り直す。


 その瞬間――


「今だ! 「「「キャストオフ!!!」」」」


 ユキト達が声を合わせて叫ぶ。その声と同じくして、ユキト達の装備している白銀の甲冑が激しく輝き、高速ではじけ飛ぶ。いや、観客席に被害が出ないように、勢いがあるのは前方に向かうパーツだけで、後方へ飛んだパーツは大した速度がない。


 だが、その中心に立つセバスチャンは、四方から高速の金属パーツ片の射出を受ける形となり、流石に焦りが見える。


「ぬぅ!?」


 セバスチャンは高速で飛んでくる金属片を剣で斬り払おうとしているが、ユキトのメタルスールの破片は謎の宇宙金属製である。その硬度はオリハルコンにも匹敵し、剣豪の技でも簡単に斬れるものではない。


 その隙をついて、キャストオフで速度が上昇した3体の分身体(ユキト)が一気に突っ込む。

 キャストオフは、自身の装甲を勢いよく相手に弾き飛ばして攻撃しつつ、身軽になることで自身の行動速度を上げる技である。装甲を持つキャラが使うスキルだ。


「やりますな、ユキト様。ですが、この程度ではまだ負けませぬぞ。刀神円陣(アブソ・サークル)!!」


 装甲と分身に追い詰められたセバスチャンが取っておきの技を発動させる。すると、彼の周囲に剣の絶対領域が出現した。その領域内に飛び込んだ金属片が一瞬で切り刻まれ、粉塵と化す。


 ボンッ! ボンッ! ボンッ!


 領域内に踏み込んでいた3体の分身体も瞬時に消滅する。セバスチャンの周囲1メタほどの領域は、あらゆるものが微塵に斬られる空間と化していた。


「……おおぅ」


 あっという間に分身体を失ったユキトが思わず声を上げた。領域内を完全に切り刻む絶対領域を目にすると、『剣王』というよりも剣神などの呼び名の方が相応しい気がする。


「ふぅ……この年齢ですと、体力的に少々きつい技ですな。ですが……これで、勝負ありでしょう」


 絶対領域を解除したセバスチャンが、ゆっくりとユキトに近づいてくる。


「……まいったなこりゃ」


 一応は剣を構えているが、ユキトは既に諦めの雰囲気である。

 やがて、ユキトを間合いに捉えたセバスチャンは剣を振るい、ユキトの首にわずかに触れる位置で止め……


 ボンッ!!!


「分身!?」


 セバスチャン目の前でユキトが音を立てて消滅した。分身体だ。


 シュン!!


 ユキトが瞬間移動によって出現したのは、分身体が消えたまさにその位置だった。


 先程、キャストオフの光とパーツの射出によりセバスチャンの注意が逸れた瞬間、ユキトは追加で分身を1体出現させていた。そして本体は瞬間移動によって、散らばった金属パーツに紛れるような形で、離れた位置に伏せ隠れていたわけだ。全てはセバスチャンが勝利を確信した瞬間の油断を突くために。


「うりゃあああああ」


 剣を寸止めした体勢であっけにとられていたセバスチャンに向かって、ユキトは全力で剣を振るう。狙いはセバスチャンの手元。いや、武器だ。


『剣王』の名を賭けた試合である。相手の武器を弾き飛ばせば、勝負は決することになっている。


 キィィィィィィン!!!!!


 大きな金属音が響き、今回の『剣王』が決定した。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

ブクマや評価なども大変感謝しております。励みとなります。

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