機密 ~資料~
相変わらず突っ込みどころ満載ですが、ここは設定の部屋ですので本編の様に硬くならずに読み進めて行って下さい。
・空想科学戦艦伊吹 設定資料集
・形式 QandA
※注意!Caution!
これはかなり無茶苦茶なSF作品である空想科学戦艦伊吹の設定をまとめた資料集です。ここからは毎度のことながらQand A方式で設定を書いて行きますので予めご了承ください。
この設定資料集および本編には一般に差別用語や放送禁止用語と呼ばれる単語が混ざっています。あらかじめご了承ください。
・作中の日本は強化兵姫軍団やDer Freischtzなどの異世界転移の物語の関連作品?
いいえ、違います。これは完全に別の創作物であり、異世界転移の物語とは関係ありません。強いて言うなら『未来への架け橋』などの異世界転移の物語とは別枠の話との関連作品です。
・異世界転移の物語のようにルート分岐するのか?
Ja.その通りでございます。
第六話から数十年後も日本が健在だった場合のルートが通常ルートとなり、短編を書いている途中でございます。
逆に、何らかの方法でビーム砲の製作技術が漏れてしまって日本が大敗を喫し、アメリカの手によって文明が後退した世界がブログにて公開しましたロボットものの世界となります。こちらはifルートという位置づけです。
・作中の日本の時代はいつ?
今現在の天皇陛下が崩御されてから新天皇陛下に交代されてから数十年、その新天皇陛下が崩御されてから新・新天皇陛下に交代されてから25年後。
和暦を平成から代える際に『日本に輝かしい未来が来るように』との願いを込めて『大昭』と付けられたようである。ただ輝かしい未来は来ても日本を引っ張る政治家が一党独裁大好きの安倍一家だから……ね?
・作中の日本は経済的に如何?
メタンハイドレートや発泡金属、対消滅機関などの超技術によって国内は潤っており、それによって常に他国に狙われている状態にあります。
・作中の日本は外交的に如何?
日本の技術のおこぼれに与りたい国が多く、日本が定めるところの『略奪や戦争などの非道徳的な方法での取得を第一義的要件としない場合における技術提供要請において、日本国はこれを社会道徳や倫理、騒乱などに利用しないという条件のもと、積極的に技術を提供する準備がある』としており、これによってイギリスやドイツ、フランスやスペイン、中東各地などはそれなりに情勢が安定するなどしており、それのせいもあってアメリカに睨まれている。
なお、各国が日本に遠慮して、日本における高等学校や大学に相当する教育機関では日本語の授業などが盛んに行われているそうな。
・対消滅炉とは?
対消滅とは例えば電子と陽電子を高速でぶつけたさいにぶつけた電子と陽電子の実に八割がエネルギー化する現象。この純粋エネルギーを取り出す機関が対消滅炉で、そのエネルギーを利用してエネルギーフィールドやビーム砲などに転用したのが作中の超戦艦ども。
そのエネルギーフィールドの場合、分子が超高速で移動しているためその分子がぶつかってくる砲弾などの分子の隙間に入り込んで破壊するためぶつかってきた実体兵器は一瞬で爆発するレベルの熱を得てしまうため爆散してしまいます。
・縮退炉とは?
縮退炉とはマイクロブラックホールを炉心内に生成してそこに質量のある物質を投入することでその物質のほぼ百パーセントを純粋エネルギーとして取り出す機関のこと。第二種永久機関で、投入する物質の量に比例した量のエネルギーが取り出せる。しかし一度に処理できない量の物質を投入すると肥大化が始まりブラックホールになる。
副産物として重力子という物を精製しており、この重力子を圧した物が作中で使用される超重力子砲と集束超重力子砲。
実は上記の二つは机上ではありますが実際に作成が可能だと言われている炉心機関です。
・出てきた兵器の詳細
・戦闘艦艇
・大和型イージス戦艦
イージスシステムを乗せた戦艦大和。坊の岬のように全身をハリネズミのように武装しており、実際単艦で二個艦隊と四個編隊を撃破できる。
VLS等は装備されていないが、日米日中日露侵略戦争後はVLSも装備された。
一時期は一隻の大和に男女が同乗していたが、倫理的にまずいという意見が多数を占めたため、女子科用に大和をもう一隻建造して女子科に配備することとなった。
・イージス戦艦大和改
三話で登場するヤマトの改修後の名称で、それが超戦艦日本武尊と同航戦になった際に大破し、佐世保のメガフロートで改修を受けた後に艦名が伊吹に代わる。
排水量などは元の大和と同じで、試作された特殊兵装のほとんどを改になる前にすでに実験などで使用しており、完成型が改の時点でいち早く装備されている。
日本の国旗を背負う艦として当時の三十六艦隊、現在は第三十六女子前線艦艇科の旗艦として利用されている。なお、女子前線艦艇科決戦艦隊で利用されているのは、プロパガンダ目的がほとんどであり、武勲を立てていなければ正規艦隊に配備されていたことは想像に難くない。
・戦艦空母
戦艦として二連から三連装の主砲を前に一門から二門、後部に一門から二門、退却用のスモークディスチャージャーや煙幕用に三門のVLSが設置されており、その戦艦の両翼に航空機の発着艦用の巨大な格納庫兼用のカタパルトデッキが装備された戦艦。
浮力の観点から非常に安定しており、急な旋回には弱いが直進においては無類。横からの攻撃の対策もされており、この戦艦空母を鎮めるには両翼のカタパルトデッキを完全破壊する以外に方法はない。
カタパルトデッキが破壊されても戦艦として運用が可能なようにアイランド部分とカタパルト部分は別に作られており、カタパルトが破壊されて航空機が発刊できなくなった際、航空機ごとカタパルトデッキをパージして戦艦としての運用も可能。航空機が使えなくなっただけで戦闘能力はそのまま。
・戦艦空母比叡
→戦艦としての対空戦闘および対潜戦闘能力も持ち、両舷に付いている飛行甲板内部にF-94 迅雷を格納、海上基地よりは手狭だが十分な整備施設を兼ね備えた艦艇。
基本的には他の艦艇に守られる形での援護射撃等がほとんどで、稀に前線近くで戦闘機を発艦しそのまま戦艦として戦闘することもあり、第二次大戦期のような中途半端ではないことを諸外国に示している、ある意味での象徴のような艦。
・超大和型イージス戦艦
第二次大戦に突入前に計画書が練られ実際に竣工したが第二次大戦に突入してすぐに解体された計画艦“超大和型戦艦”をイージスシステム対応艦艇として作り上げた物。
本来は一番艦を『日本武尊』、二番艦を『荒之皇』、三番艦を『天之御中主』とするのだが、日本武尊は第三十六女子前線艦艇科決戦艦隊に鹵獲され、実際に艦籍登録されたのは三番艦『天之御中主』を一番艦としてたった二隻だけであった。
後述の武御雷型航空母艦とは反対で、艦名の順番が逆。普通なら『天之御中主』→『荒之皇』→『日本武尊』となるはずが、なぜかこの順番になった。
第六話以降、再建造された伊吹を一番艦としてそれぞれ艦籍番号を下げられることになる。
・超大和型イージス戦艦『日本武尊』
→超大和型イージス戦艦の本来のネームシップ。艦名の由来は『ヤマトタケルの尊』より。
作中では第三話において第三十六女子前線艦艇科に鹵獲される形となり、最終的に艦籍登録されることなく計画書上の三番艦となってしまった。
とはいってもその火力、防御能力は目を見張るものがあり、飽和攻撃とEMPにさらされなければこの一隻でイージス戦艦大和改を確実に撃沈させられるほど強大。
主砲は51cm中間子メーザー砲となっており、副砲は38cmパルスレーザー砲となっている。EN効率悪そう。
・超大和型イージス戦艦『荒之皇』
→超大和型イージス戦艦の二番艦。艦名の由来は日本書紀に出てくる姉を鬱病+引き籠りにさせた鬱病製造機こと『須佐乃乎の尊』より(名前に使われている漢字は諸説あり)。
緒元は同じ。
・超大和型イージス戦艦『天之御中主』
→超大和がイージス戦艦の三番艦。日本武尊が鹵獲されて以降は一番艦となっている。
艦名の由来は古事記や日本書紀にて登場する天地開闢の瞬間高天原に最初に生まれた、または天地開闢にかかわった五柱の別天津神の一柱、天之御中主の神より。
神世七代で最も有名なイザナギやイザナミらと違い、性別のない独神で、タカミムスビとカミムスビを合わせて造化三神と呼び、ウマシアシカビヒコヂとアメノトコタチを合わせて別天津神と呼ぶ。
特になし!以上!
・超大和型イージス戦艦『伊吹』
→主人公が発案した大和改と日本武尊をニコイチする予定だった戦艦。本来は対消滅機関を大和改と日本武尊とで一つずつの合計二基によって得られる莫大なエネルギーを使用するだけの戦艦だったが、佐世保に贈られた東郷海将からの贈り物もあって魔改造された世界最強の戦艦。
艦底部両舷に三基、合計で六基のスラスターが装備されており、艦の回転や浮沈バランス、波などによる揺れなどの大半を六基のスラスターの高出力によって抑えており、それによる高い機動性と高攻撃力の艦砲が一番の強み。
超重力子砲発射時は先の六基のスラスターのほかに喫水線に程近い位置にあるアポジモーター五十基によって艦体を浮かしたり、ないしは沈めたりすることで耐重力波装甲砲の仰角を変える。
艦体の真横、喫水線より上の位置に切れ込みのようなものがあり、それが持ち上がることで耐重力波装甲砲がせり出てくる仕組み。形状はラインバレルのファクターマウスをイメージしていただければ幸い。
本来は使いなれた大和改の艦橋を乗せるだけだったはずが、いろいろ魔改造されてしまい良く分からない戦艦になってしまっている。
・超大和型イージス戦艦『伊吹』
→決戦後に図面から修復され後述の独立治安維持回遊艦隊“三十六艦隊”に供与されることになった伊吹。
こちらは当初の予定通り超戦艦級の巨大な対消滅機関が搭載されており、上述の伊吹のような飛んでも兵装のほとんどはオミットされる形となった
・武御雷型空母
一番艦を『伊都尾羽張』、二番艦を『神武』、三番艦を『武御雷』とする、次世代戦闘機開発計画によって量産された戦闘機の母艦として運用されるはずだった超大型空母。
従来の舷側に寄り添い最大積載数、離着陸のための場所取りなどを一切無視しており、縦幅横幅全長のすべてが巨大の一言に尽き、その巨体を生かすためアイランドを艦尾部に、三方向に向けてアングルド・デッキと電磁カタパルトを採用しており、夜間用の航空誘導灯はメガフロートなどで使われる誘導用可視光線であり、これの周波数を変えて各戦闘機のパイロットが装着しているウェアラブル端末と同期、ウェアラブル端末の画面上にのみ表示されるようにしている。
・艦砲
・中間子メーザー砲
→この世界における日本軍の標準兵装。対消滅機関の技術を開示していないためどの国もビーム砲を作成できていない。現行の兵器の中では間違いなく最強。
中間子と呼ばれる一つのクォークと一つの反クォークによって構成される亜原子粒子であり、素粒子物理学においてはハドロンの一種とされる。この粒子を圧縮、中間子が一定の向きに揃い、他の物質に干渉しやすい波(これを干渉波と仮定する)が生成され、一定量の電荷が加えられることで発射される。
この干渉波によって他の物質の分子間の波を打ち消し、外部から破砕する。外部から見ると熱で溶断されたように見える。
誰でも知っていることであるが、熱が生まれるのは分子と分子が干渉し合うことで熱が発生するため、熱によって壊れたのではなく壊れたから熱が生まれる。
これを一言で表すなら、結局のところ電磁波の化け物。
メーザーそのものは先端科学用ピンポイント加熱機などに使用されている実在の技術だが、これはそれを巨大化させて電荷によってさらに加速させて放射するというキチガイじみた大砲。
・反中間子メーザー砲
→ダインスレイブに搭載された中間子防御フィールドや中間子メーザー砲と相殺させることで艦砲や防御フィールドを無効化させる特殊ビーム砲。
原理は先に説明したとおり。
・パルスレーザー砲
→レーザーを対人、対物に対して破壊能力を付加した収束光線砲で、パルスの名の通りに急速に流れが変わるため中間子防御フィールドにも有効。
・機銃 電磁機銃とも呼ばれる
→レールガンを機関銃同様に連射できるようにしたもので、大体の(日本から見たら)旧式兵器は大抵これでどうにかなる。弾はスリングショット。用途に応じて低圧縮ゴム弾を使用する。
大容量コンデンサとFCSを繋いだ場合、疑似的なEMPの放射器の代わりとして用いることが可能であるが、発射後数秒から数分間(艦の対消滅機関のグレードによるが)中間子防御フィールドが剥離する(大和改があっという間に第一主砲塔と第二主砲塔を蒸発させられたのはこれが理由)
・重力加速機銃(伊吹)
→原理は上述の通り。加速剤に電荷と重力子を使用しているため通常のレールマシンガンよりも連射性能が上がっており、一秒間に一万発のスリングショットを放つことが可能となっている。もはや重機関銃。
・中間子メーザー砲(伊吹)
→副砲。主砲レベルの圧縮率を持つ副砲。実際これだけでも十分に大和型を撃沈するだけの威力があるのに、これ、副砲なんだぜ?
・集束ガンマ線衝撃砲(伊吹)
→ガンマ線(放射線の一種)を集束させて発射するビーム砲。これの至近弾を受けた場合人体の場合は過剰な高濃度放射線の照射によって身体が加熱されて膨張し破裂する。戦艦や航空機の場合は高濃度放射線の照射によって機能不全を起こし艦体の急速な劣化などによって土塊に還ってしまう。元ネタは21世紀最初の機動戦士の汚点作品とその続編(直撃世代だったためあの作品に思い入れはある)
なお、あまりにも高密度なため発射後に放射線と放射能によるコジマ汚染が起こることなく自壊してしまう。なぜ自壊するのかは不明。
・超重力子砲(伊吹)
→縮退炉で生成される重力子を集束させて重力波を生み出し喫水線より上の場所から艦体を上下に開き内部の耐重力波装甲砲の砲門より放つビーム砲。その為縮退炉をフル稼働させねばならず、発射には5分ほどの時間がかかる。
・集束超重力波砲(伊吹)
→重力子によって艦体を浮かし目標物と点が重なる位置を取り、重力鏡集束機を使用して超重力波砲を更に集束させて発射する発射方法。その為縮退炉の出力を臨界まで上げねばならず、発射後は機関が停止してしまうか、発射に失敗した場合は爆発する(超小型マイクロブラックホールのため破壊された場合もブラックホールは発生せず蒸発する)
・超大型反分子爆縮放射砲ケラウノス
→神奈川県旧横浜市大丸山の山頂に隠された帝國軍の切り札で、反分子だけを集束し量子加速器で加速させた反分子を砲口付近で爆縮、そこから生まれるエネルギーを拳銃やライフルと同じ原理で砲口から一斉放射する反分子砲。その性質上通常の物質と対消滅が起こるため当たった場所が人工島の場合レーザーカッターを使ったような綺麗な断面と丸い穴を残す。
少佐の特攻によってサブジェネレータ、メインラジエータが破損し、発射に通常五分ほどかかるところを十分まで発射間隔を伸ばした。これのおかげで伊吹は勝利した。
帝國軍とそのシンパの資金を総結集して作り上げた決戦兵器だったが、伊吹との砲撃戦で大破、横浜の山は二分の一にまでその背を縮めることになる。
・ミサイル、魚雷
・対対消滅機関用振動弾頭(正式名称は“対中間子防御フィールド用振動弾頭”)
→中間子防御フィールドにも既存の物理法則が働いており、艦のクラスで防げる限界を超えたダメージを受けるとガラスが割れる音と共に穴があいてしまう。勿論固有振動数もあり、このミサイルはその固有振動数を計測しそれと同じ振動を弾頭で起こして中間子防御フィールドを透過するミサイル。なお重力子防御フィールドの場合は質量がない代わりに微細な重力が四方八方に働いているため透過出来ずに破壊されてしまう。
・光学散弾ミサイル
→名前の通りビームを散弾として発射するフレシェット弾で、後述のビーム反射弾との相性が良いため併用されることが多い。
使用されているビームは発射される直前に量子加速器で熱量を大幅に上げた量子ビームで、言ってしまえば加粒子砲のミサイル版。日本軍の艦艇に対してはあまり意味が無いがその強さは折り紙つきであり、戦艦クラスでも中間子防御フィールドを張っていなければ一撃で沈むこともある。
・金属破片光学反射弾
→極微細なアルミニウム片を大量に仕込んだミサイルで、三次元座標を打ちこむと目標の上空で爆発、大量の微小金属片による金属雲を生み出し、外国の一般的艦船ならレーダーや通信系統を遮断する。これを攻撃に転用すると前述の光学散弾ミサイルと相性が良く、量子ビームが一方向ではなく複数方向に向けてランダムで量子が燃え尽きるまで放たれるため回避が事実上不可能。
・試作防御被膜弾
→ミサイルが発射されると艦体の間近で弾頭が開口し、ビームシールド発生装置が開いてビームシールドを張り、一定時間中間子防御フィールドの代わりに物理・光学の両面で防御してくれる。基本は大型艦船に使用される予定だったようだが帝國軍が制作する権利を買い取ったため帝國軍の艦船にしか搭載されていない。
・煙幕弾
→スモークチャフを炊いて電子面で相手から姿を隠す為の煙幕弾で、効果時間が短い代わりに足の速い艦船ならば直ぐに相手の索敵圏内から離脱できるため大敗を喫しそうになった日米日露日中侵略戦争中にはよく使われたことで有名。これをヒットアンドアウェイで使用した艦隊もおり、ロシアと中国艦隊から最も警戒されている兵器の一つ。
・赤外線式救難信号弾
→特定の赤外線を発射し救難信号とする弾頭。特定の赤外線を受信する装置がない場合はただのノイズと機械が判断するため機密性がそれなりに高く日本国国防自衛軍では陸海空問わずに使われている。
・三重水素弾頭
→三重水素と呼ばれる放射性同位体を使用する弾頭を装備した魚雷。水や水蒸気などに含まれており、高純度の三重水素は綺麗な水爆を作成するのに使われ、通常の水素同様に爆発的な燃焼効果がある(というか核融合反応を起こしやすい)ためこの弾頭が爆発した際には一撃で中間子防御フィールドに大ダメージを与えることが出来、二~三発で飽和させることも可能。
・侵食重力波弾頭(伊吹)
→爆発部分から重力波を発することで侵食したように物質を微粒子レベルまで分解する弾頭を装備した魚雷。爆発した場所から重力子が大量に放射され一定範囲まで散布されるとそれぞれの微小重力によって物質が爆発した中心に引っ張られていくようになり、結果的に水によって浸食されたかのように消し飛ばしてしまう。外から見ると黒い球体が生まれて膨張した後に収縮したように見える。
・三十連VLS
→三連装の多弾倉型ミサイル垂直発射管。これにより通常ミサイルのほかに小型巡航ミサイルやマイクロミサイルなども扱えるようになっており、対地無差別攻撃や対空迎撃能力が従来の戦艦や戦艦空母よりも上昇している。
何故三連装多弾倉ミサイルなのに三十連なのかと言うと、これを正式採用する際にタイピングを間違えてしまい、本来は三重連となるところを三十連と変換を間違えたまま登録されてしまったため。
・ミツヤ式三式傷痍クラスター爆弾
→ミツヤ社が開発したクラスター爆弾。地対空、地対艦、空対地、空対艦、艦対艦、艦対地ミサイル。大量に劣化ウランが載せられた子爆弾が近接信管になっており、子爆弾切り離し後はそのまま親爆弾までもが上空で爆裂、大量の鉄片と耐熱殻に納められた高温度の燃料の雨を降らせ、子爆弾の爆発とともに周囲一帯の燃料に引火することによって地上を燃やしつくす。
ただでさえ劣化ウランを載せて居て燃焼効率の高い爆弾だというのにさらに大量の燃焼温度の高く燃焼効率の高い高温の燃料によってこれでもかというほどの範囲を焼き尽くすため費用対効果はとても高い。
以上の効果のため、読まなくても分かると思うがオスロ条約ギリギリ非合法の兵器。発射後の被害地域は丸々全焼で、焼け野原になったところに鉄片の突き刺さった死体が大量に積み上がる。生き残りがほとんど生まれないため世界最大級の非人道的兵器。でも日米日中日露侵略戦争中アメリカが率先して使用を促していた兵器のためオスロ条約はもはや有名無実化している。
艦のVLSやミサイル車両や戦闘機すべての規格が統一されているため別々に弾を作る必要がなくこれらミサイル兵器からしてみると比較的低コスト、陸海空自衛軍での弾薬共有や連帯感を持たせるのに一役買っている。
なお、試作中のモノでは発射後数秒後に燃料をまき散らす小便爆弾と言ったモノがあったようだが燃費が悪いということで没に。由来は小便小僧。
他には人体に有毒かつ発燃性の高いガスを噴霧するコバンザメ爆弾や、後述の|短距離対艦対空無誘導弾を発射するロケットポッドが取り付けられたミノムシ爆弾などもあったようだが、どちらも費用対効果が悪いことから、比較的安いこちらに決まった。
どちらにしても高コストのため、報復爆撃以外での使用は自粛している。
・長距離対艦誘導弾“グングニール”
あらかじめ機械がロックオンした敵艦船や弾道弾や戦闘機などに向けて発射される、戦闘機およびVLSに装備される高誘導性能の誘導弾。
誘導性能が非常に高いため避けることは難しく、戦闘機の場合は一度別方向に機体を揺らして引きつけ反対方向に移動するなどと言った高度なテクニックを要求される。A○のミサ回避が元ネタ。(確実に避けられるとは言ってない)
ミサイルそのものが巨大なため乗せる場合は通常なら重巡洋艦や戦艦に搭載する。
・中距離対艦誘導弾“ゲイ・ボルグ”
発射前に機械がロックオンし、敵艦船や弾道弾や戦闘機などに向けて発射される、戦闘機及びVLSに装備される誘導弾。誘導性能は普通だが、弾速が非常に速いため避け切ることはまず不可能。
ミサイルそのものの大きさはシースパローやトマホークよりも小型で安価に量産できるため大体は駆逐艦や軽巡洋艦や重巡洋艦に搭載される。
・短距離対艦対空無誘導弾“フラガラッハ”
おもに戦闘機や戦闘ヘリなどに取り付けられる短距離ロケット。誘導性は皆無の代わり弾頭が非常に小さく弾頭を多く用意し多弾倉ロケットポッドに搭載して使えるため戦闘機や戦闘ヘリの主力と言っても過言ではない。
弾頭が非常に小さいことや空力特性に優れているため弾速が異常に早く、日本の戦闘機(日本の戦闘機は第8.5世代)対アメリカの戦闘機(アメリカは第5.5世代)で戦うと大体アメリカの戦闘機はフルボッコにされる。
・特殊兵装など
・EMP
→実在する技術。
高高度核爆発などやコンデンサなどを使用して電磁パルスを打ち出す電子戦攻撃全般をさす。これによって生み出される電磁パルスは周波数が定まっていないことと雷の直撃並の高電圧が回路内を錯綜するため、一回の攻撃で回路がショートして使用不可能になる。
これを未然に防ぐには銅や真空管処置などを施すことが必要で、日本軍の場合は銅の三重皮膜や中間子防御フィールドで防いでいるため対EMP能力も高い。
・大容量コンデンサ
→大容量の小型蓄電器。これそのものにあらかじめ余剰電力や中間子エネルギーを蓄電すれば通常の作戦行動時でも一週間分の電力、中間子エネルギーを賄うことができる。その蓄電量は圧倒的で、今まで災害救助などで使われてきたが火器管制システムにつないだ電磁機銃に接続すれば電磁機銃をEMPの放射器の代わりとして用いることができる。
・ウェアラブルアーマー
→発砲金属と呼ばれる発泡性金属、つまるところ発泡スチロールや発泡ウレタンの仲間を積層し耐熱耐衝撃耐物理能力を向上させた追加装甲。艦体装甲と追加装甲の間に爆砕ボルトと呼ばれる物が仕込まれており、物理攻撃、砲弾の弾頭が装甲に接触した瞬間にこれを爆砕することで一撃分の物理攻撃を軽減。ただし衝撃はそのまま伝わるため完全に無効化は出来ない。
・発泡金属
→発泡性金属。発泡スチロールや発泡ウレタンの親戚。これを積層し特殊加工と特殊な塗装を施し爆砕ボルトを仕込むことでウェアラブルアーマーに使える。
その他にも戦車の増加装甲や政府専用機の内殻、機動隊のシールドや車のバンパーなどで幅広く活用されている。
・爆砕ボルト
→文字通り炸薬を爆発させてボルトを打ち込むないしはボルトを引き抜く機構。艦船ではウェアラブルアーマーの接続に利用されており、戦闘機においては牽引式のミサイルを発射する際にこのボルトを爆砕して引き抜きミサイルを投下し発射する。
・ミツヤ式国産イージスシステム『鵺汰之御鏡システム』
→名前の通り国産のイージスシステム。陸上自衛軍用に用意されていたイルミネーターレーダーの改良型iイルミネーターなどのレーダー機器と接続し潜水艦などと情報統合、的確な誘導によって座礁などの事故から守ることもできるシステムで、その関係上コンソールが増やされるはずだったが、試験段階の空中投影ディスプレイや立体投影ディスプレイによって大幅に簡略化。処理情報が多く正確になったため全体的に能力は上昇している。
戦闘艦橋が密閉されることなどから昼夜を問わず戦闘艦橋の照明をつけることが可能で、戦闘艦橋詰めの士官の視力低下の危険を減らせると期待されている。
・三菱国産iイルミネーター(正式名称は“情報統合処理運用システム)
→インフォメーション・イルミネーターの略称で、各艦艇、個人の所有するウェアラブル端末に接続された子機からの電波を受信、表示するもので、陸上部隊を後方から指揮するために試作されたものを東郷兵十狼が買い、贈り物として贈ったもの。
副産物として三次元情報処理システムも同梱されており、これによる戦略図の三次元俯瞰によって状況を把握、素早い作戦行動に移ることができると期待されている。なおこれは潜水艦においては非常に有用で、短針音波やこれまでのソナーやレーダーよりも縮尺、距離、方位などが非常に正確な三次元図を用いての作戦行動が可能になる。
通常の海自、空自でいうところのイルミネーターレーダーとは違うが設定を一部変更すればミサイルの誘導も可能。
・空中投影ディスプレイ
→文字通り空中に投影する画面。スマホ同様にタッチとスワイプの操作で、表示されるボタンも大きく表示されているため高齢者でも安心。
次世代端末開発計画ということで三菱が研究していたものを統合し、より軍事利用に適したものにしたもの。なお本格的な導入は海自が先のようで、そのあとから陸自、空自、一般の順で導入されていくようだ。
一応現実にも似たようなものは存在し、ARToolkitとしてネット上で配信されている。
・立体投影ディスプレイ
→前述のiイルミネーターを利用した三次元図や戦略図を投影するディスプレイ。細かく操作できるため作戦前のブリーフィングで活躍すること間違いなし、という謳い文句。
次世代端末開発計画で三菱が研究していたものを軍事利用可能にしたもの。製図や作図などが簡便化されより早い情報共有ができることや製図などが苦手な士官でも簡単に製図作業が行えることから、iPadなどは順次撤去されるようだ。
一般ではVR機器として臨床試験が終わっており、嵐山神奈を含む世界中の一般人約数十万人が犠牲になったが有用性などは実証できたため本格導入される。
・ウェアラブル端末
→VRやiイルミネーター用の網膜投影型小型端末。一部はVR技術などを流用したリアル電○コイルの総称。けれどインカムなどはこれらのウェアラブル端末と違い目につきづらいため諜報機関などはこのウェアラブル端末のほかにインカムなどの小型通信機を携帯することが多い。
VR機器のせいで悪評がついてはいるが、総じて有用な端末であることには変わりないため一般にも普及が始まっている。
・ミツヤ式M9mm弾
→ミツヤ社が開発した9mm口径パラベラム弾、のはずなのだがなぜか通常のパラベラム弾よりも破壊力が高く、精度も良好であることから国産銃はM9mm弾を基準として開発されており、自動拳銃用のミツヤ式M9mm×19mmパラベラム弾、ライフル用のミツヤ式M7.62mm×56mm対物ライフル弾やミツヤ式M7.62mm×39mm機銃弾などが存在するようだ。
なお、M9mmの“M”はミツヤのM。9mmミツヤ弾とM9mm弾のどちらが語呂がいいかということで揉めに揉めた結果M9mm弾で統一。一般に卸されていないため玄武でさえもコピーできていない。
・銃
・ノイエナンブM25自動拳銃
→和約で『南武の希望』を意味する25番目の自動拳銃。ドイツ語に直すと
Neue Nambu Modell25 automatische Pistole
となる。装弾数は15~20発で純国産ミツヤ式M9mm弾を使用。MはミツヤのM。M25のMはModellのM。なおこのModellもドイツ語読みのほう。
カービンコンバージョン式で、専用のアタッチメントをスライド上部に一体化されているマウントレイルとフレーム銃口側下部のマウントレイルに取り付け、スライド内のインナーバレルをサプレッサー取り付け用の逆螺子型ミドル/ロングバレルに取り換えスライドを被せる。あとはカービンのフレームで挟み込むだけ。
その後は銃口先端、飛び出している逆螺子に合わせてサプレッサーを取り付け、可動式フォアグリップをフレーム下部に、フレーム上部にはダットサイトを、フレーム側面にはライトを取り付け、カービン用の35~50連ロングマガジンに取り換えるだけで完成。
精度などは日本の純国産品であるため非常に高い水準でまとまっているのだが、カービンコンバージョン式を採用したのと、もともとの反動が非常に強いことも相俟って陸自と海自の人間からは『暴れ牛』や『猛犬』や『ハンドカノン』などと呼ばれている。
カービンにしないことにはまともに連射できないこともあって、陸自では戦闘車両内にストックされている同シリーズはあらかじめカービンに換装されていることが多く、拳銃として利用する人はあまりいない。
海自の武器庫においても陸自同様にあらかじめカービンに換装されており、拳銃としての使用はあまり推奨されていないようである。
なお、これを拳銃として使用する職業は主にヤクザと内閣調査室の諜報員か陸上自衛軍特殊情報課などになる。
・ノイエナンブ9mm自動拳銃
→作品開始五年前から自衛軍で正式採用されている拳銃で、上記の拳銃との互換パーツはマガジン以外一切ない完全新作。装弾数は10~15発ほどでミツヤ式M9mm弾を使用する。(※ノイエナンブM25のマガジンを使用した場合装弾数は15~20発になる)
上記よりも携行性に優れガス圧ブローバックシステムによる反動も少ないことから大抵の士官はこれを携帯しており、上記よりも整備が比較的楽なことや防塵防砂防水処理などが最初から施されているため非常に人気があり、一般には未だに卸されておらず一部の幕僚と癒着が強いヤクザが所持するに留まっている(つまりこれを持っているヤクザを検挙出来れば癒着している幕僚を捕まえられるということ)。
局地戦闘能力も政情不安のタジキスタンに存在する日本企業襲撃事件やグアムの日本大使館襲撃事件や中国大使館爆破未遂事件(周辺数百キロまで爆破する予定だったらしい)の際に証明されており、海沿いでの使用はもちろん砂漠地帯での作戦行動などにも支障がないことが証明されている。
このことからロシアのカラシニコフと同等レベルの耐久性があることが証明されているため一般に卸されることになれば戦場の主役になる確率が高いと予想されている。
これと同型で警察に卸されている拳銃もあるが暴徒鎮圧用の麻酔弾の使用が主で、差し迫った事態であってもM9mm弾は使用されず拳銃用の小口径M7.62mm弾などが使用される。ライフルやカービンで使用されたらこちらのほうが強そうである。
・ノイエナンブM26C
→日本政府が公式に存在を否定する“戦術特殊警察”および“内閣調査室”と“戦略特殊自衛軍”などで利用されるカービンコンバージョン式自動拳銃。名前が違うだけで中身はノイエナンブM25自動拳銃をカスタマイズしただけの銃で、内部構造そのものはノイエナンブM25自動拳銃と変わらない。
秘匿性が高いため古川芳野のようなヘビーなガンマニアでなければ存在を知ることすら不可能な幻の拳銃。ただ、一部の人間が外部にリークしたようで、エアガン業界はそれを元にモデル化。戦術特殊警察や内閣調査室、戦略特殊自衛軍や反国家思想者再教育場などが広く世間に認知されるようになり安倍政権大惨事。
・SAIGA-12
→正式名称は中国製のSAIGA-12・クローンで、12ゲージまでのショットシェルが利用できたが猟友会に卸す関係上最初から専用のベリーベリーベリーショートマガジン(装弾数一発)が装着されており、加藤一佐が使っていたのはこれをAKマガジンと取り換えたSAIGA-12・クローン。
加藤一佐の違法なチューンアップのおかげで8ゲージのスラッグ弾、バックショット弾、フレシェット弾が使用可能となっており、連射性も良好。通常の人間が使用すれば二~三発撃っただけで肩が脱臼するほど威力の高いミツヤ式ショットシェルを使っているはずなのだが、これを一時間の間ずっと乱射していた加藤一佐は特殊な訓練が積まれているようだ。
そのためこれをSAIGA-12・クローンと呼ぶにはいささか原型から乖離しているため、加藤一佐個人はこれのことをSAIGA-8・スペシャルと呼称している。
・対要塞用陽電子破城ライフル“ヴァナヘイム”
→あらかじめ陽電子を充填したマガジンパックを装着したライフルで、その威力は実際に日本の旧式戦車を破壊したが、直後にパーツ剛性が足りなかったため爆発。その欠陥を表記上は直した扱いにしたが実際に欠陥が直されることなく一般販売され、欠陥中国兵器の代表格となってしまった。
ACに登場するプラズマライフルのようなもので、低圧縮した陽電子を放射するように発射しているためECMや簡単なEMP効果がある。
ただし、電気系統やトリガー周り、砲身冷却システムなどをしっかりとした物にすれば十分実用には耐えうる代物となるが、銃がパンや水よりも安く手に入るパキスタンで十年間飲めや食えや騒げやできるくらいの金額になるため利損率でいえば明らかに損。
これらのシリーズは北欧シリーズと呼称されている。
・赤外線追尾装置付き劣化ウラン弾頭搭載型ロケットランチャー“ヴァルハラ”
→赤外線ホーミング機能が付いた劣化ウラン弾頭を搭載したロケットランチャー。ただ照準器の不具合や、そもそも劣化ウランが銅やタングステンなどで覆われていないほぼむき出しの状態で使用しているため、発射時の熱だけで暴発する危険性がある。
現在は特殊塗料であたかも銅やタングステンなどで覆われている風装っており、実際のところ何も改善されておらず『百回の使用に耐えうる』という謳い文句のくせに使い切りと言わんばかりに一回トリガーを引くとトリガーが戻ることはない。
・戦闘機
・次世代戦闘機開発計画『超速幻想計画』
→翼本式動力型可動式翼を使った多次元戦闘を行う特殊な戦闘機開発計画。エンジンには熱核融合炉が利用され、円錐状のバーニアから円環状に放射することで移動する。
計画推進時には最初は500機まで量産して様子を見ていくつもりだったが、帝国軍が多額の寄付を行ったため最初の二機が帝国軍に供与された。それがダインスレイブとスピア・ザ・ルインである。
可動式翼のため通常の戦闘機では行えない上や下方向、横方向への垂直、平行移動が可能であり、翼を百八十度回転させることで急停止・後ろ方向へ急発進などの変則的な戦闘が可能。その後にコクピットブロックを含む戦闘機の胴体部分を移動しながら回転させるなど、航空力学、流体力学などを根本から敵に回すような超高速機動戦闘まで可能とした。翼が相手を見て居なくともFCSとロックオンサークルの中にさえ敵機が入っていればオートロックオンするため某フロムゲーのように幾何学的ともとれる軌道を描きながら敵に向かっていく。
要するに戦闘○精○風。
なお、二番機であるスピア・ザ・ルインは完成していない状態での供与、実験参加であったため最終局面においては急造した“少佐”曰く『おさがり』の状態で出撃することになった。
本来は三番機まで作られたのちに量産型の廉価版が作られるはずだったが、三番機の開発はかなわず、その後は臨時政府主導のもとただの重爆として作り直され『真・超速幻想計画』の一番機となる。
・対対消滅機関用振動弾頭搭載型超音速重爆撃戦闘機“ダインスレイブ”
→対中間子防御フィールド用の振動弾頭を搭載した重爆。マッハ5、つまり時速6120kmほどで移動する戦闘機であり、通常の神経している人だったらまず戦闘行動さえ取れない。そのためこれらを使うには特別な操縦適性が必要とのこと。その適性が“少佐”に出てしまったのが運のつき。
戦闘適性のほかに専用のウェアラブル端末を装備する必要があり、少佐がそれをコクピットに投げ捨てて居たがこれを外したらまともに動かすことすら困難になるため少佐が頭おかしいだけ。
・対対消滅機関用振動弾頭搭載型超音速重爆撃戦闘機“スピア・ザ・ルイン”
→ダインスレイブに対抗するために急いで完成させた戦闘機で、“少佐”曰く『おさがり』直接ダインスレイブの稼働データがフィードバックされているため『おさがり』というのはあまり間違いではない。
ただ急造したとはいえ戦闘能力はダインスレイブと同等か一時的に上回る。さらに補給の苦しい三十六艦隊とは違い長距離から中距離の誘導弾、短距離の無誘導弾までをも満載しており、瞬間火力的に見ればダインスレイブを超える。さらに対誘導ミサイル用迎撃電波が機首の先から放出されており、飛び回っているだけでミサイル砲撃の妨害が行える戦闘補助・支援機体としても機能する万能型。
試験機の意味合いの強いダインスレイブからのデータが直接フィードバックされているため、ダインスレイブよりはある程度乗り手を選ばないが、やはり先天的・後天的戦闘資質が必要なことには変わりない。
・真・超速幻想計画一番機“ティルヴィング”
→ダインスレイブやスピア・ザ・ルインと同じ理由によって、所有者の害になりうる武器という意味合いから“ティルヴィング”の名を付けられた、計画書上の超速幻想計画三番機にして真・超速幻想計画一番機。
ダインスレイブやスピア・ザ・ルインの戦闘記録から超速幻想計画の骨子を流用した状態で再設計され、超高機動型多次元戦闘用超音速重爆撃機として生まれ変わることになるが、それ以前の計画ではダインスレイブやスピア・ザ・ルインのデータを直接フィードバックした“現状最強の戦闘機”として開発されようとしていた。
そのためスピア・ザ・ルインの発展型の弾道弾誤誘導装置や、FCSがオーバーヒートしない限りは絶対にロックオンさせない照準不可領域などを備えた、盗まれたら一機だけで確実に日本が負ける装置などを搭載する予定だった。
そのこともあって、それら研究データを応用して国産イージスシステムの照準装置の粗を修正するソフトを開発、少数精鋭艦での任務を可能としたほか鬼エイムによる避けられない計算されつくした射撃によって機銃弾一発あたり一機の敵戦闘機撃墜も可能となった。
誰だこんなもの開発した奴。
『こんな物浮かべて喜ぶとは、変態どもが!』という敵国の声が聞こえてくるかのようである。
・フォーミュラー計画
軍隊という組織は、須らく少佐のような大体不可能な個人戦力に依存することを厳に慎むべきであり、代替可能な凡人でも一定の戦果が確実に出せる汎用的な機体を作りだすことが重要である。
以上のことを目的として始まり現在も続いている戦闘機開発計画。超速幻想計画は別のライン。
これまでに九十四回新型機が作られており、一世代目でも十分にアメリカの戦闘機十機を相手に圧倒できる。どこを目指しているんだどこを。一年に数十回以上の戦力の刷新が行われていたため、たった三年で九十回以上もの新型機が作られるという暴挙に及んだ。
・F-90 陽炎
→ある意味フォーミュラー計画で一番完成された機体。通常飛行でマッハ3.5を平気でたたき出し、高い機動性と高い攻撃性能を両立し、全くの素人でもほとんど感覚で動かすことが可能な操縦システムが搭載されている。
ただし士官の能力が一定以上を超えてしまうと逆に士官が動きの鈍さに付いていけなくなってしまうため、その士官一人一人に対応するカスタムが必要とされたことと製造コストが非常にかかるためフォーミュラー計画の趣旨としては失敗してしまった。
だが今現在でも個人用に改造されたF-90を使う士官は少数ながら存在している。
・F-91 不知火壱型
→フォーミュラー計画九十一番目の機体。前型であるF-90の弱点を克服する代わりに加速性能が落とされている。
ただ最大巡航速度をマッハ3に甘んずる代わりに高い拡張性と現行のミサイル兵装や最新型の弾薬を満載しても飛行可能な耐久性と剛性を手に入れることを前提に開発された機体だけあって現場での評判も良く、ある意味では完成した機体だった。
製造コストを安く済ませ、個人個人に合わせた改造をしなくとも一定数以上の戦火があげられることもあって現場からは高い評価を得ている半面、熟練にとっては縛りプレイを要求されるため熟練者からの要求をフィードバックする形で熟練の士官向けに弐型が開発された。
・F-91SC 不知火弐型
→積載量を減らす代わりに照準の精度があげられており、ミサイルの迎撃性能が上がっていることと高感度センサーが内蔵されているため指揮官機としても使用が可能。さらにアタッチメントの付け替えで壱型同様に過剰積載も同様のレベルまで積載量を増やすことも可能。
SCはセコンドカスタムの略称。
・F-94 迅雷
→ロボティクス・ノーツ:サガにおいて嵐山神奈の使用した変形機体『Reinhard』を模した象徴的な機体。フォーミュラー計画の完成系。
両翼に機関銃を搭載し、機首部分にはミサイル迎撃用のバルカン砲が備えられており、試作だがマイクロミサイル発射管も備えられている。第三十六女子前線艦艇科、第三十六男子前線艦艇科などに優先的に配備されている。
何故これだけゲームプレイヤーの機体を模した象徴的な機体となったかと言うと、これまでの機体では象徴性に欠ける、率直に言うと地味めな機体だったため要求スペックに象徴性が追加されただけのこと。そこで一般公募したところ、一番多く寄せられたのがロボティクスノーツ:サガにおいてある種の神話を作り出し、今ではロボティクスノーツ:ヘレで多数の機体再現者が出ている嵐山神奈の『Reinhard』に決まった。
ただ最新型とあって某宇宙戦艦のようにお飾りの最新型ではないのだが、少々熟練者向きの装備構成と言うこともあり、F-91はまだまだ全盛のようだ。
・戦争(時系列順)
・第二次日中戦争(20××年)
→少佐の独白の時に表現されたように、安倍政権が『軍備は整った』という声明を発表して当時トランプ政権によって日米安全保障条約が破棄されたのをいいことに中国への本格的な侵略を開始すると宣言。これによって学徒出陣令が出され、当時の満19歳以上の男性、満40歳以上から70歳未満の未婚・独身女性を戦線に投入、30000000人以上の犠牲者を出しつつ、最終的には中国と平和条約を締結。第二次日中戦争は幕を閉じ、安倍政権はそののちに『この悲劇を忘れないために~』と自分で強行採決したその舌の根も乾かぬうちに前線に出撃した人たちをまとめてコールドスリープした。
この後、自衛軍の人員が足りなくなったことから40歳以下の女性を前線での戦闘行為や特殊部隊への配備を解禁、安倍政権は延命に成功するが一年後に失脚する。
・日米日中日露侵略戦争(大昭22年 正式な年号は不明)
→マルティン・トランプというドナルド・トランプのひ孫が日本に宣戦布告。日本の国土がほしかった中国とロシアに働き掛け、東南アジアやトルコには日本への輸出を停止。兵糧攻めに入ろうとしたが、仕向けた艦隊はおろか兵員輸送ヘリのことごとくが自国の供与したイージスシステムによって撃ち落とされ、最終的にアメリカは真珠湾とワシントン、ニューヨークやラングレーのCIA本部をミツヤ式三式傷痍クラスター爆弾の直撃を受け更地になる。
中国は各種港湾設備もろもろと上海、北京、南京にミツヤ式三式傷痍クラスター爆弾が落とされ、安普請の国のため森を挟んで周辺に位置する地域まで被害が及んだという。おもに二次被害で。
ロシアはツングースカ川からだんだん南下するように艦砲射撃が加えられ、被害拡大を恐れたバルト三国はロシアへの支援撤退を表明、ウクライナやベネルクス三国も同様に反共産主義、反米反露親日路線を表明。中国がなぎ払われたことによってロシアも日本と和平条約を結ぶ、と思われたがどうせ数年と待たずして手のひら返しすることは分かっていたため、ロシアが会談の場を設けた際もロシアの大統領が168時間(一週間)遅れで到着した後も日本はとうとう会談の場に現れず、以降もアメリカやイギリスを仲介として会談の場を200回(つまりほぼ一~二週間おきに)ほど設けているがいまだに会談は成立していない。(そもそも会談の場を設けた敗戦国側が一週間も遅れて来るのが悪い。来ないよりましだが)
これにおける戦争賠償金は各国の総資本から計算して返せるだろうと思われる額を要求しており、本来は感謝されこそすれ何故かアメリカも中国もロシアも反日政策に力を入れている。
・外国
・アメリカ
→移民政策を破棄し移民法を撤廃、移民を禁止する移民禁止法が制定され、移民禁止法を改正することそのものも禁止し、改正しようとする者は白人であろうと国籍をはく奪されたのちに死刑にされる国。
その他にも黒人退去法の法案可決後十親等以内に移民が確認されなかった黒人以外は赤紙が送られ、赤紙の送付から一日以内に国外退去しなければ銃殺されることから大量の黒人がブラジルなどの南米に着の身着のままで殺到したが、visaが期限切れ扱いにされたり不当な理由で逮捕される者が続出し、飛行機を使って逃げようにも正規のパスポートが偽造パスポート扱いにされそもそも飛行機に乗れないためアメリカ国内で大量に黒人が処刑される。これが世界各国のテレビで放送され、アメリカ国内の白人はこれを笑って見て居たそうな。
これによって純粋な白人国家が誕生したが、黒人より白人のほうが数が少ないこととその白人の中でも黒人と親しかったものをCIAが逮捕、銃殺したことによって労働人口が大幅に減少、株価暴落、国力が疲弊しもはや死に体。しょうがないから白人を移民に頼ろうにも移民禁止法によって移民が不可能、改正しようとすると死刑確定ということもあり、白人の量産が進んでいない。
・中国
→とにかく日本を悪者にすればそれで人民みな幸せな国。
すべての文化は中国が作ったと言ってはばからず、中国の教育番組では日本はもちろんドイツ、アメリカ、フランス、イタリア、スペイン、ロシア、インド、ベトナム、タイなどの国は我々に金を払うべきだという放送を連日連夜繰り返し報道しており、諸外国のホテルや税関では中国排斥運動が起こっている(おもにホテルでは『中国人お断り』とご丁寧に日本語で書かれている)
朝鮮とロシアとの外交摩擦すさまじい。その原因は日本の領有権らしいが、一度負けた癖に何を言ってやがると思うのは作者だけ?
・朝鮮
→バカチョン
中国のいいなり。
・ロシア
→日本の国土はロシアのものだと言ってはばからない国。そのため日米日中日露侵略戦争後の平和条約調印の場にも一週間遅れで到着する馬鹿な国。北方四島を奪い返されたのがそんなに憎いか。
中国や朝鮮とはかなり仲が悪く、おもに日本の領有権で揉めているようだ。馬鹿じゃねぇの。
スラブ系の糞どもの共同体
・日本
→作中の日本は今の日本の現状と同様。少々誇張して書いたが、おおむね国内情勢は今の日本そのものを風刺したもの。北方四島を取り返しロシア人を丁寧に本国に送り返してあげたのに何故かロシア人に嫌われている。これだからスラヴの田舎者どもは礼儀を知らない。
・組織
・日本国国防自衛軍
→陸・海・空自衛軍の総称。一般ではこっちでの認知が強い。現実の自衛隊が十把一絡げに自衛隊と呼称されているのと同じ。
各自衛軍の将官や幕僚長などが元締めとなっているが、現実の自衛隊や第二次大戦中の日本軍のようにそれぞれが険悪な仲というわけではなく、それぞれがそれぞれに緊張感を以て手と手を取り合っている状態。企業連よりかは断然まし。
現実の自衛隊とは異なり、相手の攻撃意思が確認されれば自衛のために攻撃することが常に許可されており、海上保安警察などは威嚇射撃後に本射撃を本部の了解を待たずに発砲することが許可されている。
そのため隊員ではなく士官と呼ぶのが正しいのだが、階級などは一部以前の自衛隊の階級をそのまま使っているようだ。
・陸上自衛軍
→基本的に艦船クラスよりかは幾分か出力の小さい中間子防御フィールドを使用する戦車や多連装迎撃ロケットシステムなどが中核となっており、海上自衛軍などでも使用されているさまざまな種類の銃器類の研究開発も行っており、これのおかげでどちらが上どちらが下といった風な格差が起こりにくくなっているともいえる。
ミツヤ式三式傷痍クラスター爆弾の草案を練ったのも陸上自衛軍で、艦船のほとんどに搭載されている各種ミサイルの草案を練ったのも陸上自衛軍。
臨時政府建設時も陸上自衛軍幕僚長らが裏から助力してくれていたようだが真偽は不明。
災害救助や動物園などから猛獣が逃げ出した際、研究所や発電施設のトラブルの際に動員されるため、現実の自衛隊と大差ない。
・戦略特殊自衛軍
→秘匿部隊。戦略特殊自衛軍専用に別の製造ラインでノイエナンブM26Cなどを作らせたのを使用しており、もっぱら政府というか安倍のいいなり。
基本的な任務のほとんどは手段を問わない強引な拉致監禁や拷問、尋問や後処理などであり、公安が反国家思想者の疑いありと認定した人間を反国家思想者再教育場と言う名の洗脳施設に詰め込むのも彼らの仕事。そのうえそれが必要であれば性的拷問または違法薬物の投薬なども許可されており、ある存在によって露見する。
一人あたりの年間殺害数が千人を超えており、スパイを殺害した人数よりも政治家にとって不利な情報を仕入れた一般人を殺した数のほうが多く、構成員は大体無法者。無法者に法に則る形での特権を与えたらこうなるという分かりやすい例。
・航空自衛軍
→おもに戦闘機設計開発、駐屯地や強襲艦隊に出向する形で戦力が分散配備されており、その関係上陸上自衛軍と海上自衛軍と最もつながりが深い。そのこともあって、新型戦闘機を開発すればもれなく試験場や実戦テストの場などが優先して用意されることもあり国内でもおもに研究機関のイメージが強い。作中第六話終盤に出てきた戦闘機パイロットも航空自衛軍士官。
おもに陸上自衛軍の試作した新型ミサイルを新型機で実証することも多く、アメリカや中国、ロシアとの小競り合いなどで新型機が毎日活躍している。
その関係上|航空自衛軍曲技飛行小隊の機体の代替わりが目まぐるしく、F-91を使っていたと思ったらいつの間にかF-94に代替わりしていたレベルで目まぐるしい。
・海上自衛軍
→おもにシーレーンの防衛と海上保安警察と協働して領海と排他的経済水域を守ることが任務で、内陸部では加藤式対消滅機関を町工場単位で量産し陸上部隊と海上部隊に供給している。
その補給路を確保するため日本の港湾都市以外にも緊急用の線路や幹線道路が敷かれており、腐らせておくのがもったいないという陸海空の全会一致を以て全て一般でも使用されている。
国防の第一の要諦ということもありやはり予算は多少多いようだが、海がダメなら日本は終わってしまうことが第二次大戦の戦訓として生かされているため文句は出ていないようで、余った予算は等分して航空自衛軍と陸上自衛軍に計上されている。これは不使用予算を返還する形で行われており、法的にはかなりグレーラインっぽいホワイトライン。
毎週金曜日には各港湾都市に軍艦が集結し『金曜海軍カレーフェスタ』が行われており、それらで手に入れた資金は全て自衛軍全体の共有財産として扱われているそうだ。
・海上保安警察
→実際何してるんだろうね?
遭難者救助や転覆した一般の船の乗員救助を行ったりと一般にとても活躍しているはずなのにどうにも国民からの覚えが悪い。解せぬ。
海岸整備や潮の流れが変わるあたりで小型の巡視船を停泊したりしているのだが、どうしてなんだろうね?
・戦略特殊警察
→秘匿部隊。防諜部隊。
要人警護から何から何までこなす何でも屋さん部隊。けれど本職には劣り、レンジャーになれそうでなれなかった士官崩れを使っているため戦力としても少々中途半端感が否めない。それでも特殊部隊だけあってそれなりに統率も取れており、全体的な練度でいえばさきの戦略特殊自衛軍より実力的には上。
スパイをスパイしたりスパイのスパイをスパイしたりとよく分からんことが主な任務だが、第五話のような場合に導入されるのは大体ここ。
・帝國軍
→簡単に言ってしまえばO○CA旅団。
政財界から他の自衛軍の将官などと強い横のつながりがあり、隠れて艦隊や部隊を動かしたりすることが出来た。とはいってもほとんどが山本英機の持ってきた触られたくない腹のおかげだが。つまり山本英機はテル○ドールでありメル○ェルということに……。
完全無人艦艇化などのさまざま先進技術を買収していたため、実際に参加していた人数は自己申告している数より少ないと思われるが、それでも千や二千で利く数ではないことは間違いない。
・第三十六女子前線艦艇科決戦艦隊
→女性の前線勤務解禁とともに作られた艦隊。女性が言うところの『とことんまでの男女平等』を実現していることと明野や男子前線艦艇科の指揮官の性格もあって基本的には遊びたい盛りの子供と言うよりはかなりシビアな考えの持ち主が多い。
作中は突撃しかしてこなかったが、実際のところは遮蔽物に身を隠しても意味がないため有視界戦闘を優先する形を取った結果ああなっただけで、明野も普通の作戦をすることくらいはできる?はず?かも…………しれない。
旗艦はご存じのとおりイージス戦艦大和改。
・第三十六男子前線艦艇科決戦艦隊
→一度も登場しなかったが、登場しなかった理由とは日米日中日露侵略戦争中三十六艦隊として共に戦っていたことから、今回のこの件において何か関係があるのではないかと疑われ、指揮官を含めて艦隊の構成員全員が拘束されていたため登場したくてもできなかった。
本当は最終決戦でもうちょっと苦戦させて援軍に駆けつける形を取りたかったが、女子分含めて百隻を超える艦隊を湾が広がっただけの東京湾に展開するのは現実的に無理があったからという理由から登場させなかった。
旗艦はイージス戦艦大和改。実は大和は決戦艦隊が二つになったことから同型艦としてではなく全く同じ艦としてもう一隻作ることになり、そのもう一隻作られた艦が伊吹に変わってしまった方の大和改。
・三十六艦隊(旧)
→日米日中日露侵略戦争中の男子科と女子科を合わせた艦隊。男女が混合に配置された艦も少なくは無かったようだが、入浴時間や士官室などは厳しく分けられていたためか何も問題は起こらなかったそうだ。
ストックホルム症候群か何かあったのか分からないが、戦後に恋人関係になる士官が多かったが、明野が婚約者持ちということや男子科の指揮官があれなため基本的に消極的に肯定されている。
・三十六艦隊(新)
→旧帝國軍派閥だった日本武尊の乗組員総勢千人ほどを加えた第三十六女子前線艦艇科が自称するところの三十六艦隊。
旗艦を伊吹に挿げ替えてから一週間の間使われた艦隊名で、第六話以降三十六艦隊は三十六艦隊という名称を維持したまま独立した艦隊として扱われることになる。
・独立治安維持回遊艦艇群“三十六艦隊”
→言ってしまえば名誉職。治安維持とはいっても海上保安警察などもあるため実質不必要と言っても過言ではない。とはいってもいう象徴としてだけというわけではなく、やはりそれなり以上の実力があり、それ以降もこの艦隊を中核として数々の戦争を乗り越えて行くのが通常ルート。
・自民党
→須らく日本人は安倍一族を天皇陛下よりも深く敬い安倍一族に平伏するべきであるという安倍一族にとって都合のいいことしか言わない奴らの溜まり場………………だったはずなのだが、どうやら自民党内にも安倍の敵はいたようだ。
反国家思想者再教育場やネオナチの運営する表向き病院施設を装った人体実験施設『歓びの家』などを支援していたようである。
・反国家思想者再教育場
→簡単に言ってしまえば左翼と認定された人たちを右翼に教育し直す場所。実際のところ洗脳施設。一般に知られていないが外患誘致罪や内乱罪などで死刑が確定している者の中で国益に適いそうな能力を持つ者は死刑が執行された扱いとなってこちらに送られることがある。
とはいっても、その実態は違法研究所に過ぎず、一部の映像がDEEPwebに流れているようだ。洗脳のほかに違法ポルノ撮影用に連れてこられた女性やごく少数だが男性や赤ん坊、少年少女らにLSDや一般に認知されてなく法制度も整っていないような違法薬物認定すらされていない違法薬物を投与して裏ポルノ界隈に売るなどして外貨を不法に稼いだりもしている。
その他に、裏界隈で超能力者、ニュータイプ、強化人間などと呼ばれる人間を秘密裏に捕獲、人体実験や海外に流すなどもしていたようで、どうやら玄武は一時期ここか別の組織で人体実験を受けていたようである。
これの存在が知られて以降あながち間違っていないが、自民党そのものが悪の組織と言うレッテルをはられることになり、そのおかげもあって臨時政府が早期に認められることとなった。
・臨時政府
→陸海空自衛軍幕僚長らや一部の政治家、一般から公募された議員ら、総勢千人による合議制議会。発足当初は軍国主義化や国政の私物化などと揶揄されたが自民党のように毎年何十人と辞職する人間がいないこと、デフレ脱却や雇用並びに賃金及び税金の緩和などによるご機嫌取りなどが功を奏して早期に認められることとなった。
その後は臨時政府から日本国議会という名前に変わったそうだが、本編では未描写。
東郷兵十狼を盟主に発足していたようだが、東郷兵十狼は相変わらず暗躍が好きなようだ。
・女性未来の会
→フェミニストな女性が言うところの『とことんまでの男女平等』を実現しようとしたら差別だの何だのと騒ぐくせに、ならご破算にすれば人権軽視だのセクシュアル・ハラスメントだのと騒ぐ頭の悪い連中。組織は大体未婚女性が大半を占めており、一部老人からの後押しがあったようだが、どれもボケボケの老人からの後押しだったので組織の社会的地位は比較的低い方だった。
第五話での描写にある通り、明野たちが内地に帰れないで三か月を過ごしていた間に急速に勢力を拡大、『男性は女性のペットである』や『男性がいるせいで女性は仕事に就けない』などと好き勝手のたまっていた。
副会長だった西角愛華による解散宣言によって解散し、女性の権利フィーバーも急速に収まりを見せて行ったが、一部の過激かつフェミニストな女性が痴漢冤罪やらサリン散布未遂やら全寮制男子校にC4爆弾を仕掛けるなどしたため内乱罪や名誉棄損、冤罪などのさまざまな余罪で逮捕されることとなった。
・左翼ども
→国家を腐らせていく害虫。
納得できる言い分があることは間違いないがアメリカを見習って銃社会にすべきだとか世界平和のために対消滅機関や中間子メーザー砲などの技術を世界に開示すべきだとかあんぽんたんなことを言っている馬鹿ども。
こういうやつらは多分、自分が世界で一番正しいことを言っているとでも思っているんでしょうね。
・登場人物紹介
・渡辺 明野
一尉 三十六艦隊指揮官 性観念薄い 17~18 元ヤンデレブラコン CV:渡辺 明乃
長きにわたって拷問紛いな虐待を受け続け、今現在も精神疾患を抱えている精神障害者。何で一等海尉になれたのかわからない。
かなり偉そうな言葉遣いをする一般受けしないタイプの嫌な娘。この娘を好きになると言うことは作者と同じ人格破綻者だと認めると言う事に相違ない。
偉そうな言葉遣いをする上に教養なども大抵は兄経由で教わった物であるためかなりの偏りが見受けられる。少なくとも一般社会ではやっていけない。ワ○ナリアみたいなぶっ飛んだ人間の集まりでもない限り。
ただ自分が偉そうにすることができるのは艦を動かす乗組員たちがあってのことだということ“は”自覚しており、常に“正しい”戦闘を、常に“正しい”作戦を行うことを心がけていたが、一か月以上のメガフロートでの滞在で数カ月離れていただけなのに内陸の人間社会の劣化は見るに堪えず、なぜ戦うのかの理由を見失ってしまう。
星崎由佳の戦う理由を、戦うに足る納得できる理由を探しに行くという言葉に救われ、世界に正しいことも正しくないこともないことを再認識すると同時、久々に心が安らぐ感触を得る。
この年にして婚約者がおり、一般の男性らしいが仲は悪くはないようだ。
星崎由佳と名前で呼び合う関係のためかなり親密な仲のようであるが、最初期のころは険悪だったようである。
最終話でテレビ放送主要全チャンネルをジャックして今の世界のおかしいことを伝え、三十六艦隊は自衛軍の手を離れ独自の作戦行動に移ることを宣言し、帝國軍を打破するがそれ以降はその後の社会に任せると言い残す。これによって女性未来の会や左翼的マスメディア、人権団体などが一端活動を休止させたり落ち着くなどをした。
決戦にてケラウノスと一騎打ちとなり伊吹と運命を共にする。
実は婚約者と何度かデートしたことがあるが、そのたびに『君は同性愛者を増やしそうだね』と言われるほど無自覚に色っぽい行動をする。とはいっても腕を組んだり指をからませたりする際や、部屋に二人きりの状態でのみ発動されるため不特定多数を犠牲者にすることはあまりない。その毒牙にやられたのが婚約者君と高亀蛇目。
うちの主人公全般に言えることだが、男の趣味が大抵悪い。そのうえ依存体質。精神的にも肉体的にも。
某声優さんと名前が同じだが、設定資料集を書いているときに気がついたため偶然の一致。
・渡辺 暁
一佐 指揮官 25 妹魂 CV:前田 剛
明野にトラウマを植え付けることになる婉曲的原因。長男、第一子ということで可愛がられていたのを明野が生まれて来たことで両親がそれにかかりきりになり、明野が言葉を喋れるような年になると同時にある事無いことを吹聴した。
本人としては少し痛い目を見て貰おうと思っただけだったが目論見は外れ、22歳、三佐として任官し潜水空母の艦長として頭角を現してきた頃、明野の現状を知りその異常な事態から救い出し、出来るだけ優しく接しているうちに依存される様になる。
一年以上休暇を取っていた為お偉方からの印象は悪く、一佐になれたのも東郷兵十狼海将の口添えのおかげ。
東郷兵十狼海将との出会いは不明だが、少なくとも仲は悪くもなく良くもない中間の立ち位置なのかもしれない。
・星崎 由佳
二尉 副官 微百合成分 17~18 CV:喜多村 英梨
明野信者その一。一番最初から副官として引っ付き虫をしていた為、兎角明野を信頼しており、それが仇となってコミュニケーション不足に陥り加藤三郎一佐に理不尽な怒りを覚えてしまう。
主人公の生い立ちと精神年齢と肉体年齢の祖語を真に理解できず、主人公の『闘う理由が分からない』という言葉に対しては『それを探しに行く』という無責任な言葉を返すしかなかったが、ある意味でそれは真理を衝いており、明野の心は救われる結果となった。
名前で呼び合う仲のためプライベートでもかなり親密な仲のようであるが、どうやら最初期のころはいやいや明野にひっついていたらしい。
あまり描写しなかったが、本来の彼女は自分こそ海曹長の地位にふさわしいと考えており、自分よりもペーパーテストの点が振るわなかった明野が海曹長になっていることに不満を覚え、やり方によっては昇進可能ではあるが基本的に大きな昇進のない副官の地位になってしまったため不満タラタラ、世間知らずにもほどのある主人公の世話をいやいやながらも焼いていた。
星崎優華を母に、夜長俊夫を実父に持つが、彼女は夜長俊夫の父の祖父が外に作った子供の子供が何の運命か俊夫と出来て生まれた曾孫であり、シングルマザーの家庭で育ったが職場の同僚に不興を買ったのか放火され、命からがら逃げ出すことに成功したが母親は死亡する。
一週間を児童養護施設で過ごしたが、時たま家に訪れていた実父である俊夫の訪問、そのあとからとんとん拍子に養子縁組を結ぶことになる。
本来は夜長の姓を名乗ってなければならないのだが、養子縁組を組んだ際に戸籍欄にそのまま以前の姓を書き込んだためかなりややこしいことになっている。
日米日中日露侵略戦争に突入した際、他の士官同様に虐げられている彼女を見て内心『流れ弾に当たって死んでほしい』と思っていたが、戦争終盤、それでも必死に生き残る彼女の姿を見て『そう思うことは卑屈なのではないか』と考えるようになり、彼女が自発的にクーデタを起こし艦隊を文字通り手中に収めてからの快進撃を見て、彼女を支えていこうと考えるようになった。
明野のカルトとなっているが、常識的思考は持っており、荒唐無稽な作戦(そもそも作戦ですらない)を立案するたびに一度か二度ほど歯止めをかけるが、作中中盤ではブレーキをかけることすらまれになる。
・鉄装 綴
三尉 砲術長 16~17 CV:高橋 李衣
明野信者その二。三年前の戦争後、当時の三十六艦隊の足りなくなった人員の補充要員として大和改に着任した。
大和改の主砲を撃つことに関して最初は戸惑いを覚えていたようであるが、生き残るために必要なことだと理解すると乗組員や他の艦を守るためにその力を振るうようになる。
未登場ではあるが掌砲長や他の人員に命令を伝え主砲へのエネルギーを供給させ、最後の締めに砲術長である彼女がボタンを押して発射するというしち面倒くさい方式での砲撃らしい。(もう少ししち面倒くさい手順を説明すると、各砲手の手元の端末にボタンが表示され、砲手の一定数の賛成を以て砲術長のコンソールにボタンが表示される。緊急時にはこれを省略できる)
伊吹に搭乗してからは命令を受けてからコンソールを操作、イージスシステムが大砲を操作しロックオンするとあとは自動でエネルギーが充填されるようになっており、それまで砲兵をしていた部下たちは軒並みVLS操作や魚雷の発射要員に鞍替えすることになる。
・矢島 未来
三尉 観測手 真正のド変態 超右翼 中国人嫌い 16~17 CV:前田 愛
九州のかなり南の方の生まれらしく、中国人にレイプされる女性を見て育ったため性格が少々どころではなく捻くれており、作中中国人がボコされているのを見て興奮していた真正のド変態。
この時代の艦船はほぼすべて国産イージスシステムかイージスシステムの模造品で動かしているため本来あまり意味のない係ではあるが、大型艦における弾着観測はもとより艦の射撃の位置補正などを行っており、機械が算出した値と観測手がUAVなどから得た情報から位置補正を行い主砲を発射するためかなり重要。使用している双眼鏡やUAVは艦種に合わせて調節されており大和改の場合は400kmまで捕捉可能。戦艦空母の場合は観測用UAVを攻撃機に混ぜて飛ばすためほぼ不要。
・来摩 輪
三尉 操舵手 戦闘狂 明野と同レベルのコミュ障 変態 17 CV:林原 めぐみ
負けず嫌いなところがあり、負けそうになると余計に興奮するタイプのドM。必要とあらば戦艦でドリフトするとまで豪語する操舵技術を持っているようだが作中で披露されることはなかった。特技は戦艦の質量を利用した特攻と戦艦とは思えない機動性での撹乱などなど。
明野の命令があればいつでも動けるようにしており、作中では一番寡黙で大人しめの明野信者。大人しいのかカルトなのかはっきりしろ。
中学時代のいじめが原因で人と深く関わることが苦手になってしまったが、明野の自信にあふれる態度(虚勢ともいう)に勇気をもらい、日米日中日露侵略戦争後にようやっと彼氏を手に入れる。最終話のあと、無事に結婚し二児の母になっているようである。
・藜 茜
三尉 通信手 ハッカー 17 CV:種田 梨紗
ぶっちゃけ何を紹介すればいいのかわからない名前だけの幽霊乗組員さん。何気に日本全国のテレビ放送主要全チャンネルをジャックしたりアメリカ国防総省のデータバンクに足跡を一切残さずにハッキングする程度の実力がある。ハッキングが得意な人はもちろんできるよね?作者はできません。
何気に怒らせると怖いイメージがあり、明野が抜き身の刀なら彼女は刺し身の刀(造語)といった具合で、怒らせた場合は言葉でねじ伏せられる、といった感じのイメージ。
以下没会話
『相変わらず君すごいねぇ~。国防総省にGoo○leに外務省。何気にこの艦隊、チートスペックの塊だよねぇ』
『この程度普通ですよ?国防総省にしたってGoo○leにしたって外務省にしたってセキュリティレベルが低すぎるんです――ほらここ、別のハッカーが掘った跡ですし、こっちのここも別のハッカーが情報を抜き取った跡ですよ』
『―――――――――』
・鳴神 仄火
階級不明 機関室長 いらん子 天然の天才 17 CV:坂本真綾
ボーイッシュなイメージで、場を持たせるために唐突に作った子。本当は僕っ娘とか俺っ娘で通す気だったが、長くしすぎるわけにいかなかったため泣く泣く設定暴露回を省いた結果、ワンシーンしか登場しないいらん娘になってしまった。何故だ!!
機関室長の肩書はだてではなく、ばらばらに分解し量子力学や流体力学を突き詰めに突き詰めに突き詰めた炉心機関である対消滅機関をばらして再度組み立てることがただ一人可能な何気にすごい子。
明野信者ではない。
・道明寺 朱鳥
階級不明 戦艦空母比叡艦長 過激 犬属性過多 詐欺師 16~18 CV:渡辺 久美子
明野のシンパ。そのうえ忠誠心の強いワンコ。式典の場で名指しで明野のことを批判した海上自衛軍三佐を射殺しようとした前科あり。何故それで艦長になれたのかが分からない。
ワンコのくせに言うこと為すことに説得力があるため始末に負えず、特に金貸しにおいては厳格過ぎて最早詐欺。
彼女のせいで明野を名指しで批判していた幕僚や高級将校たちは軒並み首をつることになった。そのため明野が作中で大和改の艦長を続けられていた婉曲的要因の一部に、実はこの子が一躍噛んでいたりする。
・夜長 契司
一尉 副官 影薄い 何気に重要な人だった ワンコ 25 CV:柿原 徹也
中学生くらいの年の頃の主人公の社会復帰計画に一番関わっていた人物だが主人公から存在を忘れられるほど影が薄い。実際第二話でも午前三時当たりの会話以降殆ど登場していない。
家庭がかなり複雑らしく、『あやとりをやったことない人が難しいあやとりの技に挑戦したらこんな感じ』というほどにこじれにこじれにこじれにこじれにこじれており、実のところ星崎由佳の義兄。
本人としては義妹のことを心底から愛しているらしいが、それが義妹に伝わる日が来るのやら……。
なお、見た目も影が薄く全体的に普通。けれど彼女もちで一般人の上、性格がかなりいい女性らしい。爆ぜろ。そして馬糞に埋もれろ。
・加藤 三郎
一佐 佐世保海上基地司令官 35 CV:森川 智之
某正義の味方になるロボット漫画に出てくる敵組織の総司令から苗字を拝借。トリガーフィーバーのようで、一時間もかけずにメガフロート内を制圧してしまう。以前にも海外のクレー射撃大会に出場しており、一位をとっていたようである。
中年男だが中年太りはしておらず高威力の散弾銃を使う関係からそこそこ筋肉の付きが良いほう。ただ制服越しに見ると太って見える。
・東郷 兵十狼
大将 一切描写されない 支援者 理解者 胡散臭い 58 CV:中田 譲治
よくわからない御仁。いい人なのかもしれないが結局は何もわからない。
・田中 徳太郎
一佐 道化 存命 40 CV:仲木 隆司
明野に説得されて生き残ることを決めた馬鹿。襲撃した自分たちの命を気にしてくれた明野に心底感謝しており、ある意味では明野信者。
意志薄弱なのが山本英機にばれており、もしも裏切ることがあれば後ろから撃ち殺すために射程圏外から追いかけられていた不憫な人。
ついでに、この人が社会に絶望したのは24の時。大卒社会人二年目から。
・海崎 隼人
准将 比較的まとも 孤児院設立 よくわからん 35 CV:浪川 大輔
大昭になってから任官した人だが、帝国軍に入ったことによって出世した人。本人としては少しでもまともな、子供に胸を張って託せるような世界を作ろうとしたようだがだんだんと帝國軍に対して疑問を持つようになり、山本英機が子供たちを射殺したことで我に返る。
その後は退職金と基地にいた子供たちを全員(三人)連れて田舎でのんびりと過ごしているようだ。
玄武と契約しており、日本中の裏に巻き込まれる形になった子供たちの面倒の一切をみることを条件として、玄武には子供たちを集めることと孤児院の運営費用の一部を負担してもらえることになり、設立から間もなくロリショタハーレム状態。子供たちも戦闘能力がそれなりに高いため護衛にも困っていないようである。
・海崎 暁美
一般人 いじめられっ子 解脱 こいつ必要? 16 CV:榊原ゆい
海崎准将の姪っこ。兄妹のような関係だったらしいが、13になるあたりから海崎准将と疎遠になり、以来彼のことを嫌っている。ナゼダ。
いじめられっ子で、典型的なノーと言うことのできない日本人で、作中終盤で初登場を果たし勝手に解脱して勝手にフェードアウトした良く分からん子。
以降再度いじめの標的にされたようだが、特に気にすることなく普通に過ごし、卒業後は海崎隼人の経営する児童養護施設に就職したようだ。
・山本 英機
中将 首謀者 道化 生死不明 65 CV:松岡 文雄
自衛軍内で恋人関係だった女性に痴漢扱いされて御縄に掛りそうになったことやその後のいろいろから女性を差別対象として見るようになり、それを安倍に利用される形となった。結局のところこいつも道化でしかない――と見せかけて?
大丸山に超大型反分子爆縮放射砲ケラウノスを仕込むことができる程度には権力があり、最終的には個人の責任としてケラウノスで伊吹と一騎打ちするが、最期まで明野とはウマが合わなかったようである。
・吉崎 義則
大尉 スピア・ザ・ルインパイロット 洗脳済み 生死不明 35 CV:浪川 大輔
洗脳されていても生来の戦闘狂は隠せないらしく、一度戦闘に移ると指揮官の言うことを聞かない。
とはいっても彼なりの騎士道とやらはあるらしく、少佐とお互いに名乗りあってから戦闘に移るなど、意外と潔い面もある。ただ、熱しすぎると言葉尻が上がるようになり、ちょっとした挑発にも乗りやすくなってしまう。そのため『あ゛ぁ゛!!?やってみろよ!!!』と言ったネタ発言を乱発してしまう。
・高亀 蛇目
一尉 前三十六艦隊司令 同性愛者 死亡 18 CV:豊口 めぐみ
艦長になれるくらいには成績も指揮能力も高いのだが、出す作戦が大抵外れてしまうことから短期決戦を予想した作戦が見事に長期戦に持ちこされ、口下手が過ぎたために最後まで艦隊の人員全てに恨まれたまま死亡したある種可哀想な子。何故艦長になれたのか分からない。
メンタルが弱く、日ごとに嫌われていく自分のことを子安二尉に号泣しながら相談するほど。一番目を掛けていた明野に拳銃を向けられたことにデスメタ顔負けの表情の裏側で一番衝撃を受けていた。
子安優美が好色であることやバイセクシュアルなことも相まって(性的に)慰めてもらうことも多かったようだが仕事とプライベートは割り切っていたようである。
・子安 優美
二尉 前三十六艦隊司令の副官 好色 バイセクシュアル 死亡 18 CV:田中 敦子
高亀一尉の幼馴染。日毎に嫌われる高亀一尉の相談役を務めており、誰かがある事無いこと吹聴しているのまでは突きとめられたが最後は高亀一尉と運命を共にした。
友達思いの良い子で、最終的には開き直って高亀一尉が嫌われるのを止められないのならと自分も悪役として矢面に立つことを決意した。
恋人がおり結婚を前提に付き合っていたが、同時に高亀一尉にも恋人と同等の感情を持っており、好色でバイセクシュアル。女性しかいない艦隊のため男役を引き受けることが多かったようだが、高亀一尉とは男役女役を代わりばんこでしていたようだ。
・浦安 成実
三尉 前三十六艦隊司令の取り巻き 死亡 18 CV:田村 ゆかり
かなり性格の悪い人間で、高亀一尉を悪役として仕立て上げた張本人。最後は高亀一尉と運命を共にした。
自分こそ艦長にふさわしいと考えており、第三話で差別発言をしたのは実はこの子。轟音でまともに声が届かないのをいいことに高亀一尉の声真似をして明野にあることないこと言っていた。
・城崎 江美
一尉 第五話に登場 28 CV:能登 麻美子
某正義の味方になるロボット漫画のヒロインの名字から。こちらでは脳味噌だけになってまで世界を救った恋人を見ると言ったこともなく幸せに余生を過ごせたようである。相手は加藤三郎一佐。
・遠藤 静奈
一尉 第五話に登場 26 CV:堀江 由衣
某正義の味方になるロボット漫画に登場する双子の姉から苗字を拝借。こちらの彼女も弟がいるようだが、正義の味方中毒のヤンデレ元アイドルに弟を殺されると言う憂き目にあうことなく平和を満喫しているようだ。
・少佐
少佐 第一話、第五話、第六話に登場 神風特攻隊 ナニカサレタ人 40? CV:藤原 啓治
氏名年齢住所電話番号プライベートその他もろもろの様々なものの一切が不明の佐官。新型戦闘機を渡されるだけあって戦闘においては並ぶ者なしの実力を誇るが、乗り気でない仕事に関しては一切やる気を見せることはなく適当に攻撃して適当に帰還する。
洞察力に長けており、信用できる人間を探すのだけは得意。そのため転属先やお泊りになっている艦隊や駐屯地の士官とは比較的早くに打ち解ける。それを利用しての戦況判断・予測・予報能力も高く、必要とあらばその場で隊列から抜け出し攪乱を始めたりなど、自由行動できる権限をもらっているようだ。
今現在のところダインスレイブの専属整備士である篝火八雲以外に近くに置いている人間はおらず、このことから交友関係も酷く限定的なものであることがわかる。
彼が若かりし頃、当時の馬鹿政府の判断により学徒出陣の憂き目にあい、港湾設備破壊の任務のはずが本土襲撃にまで発展。補給線を断たれゲリラ戦を行うことになり、糧食や弾薬が底をついてしまい死体漁りや野草採取、時には泥水でさえ飲んでいたらしく、最終的に戦時特例で現場指揮官になった少佐を胃袋に納めて精神崩壊。PTSDや摂食障害に似た症状を罹患する。
このことから無能な政治家を忌避するようになり、第五話では加藤一佐の側に着くことを決心する。
なお、彼が若かりし頃の戦争はおそらく後述の西角芳江の経験した戦争と同一のものである可能性がある。
・篝火 八雲
整備士 階級不明 第一話、第五話、第六話に登場 ?? CV:杉田 智和
しがない整備士。それ以上でもそれ以下でもなく、ただ他の整備士よりも整備が丁寧なのを少佐に買われて、半ばヘッドハンティングに近い形でダインスレイブの専属整備士となった。年齢不詳だがおそらく30代。
普段はダインスレイブの整備が終わった後は少佐の御付きということもあって他の整備に参加することは免除されており、その代り少佐の手綱をしっかりと握るという任務が付いているが、そこも少佐の方が理解しているためあまり問題ごとを起こされることはなく二人で呑気に飲みに行くこともあるようだ。
名前の元ネタは無く、少佐の手綱を握る灯台としての意味から篝火を。フワフワと掴みどころがないイメージがまとまらなかったので面倒臭いから八雲。
・西角 芳江
『女性未来の会』会長 傀儡 第六話に登場 60(100?) CV:かわしまりの
第二次世界大戦を後世に伝えるために当時の安倍政権が高齢者を対象に肉体年齢を大幅に若返らせる薬剤を投薬。その後コールドスリープ装置によって40年から60年近く眠らされていた。
最初は第二次世界大戦などの戦争の恐怖を世間に伝えるために『戦争を厭う会』としてやってきていたが、曾孫の我儘につい甘やかした結果団体その物を乗っ取られ、いいように利用されることとなった。
最終的に明野が公共放送主要全チャンネルの周波数をジャックするという行為によって正面から批判され、成熟した大人らしい落ち着いた物腰で孫を諭し団体を解散させた。
能無し。
名字の元ネタは某有名戦車長の名前をもじったもの。不敬だとか言わないで……。
・西角 愛華
『女性未来の会』副会長 実質権力者 第六話に登場 35 CV:かわしまりの
最近の女性にありがちな異性をジャガイモより下に見ているガチキチ猿以下の低能な女性を具現化した存在。けれどその下地には過去に男に騙されるということからきており、元から悪人だったわけではない。
自分が中学生のころに祖母がコールドスリープから目覚め、それから数年を要して立ち上げた『戦争を厭う会』を乗っ取り反男性社会を掲げる『女性未来の会』を立ち上げお年寄りから会費をふんだくっていたが、最終的に祖母に諭されるのと公共放送をジャックしてまで今の社会の歪みを伝えた渡辺明野の言葉から団体を解散。それまで行ってきた男性蔑視の視線を和らげ広く世界を見ていこうと決意する。出来るなら最初からやれ。
・小此木 鶯
戦略特殊警察鳳部隊隊長 現実主義者 第五話と第六話に登場 35~40
特に思想のない特殊部隊隊長。最近の能無し政治家どもにほとほとあきれており、つまらない用件で呼ばないでほしいと思っている。
佐世保メガフロート襲撃の際には負けそうだと思ったら迷わず降伏しろと部下に伝えており、そのおかげで余計なけが人を増やさずに済んだ。
・鳥海 神楽
第五話、第六話に登場 凛々しい 帯刀女子 17 CV:かわしまりの
構想だけは考えていた別作品のヒロイン。サムライガール。
帯刀ガール。五尺三寸無銘の大太刀を常に持ち歩いている。持ち歩かない時もあるが、大体いつも持ち歩いている。
ひょんなことから古川芳野と知り合い、最初は彼女が芳野を守る側だったが、ある時不良数十人に絡まれているエアガンショップ帰りの芳野を見つけ、いつものように助けようとしたが、彼が必死に叫びながらも不良に立ち向かいフルボッコにされる姿を見る。その後に不良を伸すが、それ以来彼との仲が進展するようである。
男女ともに憧れられるような成績優秀者だが、周囲から芳野との付き合いにはごちゃごちゃ言われたようだ。何でも彼女のような美人は芳野のような中肉中背とは付き合ってはいけないという法律があるのだとか。寝言は寝て言え。
天然で偶にのんびりとしているが基本的にシャキッとしている。好きな人や家族をけなす人間には平気で刀を抜くほど自分に近しい人を愛しており、ある種のヤンデレ。
・古川 芳野
第五話、第六話に登場 オタク マニア エアガンの権化 17 CV:檜山 修之
銃が大好きな一般人。趣味はエアガンとモデルガン集め。中肉中背。ノイエナンブM35Cをリークした大元。
銃がとにかく大好きで、家の地下室に除湿機完備のガンルームを常設しており、そこでエアガンを撃ったりモデルガンを撃ったりしており、かなりの変態。キモオタ。
栃木丸井の純正バイオ弾(蒔いたら三日後に肥料になる)を使用しており、一か月の6mmBB弾代が一万円を超える。発射後のBB弾を集めて近所の公園やボランティアの人たちに配っており、それなりに重宝されている。このボランティアの人たちが資金源。
エアガンショップ帰りに不良たちに囲まれ、学校の女子たちや男子たちからの顰蹙の結果であることを理解するが、エアガンを抱えながらも『自分は彼女に胸を張れるような彼氏で居たい』や『ここでまた頭を下げるようなことをしたら彼女に出会う前の自分に逆戻りしてしまう』と言って決然と立ち向かう。
結果的にフルボッコにされるが、彼女との仲は一気に進展したようである。
最近のいきすぎな環境保全団体や動物愛護団体を嫌っており、そのトップの顔写真を的に射的していることがあるそうだ。こいつかなりヤバい。
犬を飼っている。犬種はミニシュナとパピ・ヨン(武○○金ェ……)。
名前の元ネタは某メジャーなのかマイナーなのかよく分からない少なくともコンビニでは売られていない分厚い漫画雑誌で三年ほど前に連載していたシェイクスピアと関係あるのかないのか分からない作品の主人公から。
・玄武
第六話に登場 僕っ娘 16? CV:喜多村 英梨
別作品における最強の異能力者。暗殺家業に就いているらしい?
安部総理や山本英機、加藤三郎などにひっきりなしに呼ばれていたらしいが、最終的に加藤三郎を支援し安部総理などの黒幕逮捕を手助けした。
何らかの技術を使い日本とタジキスタンを往復していたようだが、詳細不明。
どうやら渡辺朱里および古畑智と関係が深いようだが、本編読んでりゃ分かるから割愛。
愉快犯的な一面があるが、こと殺人に関しては真摯に打ち込んでおり、究極的にはその愉快犯的な一面すら仕事の一環でしかない。
・渡辺 朱里(渡辺 明野?)
第七話に登場 ?? CV:渡辺 明乃
第七話に出てくる長い黒髪を後ろで一つに結んだ髪型の女性。所帯を持っているようだがその正体とは?
・渡辺 明理
第七話に登場 ?
第七話に登場する姉弟の姉のほう。双子らしく、年齢的に考えると少々精神的に大人びており、学校での友達は少ないようだ。
以前にも弟とともに伊吹を見たことがあるようだが、初めて目にしたのは第七話。
年齢を考えるとありえないことだが、どうやら一度裏社会に踏み込んでいるようだが真偽不明。
明野、ときたら次は明理がよくね?という安直な発想に無理やり整合性を取りつけたなんて口が裂けても言えない。
・渡辺 永輝
第七話に登場 ?
第七話に登場する姉弟の弟のほう。双子で、年齢的に考えると少々シビアな考えの持ち主。嗅覚に優れ、裏関係の人間の臭いは一発で分かるらしい。
以前にも姉とともに伊吹を見たことがあるようだが、初めて目にしたのは第七話。
年齢を考えるとありえないことだが、どうやら一度裏社会に踏み込んでいるようだが真偽不明。
名前の元ネタは某有名弾幕シューティングゲームに登場するオニャノコの名前をもじって整合性を無理やり付けたもの。
・渡辺 明野?
エピローグに登場 18~19? CV:渡辺 明乃
エピローグに登場する女性。渡辺明野と違い髪がベリーショートではなく肩口まで伸びているようだがその正体とは?
・古畑 智
第五話、第七話に登場 PMCに所属 MIA オペレータ 18 CV:鳥海 浩輔
タジキスタンでPMCの活動に参加している戦術オペレータ。子供たちが戦場で使い捨てにされているのを見て是が非でも守ろうとしてMIA。以降は死神部隊として世界中を転戦している。PMCに所属するようになった経緯は『現世と幽世をつなぐ物語』の主人公と同じ。
名前の元ネタは警部補古畑任三郎から。
・ファティマ
第七話に登場 死神部隊に所属 タジキスタン出身 16~17
中東のとある村落の出身。村がおもにパキスタンなどから安く武器や弾薬を揃えていたため小さいころから銃の使い方を知っており、アメリカ軍が日本の中東進出を食い止めるべく強引にアメリカの占領地にされようとし、国は嬉々として村落の一帯を売買。その時にアメリカ軍の子飼いの子飼いのそのまた子飼いの末端の末端のそのまた末端のペーパーPMSC’sに使い捨て用の少年兵として1ドルにも満たない額で買い叩かれる。
その後古畑智と出会い、出身の村落に帰ることになったがそれをアメリカ軍は日本軍のグリーンベレーだと曲解。日本の宣戦布告だと勝手にキレて本部の意向も聞かずに独断専行し出身の村落に核を落とされそうになる。
古畑智の機転により核をアメリカ軍上空で爆破、報復攻撃にあい村落の民を全員救出後、再びの制圧射撃により死ぬはずだったが………………。
それ以降古畑智に強い信頼を寄せるようになり、以降古畑智についていくようになる。
日本へは観光できたはずだったらしいが?
・ナシム
第七話に登場 死神部隊に所属 タジキスタン出身 16~17
ファティマと同じ村落出身。というか死神部隊はほぼ全員がファティマと同じ村落出身。
アメリカ軍の兵士の性欲処理用便器兼肉壁として活用され心身ともに疲れ果てたところで古畑智に出会い、紆余曲折ありながらも交渉のために村落に一時滞在したはずがアメリカ軍は古畑智を日本軍のグリーンベレーだと曲解し核を落とすことを勧告される。
その際にナシムの驚異的な狙撃センスに目を付け、UAVを介して改造した中国製陽電子破城ライフル“ヴァナヘイム”で発射直後の核弾頭をアメリカ軍上空にて全弾撃墜。ECMやEMP効果によってアメリカ軍を一時撤退させた。
その後、同村落に報復攻撃が始まり、それらの第一軍を退けたのちに第二軍からの報復爆撃に会い死ぬはずだったが………………。
それ以降古畑智に強い信頼を寄せるようになり、以降古畑智についていくようになる。
日本へは観光できたはずだったらしいが?
・東風谷 永次
第五話に登場 フィアンセ 20 CV:鳥海 浩輔
主人公の婚約者。古畑智と友達の一般人。テレビ放送ジャックの時、渡辺家の御両親にお呼ばれしてかなりでかいテレビで主人公の声明を聞いていたらしい。その後どこかに電話したようだが、それが主人公の生死にどのように関係しているかは不明。
・嵐山 神奈
登場しない VR被害者 16~18(19~22) 男性→女性 CV:能登 麻美子
三年間世界中のロボティクス・ノーツプレイヤーたちとともにゲーム世界からの回帰のため戦い続け、寡兵になろうと戦いきったプレイヤー。実際のところはVR技術を自衛軍へ納入するための実証実験のために使われており、今現在も彼(彼女)は人知れず監視されている。
つい最近、荒谷 式に似た雰囲気の男性(内閣調査室という日本の諜報機関の諜報員)と交際しているようで、すでに意識は女性のものに切り替わっている模様。一日に三回は盛っているそうだ。その後もVRに積極的に関わっていくらしい。
・子どもたち
第五話に登場 9~11 死亡
二卵性双生児の双子。姉と弟。帝国軍によって薬物の投与や拷問染みた調教で過去の記憶を失い、帝国軍の諜報用の端末として生きる以外を知らず、五話で初登場すると同時に山本英機に射殺される。遺体は無縁塚に葬られたようである。
・戦術特殊警察の皆さん
第五話に登場 拘束
言ってしまえば国と自衛軍の言いなり。アインザッツグルッペン同様の移動暗殺部隊。
・帝國軍の皆さん
ほぼ全話に登場 軍法会議→懲役刑者多数
ただのバカとは言えない連中。言っていることは男性としては多大に共感を得られる内容ばかりなのだが……。
要するにただの能無しの塵虫共の寄り合い所帯。これ以上にどう表現しろと?
・女性未来の会の皆さん
実際は三話から登場 空中分解→過激派は逮捕
最近の女性を誇張表現含めて滑稽に描いた道化共。いつの時代も“政治の場に女性を入れてはならない”という格言を具現化したような悪い面の具現。この女性たちを反面教師にしてほしいです。
要するに、馬鹿共が浮かれて馬鹿なことをやっているだけの馬鹿の為の馬鹿による馬鹿だけの集会。詰まる所、馬鹿ばっか。
・行きすぎな環境保全団体
人間が増えすぎたせいで地球環境が悪くなっていると言っている団体で、環境を守るためには地球の人口をある程度コントロールする(今の地球の総人口の百分の一くらいまで)必要があると言っている。お前らが死ねよ。
そのくせフロンガスやら石油とか化石燃料とかを推進しているあたり馬鹿としか言いようがない。原子力発電や核融合発電よりも政府が国民に媚を売るために改竄したデータをもとに火力発電のほうが安全だとか言っているあたりその馬鹿さ加減が分かるというもの。
・行きすぎな動物愛護団体
地球上のすべての動物は人間が保護していくべきであるとしており、一部の少数民族もその保護対象のようである。傍迷惑な。
そのくせ普段から牛肉や豚肉を好んで食べており、ヤクザに『動物愛護とか言っている癖しやがって、テメエ豚肉食ってんじゃねぇよ』と言われた際には『自分が食べる分にはいいんだ』と言っており、カルト化と独善化が進んでいるようである。
なお、地球の人間の総人口よりも一匹の動物の命のほうが大切だとかキチッた事を言っている。だったら自分で死を実践して見せろ。□□□ドールのようにな。
・安倍 修造
諸悪の根源 帝國軍創設者 独裁主義一家の末裔 最終的に逮捕 46 CV:■■ ■■
じっちゃんの夢を継いで自民党による日本の一党独裁を成し遂げたい!――は?沖縄人?知らんとね、そないな辺境の土人。
安倍一族の末裔。例によって○パホテルとか日○組やら学校法人とかと癒着しており、一党独裁を成し遂げるためなら日本国民をいくらでも殺すとか平気でテレビで言える天然もののキチガイ。一族がキチガイだからしょうがない。
・幕間
・渡辺 明野
『竣工』に登場 ヤンデレブラコン その後は推して知るべし 13? CV:渡辺 明乃
現在進行形のヤンデレブラコン。家には兄しか味方がいないと思っており、自分の居場所は兄の傍だけだと考えている。そのため範囲を直径六メートル、半径で三メートルほどの円と仮定した場合、その範囲から兄が離れると途端に情緒不安定になりだし、親や親戚、使用人などに出会うと手首を切ろうとするサイコなお嬢さん。
基本的に兄に頭を撫でられたり手を繋いだりするだけでイッてしまうヤバい子で、もはや兄が麻薬のような役割となっており、兄に犯されてもいいと考えている手遅れ且つ頭のおかしい娘。
この話の後で夜長 契司に出会う。そしてあの嫌な娘へ……何処どうやったらああなるのだろうか……。
・渡辺 暁
『竣工』に登場 妹魂一歩手前 20? CV:前田 剛
明野が一切甘やかされることなく育ってきており、そこから情に絆されたというよりかは憐れんで甘やかしている。それが原因で彼女の愛情が病んできているということにうすうす気がついているが、これまで愛されてこなかった反動だと思い込んでおりなおさら溺愛に拍車をかける結果となった。
彼のやっていることは端的に犬猫を溺愛するのと同じ感覚のため、広義的かつ拡大解釈的に彼のやっていることはある種の虐待及びに洗脳行為であることには変わりない。
夜長契司に対して『お前にも妹がいるんだから分かるだろ?』と皮肉が出てくるほど妹関連の話を耳元で聞かされてきたため、それなりに思い会話であるはずなのに(作者的に)笑いどころを作ってしまった。クスクスと笑えた人はフロム脳(←確定)
・夜長契司
『竣工』に登場 妹魂 でも嫌われている? 20? CV:柿原 徹也
まだ若いころのため少々カッキーボイスが高め。某ヤンデレメンへラブラコン弟をイメージしていただければ早い。ヤンデレメンヘラブラコン要素の一切をなくし、代わりにシスコン要素を入れたら出来上がってしまった『仕事がそれなりに出来る変態』である。星崎由佳の義兄。
ただ、やはり職務には忠実なようで、わざわざ暁を呼びに来るぐらいには同性の友達との関係も大事にしているようだ。
家族のことを離さない暁に無理やり家族の話題を出させるため『妹が最近暴力的になってきた』や『最近は風呂どころか洗濯すら別にしたいって言われた』などと耳にタコが出来るほど妹三昧の話を聞かせてきたため、竣工では意趣返しとばかりに『お前にも妹がいるんだからわかるだろ?』と皮肉られる。
本編時点ではそれなりに仲良くしているようで、結婚できないのが残念だと常々暁に零しているようだ。
……多分星崎さんのほうが付き合い方変えたんだと思うのは自分だけ?
・少年(少女?)
『雷撃』に登場 ヤンデレ 僕っ娘 ぶっ壊れ 院長たち大好き 多用途義足 ??
孤児院の子供全般に言えることだが、自分が院長たちに愛されるには怪我によって今も苦しんでいるふりをしなければいけないと思っており、そうしなければ愛されないと暗黙の了解で全員がそう思いそれを実行している。
後日談ではあるが、海崎隼人にそれが露見し『愛されなくなる』と思って自殺未遂者が続出するが、一人一人海崎隼人がメンタルケアを行ったそうで、余計悪化する。
これもまた孤児院の子供全般に言えるが、何らかの特異な能力を所持しているか、または隠し刃が義肢に仕込まれており玄武の入れ知恵と思われる。愉快犯め。
その中でも少年の義肢はかなり多用途なようで、作中では超静音精密ステップアップドリルを展開して穴を掘り埋め戻すなどしていたようだ。
男にはやれないはずの内股で座るあれをやったことから、もしかしたら――――。
・男
『雷撃』に登場 まともそうな人 傭兵 孝行したいときに親は無し ??
俺、この任務が終わったら、これまでやらなかった分親孝行するんだ、といって見事に死亡フラグを回収してくれたお方。皆さん一秒間この方に敬礼!
死の瞬間はかなり頭が冴えていたようで、少年が言うでもなく事の真相に行きついてしまえたことから元からそれなりに頭は良かったのではないかというのが自分の考え。
アメリカがかなり法外な報酬を即金で払ったことに疑問を感じてはいたようだが、それよりもそのあとの親孝行のほうに目が向いてしまっていて孤児院制圧ごときになぜそれだけの報酬が払われたのか考えが及ばなかったようだが、彼は無事に家族のもとに逝けたのだろうか。それは皆さまのご想像にお任せします。
・渡辺 明野
『就役』に登場 軽度のヤンデレ 婚約者大好き 16? CV渡辺 明乃
お見合いすることに最初は反対していたが、お見合いの相手である東風谷永治と対面し、その後も関係を深めていく中で彼に対する警戒心がほどけ、それと同時に荒療治でどうにか治したはずのヤンデレが再発し、家から通う関係上常にどちらかの家に滞在しともに寝食を共にしなければ気が済まないレベルまで再発してしまう。
来る日米日中日露侵略戦争中盤、自衛軍に所属していない東風谷永治と離れ離れになってしまうこと、永遠に会えなくなるかもしれないという恐怖から彼に自分を犯してくれと懇願しようとしてしまう。
その直後の抱擁と接吻、掛けられる彼の言葉に救われ、そして戦争を体験し婚約すると、今度は一転して放し飼いするようになる。そのため婚約者の情報が五話に至るまで開示されなかった。
言葉にしないが婚約者のことがデレッデレに大好きで、実のところまだ少し病んでる。
自分の中にある恋愛観念の一つ、依存とレイプを形にしたような存在。
・東風谷 永次
『就役』に登場 微ヤンデレ お見合いで一目ぼれ 18~19? CV:鳥海 浩輔
以前から明野のことを見知っていたが、それまでは変な娘だという印象しかなく、興味はそれほどなかったのだが、いじめの現場を目撃。それ以降からよく話すようになり、渡辺暁からの見合い話に乗っかり、明野と見事婚約を果たす。
卒業後は自衛軍には所属せず、特殊免許を持っていることから仕事を転々としているが、最近は渡辺一家の経営しているプラモ屋に就職したそうだ。その傍らで明野を実の妹のように可愛がっていた。
最初こそ興味がなかったが、少しずつ話すうち、そして暁から告白された内容から明野に深い憐れみと愛情のようなものを覚え、明野を甘やかすまではいかないモノの可愛がるようになっていた。本人の与り知らない事であるが、これのせいで荒療治で治した明野のヤンデレが再発し、だんだんと彼を束縛するようになる。
来る日米日中日露侵略戦争において、中盤まで彼女らが動員されることは無かったがいざ動員されることが知らされると真っ先に渡辺邸に駆け込み明野にしっかりと告白する。
感情の高ぶりに任せるがまま明野を抱きしめ接吻を交わした時、彼は明野をどう扱っていくべきなのか、そして自身がいかに無力な存在になってしまったのかを再確認し、今回のような無力を繰り返さないと心に決める。その結果が第六話での判断につながる。
※注意!
この設定資料集はあくまでも架空のものであり現実の如何なる団体や個人の主張と符合しようともこれはあくまでも架空のものです。実在する団体、個人とは一切の関係性がありません。
ア○パホテルも日○教○組のゴミクズ左翼どもも安倍一族もこの作品中の妄想の存在です。現実に実在する人の言動と一致するからと言ってその人を基に書いているだとか名誉毀損だのと馬鹿丸出しに騒がれないようお願いいたします。
※下の画像はTwitterにて頂いたものです。明野ちゃんのバストサイズはBですがDカップの明野ちゃんもなかなか乙なものです。
これにて、空想科学戦艦伊吹は一年間の任務を終えました。敬礼と共に見送ってやってください。
拙作、空想科学戦艦伊吹を読んで何か思われた事がありましたら、それを実行なさってください。あなたの至誠に基づいて、あなたが後悔しないやり方で、そしてなにより正しい戦いを。あなたの人生に幸の多からんことを。
空想科学戦艦伊吹はこれで終わりですが、他にもシリーズものを考えていますのでそちらも楽しみに待って頂けたらなと思います。
ついでに断って置きますが、当方は拙作を読んだことによって生じるあらゆる責任の一切を負いません。
ご意見ご感想お待ちしております。