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時雨  作者: とにあ
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5/30

うろな町企画参加中~

「時雨、たぬき。えさ」

新たなボスの配下が俺たちに皿を差し出す。

昨晩からの住人その一、若い方だ。

ボスからは「みはるさん」と呼ばれている。

言葉数は少ない。

「にー」

ごはんーー


ちびが喜声をあげて駆け寄っていく。

「ほくー、汗流して席につけー」

「おー。ツグと悠真さん来るってー?」

汗臭い男。昨晩からの住人その二だ。

昨夜はむちゃくちゃに撫でられた。ひげを引っ張ろうとまでしやがる。


むかつく。


「汗臭いですよ。ホク様。さっさとシャワーを浴びてきてください。みはるさん、今日の予定はどうなってます? 何をなさっておられてもよろしいですけど、夕方にはだんな様と由継よしつぐ様がいらっしゃいますからね」


ボスがつらつらと言葉を続ける。

途中でホクが逃げた。

「今日は散策するつもり。継にいとは駅で落ち合う予定」


「だんな様に美味しいお店として『流星』と言うお店をお薦めしてありますからみはるさんが場所を確認しておいて下さると助かります」

「なーー」

えびの尻尾ーー

「今朝は柊子さんは?」

「昨日、うろな総合病院のほうで健診でしたから。昼ごろには熱も下がると思います。緊張なさったんでしょうね」

「なー?」

「時雨さん、お嬢様はお熱ですけれど、ちゃーんとお世話しますからね」



今日は晩御飯に焼いた白身魚が出た。


ぼちぼち

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