リオ1回戦 ハイライト中心
格闘技中心新聞社『フェア・ファイター』
第一試合 パーラ選手VSマグウレ選手
パーラの相手の西国人、見たことのない武器を出す。
アヒルのおまるっぽいところから小型爆発物
パーラは武器(爆発物)の威力を、防御を固めて確かめる。
この武器から爆発物を出すタイムロスは狙いやすい。
パーラの片手剣による一閃で武器を爆散。
相手選手(マグウレ選手)戦意喪失。試合決着
第二試合 ナカ・ナカ選手VSファーディ選手
前評判から今年の西国優勝者はかなり手練と噂
ナカ・ナカ選手の武器に謎が隠されている雰囲気を感じる。
仕込み武器(暗器)が強力っぽい。
ファーディ選手の眼光が一撃必殺の瞬間を狙っている(ちなみにこれは当新聞ベテラン格闘デスクの見たて)
ファーディ選手、西国優勝者がどういう攻撃手段をもちいてくるのかとわざと何もしない。
ナカ・ナカ選手の武器から鎌が出現したのは予想外(暗器にそれを使用するとは!)
ナカ・ナカ選手の鎖鎌がファーディ選手の防具の隙間に入ったというのは偶然。さすがに「えぐり」のダメージはファーディにとっても脂汗が浮かぶ痛み
ナカ・ナカ選手、勝てるかもしれないと破壊力の強い武器につけかえる。
それが大失敗。鉄球を持てる程の腕力はなかった(鉄球の重さを知っていたと思えないミス)
ナカ・ナカ選手が、顔を赤くしながら全身の筋肉をフルに使ってその一発にかけようとしているのは伝わった。だがそんな鈍速で当てられるはずがない=かわしやすいから
ファーディ選手、半分くらいの力で距離をつめてナカ・ナカ選手の防具破壊を狙う。
ファーディ選手の剣戟は、ナカ・ナカ選手の腹部分を破壊した。
ナカ・ナカ選手が気絶したことでファーディ選手勝利!
ファーディ選手は実力の半分ほどしか出していないだろう(格闘デスクによる予想)↔倒した瞬間は六
割(?)
第三試合 クエッシギ選手VSメッレン選手
クエッシギ選手は今までの南国代表選手の中で一番異様な雰囲気を持っている予感
観客もその不気味さに息を飲んでいるようだったし、メッレン選手も決定打を加えられない。
メッレン選手の武器は特注のオノである。
メッレン選手は「強者の余裕」で先読みしている感のあるクエッシギ選手の手の内を考えている。
「元王者の闘気」によって、クエッシギ選手の集中力が必要な攻撃は集中しきれなくなった彼の状態を表しているように勝手にそれていく。
データ頼りのクエッシギ選手。メッレン選手がほぼ見たことのない攻撃(ちなみに頭・胸・腹と体中心に振りおろした)で大ダメージを与え、最後に腰にもクリティカルヒットを食らわせた。
第四試合 田中カルテリオ選手(登録名リオ)VSデカック選手
巨人族が弱いわけではない。ここ何回かはファーディ選手・メッレン選手に準決勝または決勝で倒されているだけだ。
誰もがわかるように、パワーのある攻撃を一度でも食らってしまってはいけない。
今回初登場のリオ選手、一般身長より低いということでデカック選手の大きさがより、際立っている。
リオ選手、これだけ体格差のある相手にビビっている感じがない。彼の度胸の座り具合は何かが起こると思わせてくれた。
試合開始の合図がされたのに、リオ選手が精神統一しているのは驚きだった(観客は彼が諦めの境地にいると勘違いしたであろうが)
リオ選手の長槍がこの瞬間しかないという、一流の格闘家くらいしかわかり得ない間合いで決まったので言葉を失った。
一言で表すなら『感動』これほどの使い手とは!!
ファーディの話から、またリオの話につながるのでそのつもりで読んでもらえればと思います。




