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お帰りとただいま。
「ダンケン。ありがとう。来てくれたのね!」
イリアがそう言った。
はにかみ、ダンケンに微笑みかける。
しかし、ダンケン、この男は、食えない奴だった。
「ハハ、彼女に会いに来るのは、当然だろ。」
そう言った。
で、
で、一緒に帰っていきましたとさ。
めでたしめでたし。
おわり。
※彼等は、幸せになります。
花に、空気に、水に、祝福を。
愛を込めて。
こっからは野暮
なんで、作者的に突っ込みたくない様子。
ダンケンは靴をそろえ、
イリアはメシを作る。
それだけだ。