読むと死ぬ小説
※注意
必ず、以下の約束を守ってください。約束を破られた場合の責任は取れません。
『約束を守った場合の責任も取りません』
1つ、この作品を読むときは1人で読むこと。
2つ、読み終わった後には誰かに勧めること。
3つ、勧める際は、必ずこの作品ページから読ませること。
以上です。
この3つを守れる方だけがこの先を読んでください。
読まれるということですね。
それでは死の世界への切符をお渡しします。
どうぞ、ごゆっくり『死』てくださいね。
むかしむかし、あるところに死を恐れている少年がいました。少年は毎晩、毎晩考えすぎていつのまにか寝てしまうまで死について考えていました。
死んだらどこにいくのだろう、死んだらお母さんやお父さんにも会えるのかな?会えるなら寂しくないや。そんなことを考えながら1人で床についていました。
ある晩、1人の老人が道に迷ったようで少年の家を訪ねました。
「一晩だけ、一晩だけ泊めてくれませんか?」
顔が見えず、汚く汚れた黒いローブを来ており、見るからに怪しい老人でしたが、少年は1人でいつも心寂しかったので快くその老人を家に泊めてあげました。
「ありがとう、泊めてくれるお礼に君の知りたいことを何か一つだけ教えてあげよう」
少年は老人に『死』について質問しました。
「死とは、何よりも身近にあり、突如やってくる、だからそれまでに幸せを得る必要があるんじゃ」
老人はそれ以上は少年に何も話をしませんでした。
翌朝、老人は少年に一冊の本をプレゼントしました。
「その本には『死』について全てが書いておる。その本を読めば『死』について理解できるが、理解するということは死ぬということじゃ、読むことはおすすめせん」
老人はそう言うとまたどこかへ去って行きました。
少年は怖くなり、その本を倉庫の奥に保管しておきました。
―――――――20年後
「いや〜、この家も20年ぶりくらいかな?」
「そうね、アナタ、今はもうアナタは1人じゃないんだからね」
少年は大きくなり、結婚をし子供が生まれていました。
久々の実家ということもあり、掃除をした家のベッドで休憩をしているといつのまにか寝てしまいました。
ふと、心地よい声が聞こえてきたので声の方へ向かうと妻が子供に本を読み聞かせておりました。
子供が嬉しそうに母の本を読む声聞いており、青年は幸せを実感しました。
しかし、その直後、母と子供は突如倒れ込み、その後起き上がることはありませんでした。