面倒な客1
話を最後まで聞かずに途中でわかったきになる人嫌いです。
でも自分は時々、やってしまいます。
クズですね
(っ ¨̮ )╮=͟͟͞͞)
やっほー皆さん
第二と第三の壁を越えてこんにちは
狐さんだよー
あ、この挨拶いいな
次回からこの挨拶定着させよう
あ、と…そうだそうだよ、今日は何時もの商人としてじゃなくて、番人としての日常も見てもらおうと思ってね。
前に話したか忘れたけど、知ってる人はごめんよ。
俺は普段、町外れの店兼家に住んでるんだけど、まぁまぁ面倒な事にわざわざここまで客じゃない奴も偶に…いや、よく来るんだよ。
勿論、種類があるよ?
客以外だと、俺を殺しにくるか何も知らない転生者か、はたまた旅人か。
殺しに来るやつは置いといて、転生者と旅人は一度うちに来てもらって永住するか、短期間の滞在か選んでもらうんよ。ついでに何も知らない奴にゃこの世界の説明もおまけでつけてやる。
…と、説明してたら客が来たみたいだ。
「いらっしゃい、見るだけでも構わんけど壊すのは勘弁な」
「この世界の住民か…?」
おっと、早速面倒な匂いが…
察するに異世界から来たっぽいな。
「あぁ、そうだよ。中の国に永住するか?それとも数日滞在して外で旅をするか?」
「それについては少し考えさせてくれ。少し聞きたいのだが、良いか?」
「待つことにゃ慣れてるから構わんよ。何が聞きたい?」
「道中、荒々しい物の怪が幾多と遭遇した。この世界に魔王…それに近い何かは居るのか?」
うーん…初対面でタメで話してくるとはなかなか図太い野郎だなぁ。
よくいるんだよなぁ、魔王=諸悪の根源と考えるやつ。
前世はドラ〇エの主人公だったのか、はたまたプレイヤーだったのか。
一応、魔王はいるにはいるが、別にアイツらを統べてる訳じゃないし。しかも国に住んでるし。
あと、この国の中で同士討ちは御法度だ。
その事全て説明すんの面倒だなぁ…
「一応、居るには居るが、k」
「何処にいるか教えてくれるか?」
…あぁ、そういうね?人の話を聞かないやつね?うん、うん焦る気持ちは良くわかる…そのワクワクした瞳を見ればね?いいんだよ?でも人の話をまず聞こう?
え?怒ってる?いやいや全然、怒ってないよ?
「すまないが、新参者のお前にはまず話さn」
「別の世界とはいえ、神からは力を信託され世界を渡った今なお引き継いでいる。信用出来ないとあるなら、これではどうだ?」
そういうとドヤ顔で、バッグからドラゴンの首を取り出してきた。
うわぉ…血抜きされてなくてバッグ血塗れじゃねーか。
それをドヤ顔で差し出すとかサイコパスかよ…
しかもそいつ外にでればよくいる雑魚敵(当世界比)だぞ。
「確かにこの世界に、魔王はいる」
「そいつの場所をおs」
「別に教えるのは構わんが、俺を倒してからにしろ」
久々に運動しますかー
痛いのは出来るだけ避けたいなぁ…