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異世界コンビニ、ネコ耳おっさん繁盛記! ハードモードな異世界で、目指せっ! コンビニパワーで、皆でハッピーもふもふスローライフ?  作者: MITT
第二章「猫とコンビニが世界を救う……のか?」

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第十八話「袖すり合うも他生の縁」③

 今もアージュさんは、ドキドキウェルカム状態。

 たぶん、このまま押し倒して、色々薄い本的なことしようが、なんでもありだろう。

 

 でも……これって多分、吊り橋効果とかそんなんだからね?

 そもそも、僕はノットロリコン……貧乳を通り越した無乳とかさすがに……無理だよ?

 

 ここは適当に合わせて、野営地辺りで置いてけぼりを食らわすか……。

 それか、いっそお望み通りに薄い本展開の挙げ句、奴隷宣言デュフフ……なんて、鬼畜な発想も頭をよぎるけど、やっぱないわー。

 

「ははっ……君も好きだねぇ……。でも、僕はこんな日も高いうちから、こんな可愛い子をどうこうする気なんて無いよ?」


 そっと手を握り返して、超爽やかな笑みを浮かべて、バチコーンとウィンクなんか決めてみたりする。

 どうよ? パーラムさん直伝、男も女もズギューンとくらわす、パーフェクトスマイル!


「そ、そうか? じゃが、可愛い子って……照れるのう。なぁ、我はお主から見ても可愛いのか? どの辺が可愛いのかのう? 我に向かってそんなことを言うなぞ……。ううっ、我もこんな胸がドキドキするなぞ、久しぶりじゃ……まるでうら若き乙女の頃に帰ったようなのじゃ……」


 むしろ、やっちまった! めちゃくちゃ食いついてきてしまった!

 解った……この娘、さては喪女って奴だ……それも軽く100年単位とか思いっきりこじらせてる可能性大。

 

 チョロいを通り越して、間違いなくヤンデレの領域に突入してる!

 もし、二人きりになんてなったら、こっちが押し倒されるとかそんな感じになりかねない……。


「と、とりあえず……僕らは、この先の野営地に荷物を運ばないといけないんだ。だから、お仕事優先って事で……君は確かコンビニに行きたいんだよね?」

 

 ここは全力でスルー! 話を逸らすのだっ!

 

「そ、そうじゃったな! お主、まさかコンビニの場所を知っておるのか?」


 別に隠そうとしかしてないんだけどなぁ……もしかして、情報の共有が出来てないのかな?


「まぁ、僕らはそのコンビニから来たからね。一応、実際に見て、そこで色々買い物したくらいだから、良く知ってるよ。でも、あそこって食べ物くらいしか売ってなかったみたいなんだけど、そんなところに親衛隊の人が何の用があるのかな?」


 うん、嘘は言ってないぞ……相手を騙す時には、嘘を付くのではなく、選別した正しい情報を与えるのだ。

 正しい情報を組み合わせて、相手に肝心の情報を与えず、事実誤認させる……悪徳セールスや詐欺師の常套手段だ。


 ……どっかの鹿島さん達は、年がら年中そんな調子なんだがね。


「なんと! そうなるとやはり街道沿いということだったのか……。やはり、まるっきり見当違いの場所であったか……。うろ覚えの古道なぞ、使うものではないな……。っと……すまんが、我もこれでも任務中なんでな……いくら、お主と言えども任務の詳細は、言えんのじゃよ」


 意外と職務には忠実らしい……さっきまで、押し倒さんばかりの勢いだったんだけど、自らの職務を思い出したようで、少し冷静になってくれたようだった。


「ああ、これどう? そのコンビニで売ってたんだけど、ポテトチップスって言うんだって。汗かいて塩気が足りなくなってるだろうから、これでも食べてると良いよ。飲み物もあるから、どうぞ……君、結構危なかったんだから、今はゆっくり飲んで食べて、身体を休めなさい。いいね?」


 ……こんな時は、食べ物でも食わせときゃ良いんだ! 

 積み荷から、ポテチを一袋引っ張り出して押し付ける……キンキンに冷えた麦茶をクーラボックスから出して、手に持たせる。


「お、おう……しかし、お主間違いなく我より年下なのに、何とも頼もしい感じじゃなあ……。しかし、このポテトチップ……なかなか美味いのう、せっかくじゃから、仲良く一緒に食わんか?」


 ふふふ……フラグブレイク成功。

 ほっぺたに青のりなんか付けて、いろいろ台無しである。


 なんか別のフラグも立った気もしないでもないけれど、気にしたら負けだ。


「ポテチはのり塩味が一番だよね……。でも、そう言う塩っ辛いのが美味いって感じる時点で、身体に塩気足りてないんだからね。まぁ、この先の野営地には一流の料理人もいるから、着いたらちゃんとした食事でもして、今日のところは一晩ゆっくり休むと良いよ。と言うか、お腹空いてるんじゃない?」


「ははは……恥ずかしながらな。水もだが、手持ちの携帯食も尽きてしまってな……朝から、野草だのサワガニだの、マトモなものを食っとらん。まったく、色々気を使わせてすまんのう」


 恥ずかしそうに、ポテチの袋を抱え込みながら、照れくさそうに笑う。

 

 ……やっぱ、遭難してたんじゃないか……あっぶなっ! そのまま行方不明とかなってたら、クロイエ様が大変だったんじゃないのか!

 

 でも……こうして見ると年寄りっぽい言動はともかく、見た目は普通に可愛らしいし、意外と気の良い子だな……この娘。


 動物みたいに一心不乱にポテチを食べてる姿は、凄く和む……いやいやいやっ!

 

 これ以上、ハーレムフラグとか要らないからねーっ!! 

本日、ちょいと短め。

今日も、室温32度の猛暑の中、USB扇風機一つで執筆中!


只今、クライマックスに向けて、盛り上がってるとこを書いてます。

乞うご期待っ!

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