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異世界コンビニ、ネコ耳おっさん繁盛記! ハードモードな異世界で、目指せっ! コンビニパワーで、皆でハッピーもふもふスローライフ?  作者: MITT
第六章「ロメオ王国漫遊記」

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第五十話「猫耳おっさんビーチバカンス!」②

 ……なんで、こんな嫁さんオールスターみたいな大所帯になったのかと言うと。


 まず、ロキシスまで、クロイエ様がひとっ飛びで送ってくれた。

 

 そこまでは良かったのだけど。

 どうもクロイエ様も海で泳ぐなんてのは、一度もやったことなかったらしく、大変興味を示されていた様子だったのだよ。


 そして、ラトリエちゃんがそれなら皆様、是非にーとか言い出して、水着もあることだし、せっかくだから、皆で海で泳ごうと言う事になったのだよ!


 なお、セルマちゃんは、ラトリエちゃんだけ旦那様となんて、ズルいって言って問答無用で付いてきて、リスティスちゃんは、ラトリエちゃんが不埒な事を仕出かさないように、付きっきりで見守りたいと言って、付いてきた。


 まぁ、この三人は基本、セットで扱う事に僕もしてたし、皆まとめて付いてこい!


 これぞまさに、僕の信条なのだよ。


 なにせ、全員分の水着もきっちり用意してきてたからね!

 つまり、用意万端抜かりなし!


 ちなみに、嫁の格としては、リスティスちゃんを第七夫人、セルマちゃんを第八、ラトリエちゃんは第九って事で納得してもらった。


 三人の中で、一番落ち着いてるのがリスティスちゃんで、戦闘力でもトップクラスって証明してくれたからね。


 先の強盗事件でも総指揮官として先頭に立って、色々あったものの無事に解決してくれて、その功績でって感じにしたら、文句も出なかった。

 

 本人は、大真面目に僕やクロイエ様の直属護衛官としてがんばりますとか言ってて、あまり気にしてないようだったけど、何気に口元がにやけてたので、満更でもなかったらしい。


 嫁だの攻略云々は……まぁ、棚上げだけど、あの戦いで僕の見せた男気ってもんも少しは理解してくれたようで、ちょっとはデレるようになったっぽい。

 

 基本的に不器用なだけで、至って良い子ちゃんだから、僕自身も悪くは思ってない。

 

 セルマちゃんも……彼女は、僕を病院送りにした張本人なので、序列については納得してくれた。

 

 アージュさん辺りはもうプンプンお怒り気味だったけど。

 僕が許すって言ってんだから、許してあげてーって言ったんで、不問になった。


 実際、あとから聞いた話だと、あの時リスティスちゃんの放とうとしていた奥義は、大岩を軽く一刀両断にするくらいの破壊力で、まともにもらってたら、恐らく僕は真っ二つになって即死だった……。

 

 それを、病院送り程度にしてくれたようなもんだから、十分許す理由になると思うな。


 男には……男にはっ! 引けない時ってもんがあるんだよ……!

 

 もうちょっとソフトタッチでやってくれればよかったんだけど……タイミング的には、全力で突っ込んできて割とギリギリだったから、ファインプレイと言えなくもない。

 

 これも……まぁ、引き際を誤った僕自身の自業自得だからねぇっ……!

 

 まぁ、実際は、僕の知らない所で許す許さないで色々揉めてたみたいなんだけど、クロイエ様とテンチョーの二人が許すって言ってくれたおかげで、多数決で沙汰なしとなったらしい。


 どうも三人娘の話だと、紋次郎くんの助言でテンチョーを「チュルっと」で買収したっぽいんだけど。

 

 テンチョーを宥めるには、それが一番効くだろうから、さすが紋次郎くん! って感じだった。


 僕が知らない所で、色々フォローに立ち回ってくれてるわ、素晴らしい水着までデザインしてくれてるわで……こりゃ、ますます紋次郎くんには頭が上がりそうもない。

 

 ラトリエちゃんは……元々、三大貴族でも一歩下がった位置づけでもあったので、この序列は妥当な所と言う事で、本人も納得してくれた。

 

 なんか、俯きながらギギギッて感じで歯ぎしりしてたけど……。


 この子、笑顔でブチ切れるちょっと危ない子。

 取り扱い注意っすよーとモンジローくんも言ってたから、むしろ仲良くしたいですっ!


 まぁ、その辺の埋め合わせもあって、ロキシス行きを承諾したのだけどね。

 

 なお、ロキシスに3、4日ほど滞在の上で、そのままセルマちゃん達の故郷、北方行きが予定されてる。

 これもやっぱり、セルマちゃんのやらかしで、シャッテルン公が直々に詫びを入れたいと言ってきたからなんだけどね。


 僕としては、不問にするつもりだったんだけど。

 それじゃ、気が済まないってんで、そう言うことにした。


 アージュさんによると。

 

 迷惑かけられたなら、それなりのお詫びをしてもらうと言うのは、貴族にとっては上下関係をはっきりさせるものでもあり、詫びを入れたいというのを突っぱねるというのは、大変な失礼に当たるのだと言う。


 なにせ、突っぱねられた方は面目丸つぶれとなるので、遺恨が残るのは請け合いで、僕が気にしないとか言ったからって、それで済むような問題ではないと説教されて、僕も折れた。


 親衛隊の訓練とか、和平会議の準備交渉とか、やらなきゃいけない事も色々あったけど。

 その辺はラドクリフさんとか、各隊の副長さんや、新しくやってきた第四、第五小隊の隊長さん達にお任せにした。


 セルマちゃんは……一人で来て大丈夫かなって思ったんだけど、ラトリエちゃんも彼女が一人で出来ない子ってのは、ちゃんと解ってたみたいで、ロキシウス家のメイドさんとかがフォローしてくれてるみたいなので問題無さそう。


 普段はライバルとか言っときながら、ちゃんとフォローとかはしてくれる……ラトリエちゃんのこう言う所って、良いところだと思うんだよなぁ。

 

 実際、水着に着替えるのだって、メイド軍団みたいなのがぞろぞろとやって来てくれて、天幕みたいなので更衣室を作ってくれて、実に手際よくセルマちゃんだけでなく、女性陣全員を着替えさせてくれた。


 と言うか、セルマちゃんもさすがに服くらい一人で服くらい着れるようになって欲しいんだけどね。

 

 ちなみに、親衛隊の残りの第四、第五小隊は僕が退院するのとほぼ同時に到着。

 

 アンナさんとこのオルスワッド商会が運行してた乗合馬車をチャーターしたんだけど、道中のトラブルなんかも無く、普通に快適だったらしい。


 軽い感じでアンナさんに相談したら、向こうはノリノリでそっこー用意してくれて、代金も初回サービスしてくれた。

 

 おまけに、護衛や御者も、定期輸送便で手慣れた連中まで手配してくれて、いたれりつくせりだった。

 最初からこうすればよかったっておもったくらい……。

 

 こりゃ、アンナさんとこ少しは贔屓しないとだねー。

 でも、ありがとうって言ってて思わず頭撫でちゃったら、ポッて感じで顔赤らめちゃって……。

 要らんフラグ立てた気もしないでもなかった……。

 

 第四小隊の隊長さんは、ラキソムの領主ロンデウム伯爵の娘さんでフレイナさん。

 第五はまさかのパーラムさんの妹君のセイラムさんって子だった。


 パーラムさんの所は、男爵といわゆる下級貴族なんだけど。

 現当主のパーラムさんといえば、商人ギルドのサブマスターとして、めっちゃ有名。


 僕の側近の一人としても、ロメオ国内でも名が知れてて、その妹さんともなれば、相応に学院でも一目置かれる存在だったらしく、割と周囲から持ち上げられる形で、第五小隊の隊長として任ぜられたらしい。

 

 お兄さんと同じフワフワな金髪でロング髪のお淑やかなお嬢さん……。

 おてんば娘って感じの元気っ娘のフレイナさんとは、対照的に落ち着いた雰囲気の可愛らしい子だった。


 パーラムさんからは、お気に召したようであれば、喜んで嫁がせますよ? なんて言われたけど、とりあえず保留っ! って言っといた。


 フレイナさんもセイラムさんも、さすがにロメオ御三家の令嬢たちと張り合う気はないらしく、あまり積極的にアプローチとかはして来なかったけど。

 

 どっちもご当主様からは、僕さえ良ければいつでもどうぞってそんな調子らしい。

 直接本人達からは聞いてないけど、どっちも許されるなら、是非つって、大変前向きらしい。


 僕は、この世界で政治的な後ろ盾ってものが皆無だから、血族の絆で結ばれた味方は大いに欲しいんだけど……。


 まぁ、あんまりいっぺんにってのも何だからねぇ……。

 と言うか、親衛隊の隊長全員僕の嫁ってそれもどうかと思うんだよね……皆、可愛いんだけどさ!


 クロイエ陛下の不在についても、むしろ官僚さん達や大臣クラスの人達は、クロイエ様たまには休んでーって思ってたらしく、困ったら連絡するから、留守番はお任せあれって言ってくれたので、そっちもおまかせモード。

 

 クロイエ陛下の家臣の人達って、皆忠義篤いし、有能な人達ばっかりだから、ホント頼りになる。

 そんな訳で、僕らはつかの間のお休みを頂いているのだった!

 

 要するに……前置きが長くなったけど、今回は皆さん、お待ちかねの水着回って訳さっ!

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― 新着の感想 ―
[一言] タカクラはほんとに逃げずに夫を続けているのが素晴らしい。 夫人たちの協力ありきでしょうが、ドロドロが無いのはホットします。テンチョー推しの私ですが、誰が話のメインになってくるか楽しみです。
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