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竜族族長の娘  作者: 五月雨 アルト
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 さて、私は今とある島国に訪れています。


そう、私がこれから通うようになる学校のある国です。この国は前世で私が暮らしていた国、日本と同じような気候と四季に囲まれています。ですが前世の日本とはちがい、地に埋まる地震の素であるプレートが2つしかないため、地震は前ほど多くはないようです。(それでも自然災害は多い方だ)


 さて、そんな一見前世の母国とにている国の名前は夕国ゆうこくと言い、なんと!日本語と似た言語を使う国なのです!

と言っても文字だけなのですがね。


 どういう経緯でこうなったのかは分からないのですが、島国のため隔離された特殊な環境ゆえに特殊な文字が成立されて来たのではないかと論じられています。ですがここの夕国は前世の日本と違い、中国に位置する国は無かったので、一体どこからその言語が流れてきたのか不思議です。人間には限られた州の人達がこれに似た言語を使っているので、もしかしたらそこから流れてきたのかも?と言う話もあり、大変不思議にか囲まれた国のようです。






 そんな夕国はいま暖かい空気に包まれ桜が咲き誇り蝶や花粉が飛び交い、人によっては絶叫する季節。そう、春の時期なのです。春と言えば出会いと別れ。


 えぇ、お察しの通り今日は待ちに待った入学式なのです!


私は今日から故郷の家族と別れ、この学校に入学するためにこの国にやって来た......筈なのですが......








「レイミア、もうすぐ式が始まってしまうよ?」


「あぁ、ほら髪の毛に桜の花弁が......はい、取りましたよ? 桜に包まれたレイミアも大変かわいらしのですがーー」


「レイミア、疲れてない?おんぶしてやろうか?」


「アルフレッド! いまは私がレイミアと話して居るのですよ!!」


「レオン兄さんは話がなげぇんだよ!」


「レイミア、早く行こう?......」







 ーー何 故 兄 が 全 員 此 処 に 居 る の で し ょ う か !?ーー







 最初はまぁ一人二人は付いてくるかなと思いましたさ、えぇ! 心配性の家族の事です。きっと仕事を休んで入学式くらい見に来ると思いましたよ。ですが入学式の3日前から寮生は寮生活になれると言う名目のもと早めに学園にはいることができるようになります。勿論入学後は寮生になる私も例外なく此処に入りました。




 関係者以外立入禁止の寮へね!




なのに何故入学しない兄達が宿屋ではなく寮に居るのでしょうか?


そして何故私と一緒に寮を出て、一緒に登校しているのですか?!



保護者として式を見学? 勿論それも考えましたよ。しかしこの学校、保護者は入学生より早く保護者席に待機しなくてはいけないためこんなところにいては普通に間に合わないのですよ!



そんなこと頭がよく手回しが早い兄達が知らないはずもなく、聞いたところあっさりと否定されましたさ。


なにが


「心配してくれてありがとう」ですか




 怒られて入学式に立ち会えなくても私は知りませんよ? 私は痛くも痒くもありませんからね。














ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







「新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。これから皆さんは入学式に出るのですが、体育館の入り口が開いたら先頭の人から順に体育館の中に入り、フラワーアーチの下をくぐり順番に席を積めて端から寸っていってください」




 入学前の説明会で話された事をこの学校の教師であろう男性がもう一度話しているのを確認して、私は辺りを見回します。やはり皆さん初めての学校に緊張しているのか何処かそわそわして落ち着きが見えません。



 何だか前世の小学校の入学式を思い出しますね。




 そんな、何だか微笑ましいようなほのぼのとした気持ちでいると体育館の中からアナウンスが、聞こえて扉が開きました。それにならい皆緊張して強張った顔で何処かぎこちなく歩いて行きます。私も前の人に続くように歩き出す。





 全員が席に着くと、今度は順番に名前を呼ばれ、それが終わると今度は新任の先生の紹介が始まる。




「この度新しく教師に成ってくださった方々を紹介します。」



 ーーん?



「今年は入れ換えが激しく皆さんも覚えるのが大変かもしれませんがーー」



ーーんん?




「では皆様から向かって左から順に」






ーーんんんんん???




「初めまして、皆さんの新しい教師になりました、アシュリー・リントヴルムです。担当は魔法になります。それからーー」




「初めまして! これからここで体術を教えるアルフレッド・リントヴルムです! 家族には長いのでアルと呼ばれていてーー」




「...これから此処で歴史等の座学を専門に教えるノア・リントヴルムです......」




「皆さん初めまして、この度ここの新しい保険医となったレオン・リントヴルムです。怪我などをしたらーー」







 何で此処で教師をやってるんですかぁぁぁあああ!?


長らく放置してしまい誠に申し訳ございませんでした。

実は章を分けたかったのですがやり方がよくわからずデータを消してしまうと怖いので手を出せませんでした。

そして重なる携帯の再契約と機種変の時期......


すみません、言い訳になっていませんが結構テンパってました。


暖かいコメントや評価とてもありがたいです。ありがとうございます。


しばらくの間は諸事情によりまたスマホでの更新になるので誤字などがありましたら御指摘くださると幸いです。

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