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00 \ ゆうしゃ しょうかん

豪華な服装の男と数名のローブ姿の者たち。

ひとめで召喚の儀式中ですってなシーン。

そしてそんな儀式を邪魔しようとする人型ではある人ならざる者たち。

残念ながら音はなく。表情からまぁどちらも必死そうだな、といった感じだ。


そしてそんなシーンを上から見下ろす俺。

魔法陣に近づいていくことから呼ばれている最中に意識だけ戻ったのか?

しっかし何もない俺とは運がない。それとも召喚特典なんてあるのだろうかね?


死神って感じの禍々しさ満載の浮遊するそいつは、召喚の邪魔をさせまいとする者たちの出している結界をやぶり、その場にいた人間全てを灰へと変えた。


しかし召喚は残念ながら成功してしまったようだ。


「止められなんだか。...。恨むなら召喚されてしまったことを恨め、異界の者よ」


ひゅー。なんかRPGの一幕みたいやん。主人公っぽい立ち位置に俺を配置するのはミスキャスト過ぎるが。

まぁ噛ませなら視聴継続してもいいだろうか。


ふむ。

「そっくりそのまま返すよ。その言葉」


「くははは。ならばやってみるが良い勇者よ。ワシは瘴気の塊ぞ。簡単に浄化などできると思うなよ」


ほぉやっぱり。この見えてるのが瘴気か。

しかし残念。だから死ぬ。

やれることはすでに頭の中にある。後は思い出し実行するのみ。


瘴気の塊を消滅させる。


うむ。何やら死神さん(仮)の消滅とともにチカラが流れ込んでくる感じ。経験値でも取得したかな?


「なっ!?くっ。上位の浄化能力か!しかしオクロ様にすら通用する能力ならば他にマトモなスキルもなかろう!!俺の剣は止められまい!!」


顔も獣な獣人くんが突っ込んでくるのでとりあえず【いじって】みる。

あっという間にブクブクと膨れてゆき破裂した。


まぁ彼の言うことはあっていた。他にもスキル?っぽいのはあるが多分使ったところで意味のないものだろう。

ただまぁ。勇者?らしい俺が得たスキルの最も強力なモノは【浄化】ではない。


てかステータスとかみれ、、、るのか。なんかその辺のシステムはゲームっぽいんかね?


スキルの画面を表示させてソート。最も強力なモノを見てみる。


【瘴気の支配者】


魔王じゃね?

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