表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/21

2.1.水の魔法使いは、いったいどこから水を放出しているのか?

 私たちは前章で、「火の魔術」についての考察を行いました。火の魔法使いが身体から発している火のようなものはあくまで火“のようなもの”に過ぎず、その実体はオーラとして形容したほうがふさわしい。――このようなことが前回までで確認されました。


 「火の魔術」を中心に据え、帰納的に考察を進めることは、まだ今の段階では難しいようです(私には、難しいことのように思われます)。

そこで一旦章を区切り、新しい魔術を考察してみましょう。火の魔術と並んでイメージの湧きやすい、水の魔術についてです。


 また水の魔術は、火の魔術に比べても、納得のいく説明のしがたい要素を保有しています。もっとも説明しがたいのは、「水の魔法使いは、いったいどこから水を供給しているのか?」という問題です。水の魔法使いの描写で多いのは、水の魔法使いが術式を唱えた途端、空間に魔法陣が出現して、そこから水が溢れだすといった描写です。しかしながら、別に水の魔法使いは巨大なタンクを保有しているというわけではありません。魔法の一環として、水が出現しているようです。


 水の魔術における「水の供給問題」は、二つの小問題を要素として成立しています。一つ目が「そもそもあれは水なのか?」という問いで、二つ目が「その水の供給源は何か?」という問いです。一つ目の質問と二つ目の質問は相互に連関しあっていますが、ここはひとまず考察しやすい二つ目の問いから検討してゆくことにしましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ