表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/21

0.はじめに

 『和製ファンタジーにおける“魔法”の設定について』というテキストを、筆者が投稿したのは2014年2月のことです。したがって、かれこれ半年以上の月日が経っていることになります。

 そのテキストの内容を繰り返すことは、書き手にとっても読み手にとっても不毛なことです(なので詳細を一々取り上げることは省きます)。


 しかしいずれにしても、

「和製ファンタジーを取り扱うに際して、書き手はどのような考え方に依拠して“それらしい”魔法の世界観を作ればいいのか。また、どのような設定は省いてしまっても構わないのか」

 ということを、そのテキストでは概説いたしました。


 『和製ファンタジーにおける“魔法”の設定について』では、最終講にテキスト全体のまとめと、筆者ができなかったことを概括してあります。

 その内容をもう一度確かめてみると、「属性魔術はどこまでを『属性』として取り扱うべきか分からないため、今回は考察しなかった」ということを述べていたことになります。

 前置きが長くなりました。しかしとにかくこのテキストは、そんな「属性魔術とは何なのか?」という問題に果敢に挑戦してみようという筆者の野心のもとに成立しています。


 で、いきなりで恐縮なのですが、本テキストには二つの注意点が存在します。

 まず第一に、

「現段階で、筆者は属性魔術に関して体系的な説明方法を獲得していない」

 という問題点があります。

 この問題は実に説明が難しいので、続く「3.属性魔術の問いについての考察」で詳しく説明します。


 そして第二に、

「体系的な説明ができない以上、本テキストは不定期更新になる」

 ということが挙げられます。

 すなわち、個別具体的な問題(それも、書き手の設定に影響するような問題)を逐一潰していきながら、なにかしら個々の問題に共通点(因果関係や相関関係、従属関係なども)があると判明すれば、それを体系の中へ組み入れる――、という方針を取ります。


 一見泥縄式でとりとめのないことのように思われるかもしれません。しかし書き手が思い付きうる属性魔術というものは、やはりある程度類型が決まってしまうはずです。ゆえにこのような方針を採用しても、不毛な議論には陥らないものと考えられます。

 能書きはこれくらいにして、先へ進みましょう。しかしまずは、魔術世界における大前提についておさらいしたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ