ある日の森の出来事で……今、血の雨が降る。
続きが気になる。
自分の作品なのに、続きが気になる。
だってまだ書いてないもん♪
今書いてます。
では本編どうぞ~
視点・アリア(運動不足)
……………。
ハッ!?
ちょっと意識失ってた。
くっそ!屋敷の外がこんなに険しい道のりだなんて!
なにかなアメリアさん、その残念な子を見るような視線は?
えぇ、そうですよ、砂利道を三十分歩いただけでへばってますよ。
それがどうした!?
……落ち着こう。
よし、回想しよう。
え?いらない?そんなこと言わずに。
回想中に休憩しようだなんて、そんなまさか。
あ、進め?はい、回想は諦めます。
でも!なんでここにいるかぐらいは!
あ、わかってらっしゃる?
あ、はい、唐突に農業改革案をだしてその結果必要なモノが危ない森にあって俺とアメリアさんで村人と一緒に森へ行く、今は村へ向かっている最中だ。
フェリエナは御留守番である。
……頑張るか。
◇◇◇
村人と合流して森へ進入中。
え?とんだ?なにが?
筋肉痛で凄く痛いっす。
アメリアさん?魔物を解体中ですが、なにか?
アメリアさんは何でもできるな~
……ここで「何でもは出来ません、出来ることだけしかできません」とか言ったら感動した。
でも、行動より知識面でこの台詞を使いたいな。
まあ、眼のおかげで俺の方が物知りですけど!!
で、腐葉土を見つけたので村に戻って新規畑の作成。
あ、そういえば言ってなかったけど、村三つ全30人全員でやってます。
というか、今回のことで三つに分けてるのがめんどくさかったので……一つにしちゃった♪
村一つしかない領地になりますた。
ちなみに、税は小麦一樽(大きさ自由)である。
だってめんどくさいんだもの。
生きられればそれでいい、それが俺の貴族スタイル。
ここキメ顔だから良く見といて。
畑完成だ!
そして、10年の月日が―――
◇◇◇
経ちません。
畑完成から1時間しか経ってないわ。
すでに自宅たる屋敷に帰ってきてる。
そして俺は、自宅要塞化計画を練っている。
玄関で。
だって、アメリアさんファリエナに料理教えてて、暇なんだもん。
久しぶりに「仕事無い?」って聞いたら「ありません」って言われちゃった。
すげぇ寂しい。
……や、やっぱり城砦といえば壁だろ!
50mの壁とかどうよ?
ダメ?ていうか、無理。
材料も人材も金もないのに、どうしろと?
とりあえず、柵でも立ててるかな。
◇◇◇
飽きた。
いや、ちゃんと柵は立ててきたよ?
でもさ、しょぼいんだこれが。
こういう時は……もう一度風呂を掘ろう!
諦めなければ、きっと見つかる!
成せば成る!
時は金成!
これは違うな。
掘るぜ~超掘るぜ~
◇◇◇
1日目。
「ヒャッハー!汚物は消毒だぁぁぁ!!」
「やめなさい」
◇◇◇
1週間後。
「なんで、こんなことに……安○先生、バスケが、したいです……」
「ベットで寝てください」
◇◇◇
1ヶ月後。
「あひゃ!あっひゃっひゃっひゃ!!」
「休憩してください」
◇◇◇
1か月と3日後。
「かゆ……うま……」
「ゆっくりお休みください」
◇◇◇
1か月と1週間後。
「結果発表!!」
「病人は寝てください」
「ぞう!風邪をびきまじだ!」
1か月以上掘って、水脈は見つけた。
でも、お湯じゃなかった。
だから、風邪をひいた。
井戸に落ちても平気だった俺が、この俺が!!
死ぬほど辛いです。
平熱よりも3℃位高いらしい。
でも辛い代わりに、アメリアさんの添い寝パネェッス。
胸ガガガガガ。
野性を解放したい!俺を男にしてほしい!大人の階段登りたい!
……動くと、死ぬほど辛いとです。
こんなの拷問だぁ~
DTなめんな!
◇◇◇
風邪から治って次の日。
温泉が完成した。
アメリアさんがね~まほうつかえたみたいでね~すいみゃくをおゆにかえたんだ~
……俺の苦労って、なんだったのかな?
あれ?目から汗が……くそ、とまんねぇや。
ところで、今俺の視界が赤くなってるんだが、何か知らないか?
えっと、水脈があったのが家の傍の森の中で、今から温泉入りに行こうと思って森に入ったんだ。
そしたら、雨が降って来たんだ。
で、今視界が赤い。
……つまり、これが噂に聞いた血の雨?
……………俺死ぬかもしれん。
「あら?こんなところで人に会えるなんて、これも神の御導きですね」
声がした方を見ると、血塗れのシスターが嗤いながら近づいて来ていた。
……ごめん、ちびった。
やっべ!誰だこれ!?
ハーレムにはならないのに、女性キャラが増えていく。
てか、メイドさんが万能すぎてお任せしちゃう。
そして、主人公が何もしてない気がする。
これは、主人公ファリエナか?まあないな。