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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第一章・領主(仮)になりました!!
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目が覚めると弟子が出来てた!

いつものように短い、です!

視点・アリア(皆のアイドルwww)


サンドバックですね、分かります。

まあ、殴られたことなんてないんですけどね!!ハッハー!

風邪が治ってテンションアゲアゲだっちゃ♪

なんかいろいろ混ざってる。

それは置いといて、今アメリアさん、クリスさん、フェリエナが入浴中の様だ。

……さて寝ないとな~あ、でもちょっと汗臭いかな~これはさっぱりしにいかないといけないかな~

というわけで、アメリアさんの下着を被っている。

この命に代えても、俺は必ず脱ぎたてを手に入れて見せる!!

温泉は、フェリエナが世界樹から魔力供給された状態で木を生やして天然の囲いを作ってしまったので、覗き可の露天風呂で無くなっている。

しかもこの木、内側は枝が伸びてて星空を見上げるとかなり幻想的な感じになってるが、外側はさるすべりの如くツヤツヤしてて登れない。

何が言いたいかというと、進入可能なのは脱衣所兼出入口の小屋からのみである。

ならどうするって?

フッ俺は、子供だぜ?

堂々と乗り込む!


「師匠、自分もお供します」

「え?誰?」

「貴方様のエロに惚れた弟子です。テリーといいます」

「ほぅ……」


男が後ろに跪いていた。

結構イケメンなのがムカつく。

旅人衣装でここに来るとは、命知らずめ。

だが、その熱意(エロ)嫌いじゃない。

ちなみに、俺の武装は木の盾二つとパジャマに物理耐性の魔法陣を縫い込んだローブ、そしてパンツである。

何故こんな装備かって?

アメリアさん舐めたら、死ぬぜ?


「弟子よ、死にたくないなら引き返せ」(キメ顔

「女性の生まれたままの姿を堪能するまで、死ねませんね」(ニヤニヤ顔

「ハッ!良い顔だ。なら、後からついてこれると思ったら来ると良い。俺は先に楽園(パラダイス)に行ってくるぜ」(ゲス顔


テリーをから離れ小屋の扉を開けた。

脳天目掛けて石が飛んでくる。

左の盾で石を受け流す。

受け流しながら右の盾を足元に持っていき一歩を踏み出す。

次の瞬間には木の串の様な物が、足元に持っていった盾に突き刺さっていた。

それを無視して前転。

先ほどまでいた場所とその前後が、丸太の様な物で薙ぎ払われる。

服を脱ぐ籠の中に入るように飛び込む。

籠に入ったら盾を二枚重ねにして真上に向ける。

一枚目の盾を貫いて二枚目の盾に突き刺さる鉄の杭。

ここまでは小屋の大きさ的に想定通りだ。

止めていた息を吐き、大きく息を吸い込む。

そして盾を捨てアメリアさんの衣服へと飛び込む。

背後で鉄の十字架が落下しており、ギリギリ回避が間に合ったようだ。

今のはクリスさんだろうな。

だけど、俺のアメリアさんへの想い(セクハラ)は誰にも止められない!!

丁寧に畳まれているアメリアさんの衣服から、下着を抜き取る。

そして……嗅ぐ!!


「くんかくんか……うへへたまらんな~」

「流石師匠!俺に出来ないことを平然とやってのける!そこに痺れる憧れるぅ!!」

「馬鹿!大声を出すな!!」


小屋の外から見ていたテリーが、言ってほしいけど今言ってほしくないことを大声で言った。

何が言いたいかというと、温泉内にマル聞こえなのである。

俺には今選択肢が二つある。

下着を戻して隠れてやり過ごすか、下着を持って逃走するか。

下着が無いのに俺がいないとなったら小屋の中を探すだろう、そうなればおしまいだ。

下着を持って逃走しても、ウチの家庭は女性の方が身体能力が高い。

今回の侵入だって念入りに計画、練習を繰り返すことによって最後の運任せまで行けたのだ。

もしトラップの位置や種類が変わっていたら、俺はすでにいない。

そんな俺が、逃げ切れるのか?

答えは否だ!

なら、俺は隠れるという選択肢しか残されていない。

だけど!一度手に入れた脱ぎたてパンツを自分から手放す、そんなことができるはずがない!!

そこで俺は思い出す。

そういえば俺、アメリアさんのパンツと被ってるじゃん、と。

思いついたら即行動。

被っていたパンツをアメリアさんの衣類に入れ、掃除用具入れに隠れる。

隠れた瞬間、バスタオル一枚のクリスさんが温泉から出てきて、テリーと視線がユニゾン。

テリー逃げ出す!

クリスさんは足元の十字架を拾って、全力投球!!

テリーから、人体からなってはいけない音が聞こえたぁ!!

クリスさんは着替えて、テリーを引き摺って森の奥へ。

テリー、逝ってらっしゃい。

ファリエナも満足したのか、メイド服を着て出て行った。

最後にアメリアさんが出てきて、掃除用具入れを開ける。


「あ」



◇◇◇



視点・ファリエナ


後ろからひめいがきこえる、です。

そうぞう主様だと思う、です。

メイド長は来るの分かってたみたい、です。

ちょっとうれしそうに見えました、です。

シスターはどうでもよさそうでした、です。

あ、今日のほし空キレイ、です。

森の方からもひめいきこえる、です。

今日は危ない日、です?

エロパワーである。

ただし、アメリアさん限定のエロパワーである。

新入り男はイケメンだけど彼女はできないよ!!

ザマァwwwww(笑)


……大丈夫、自分は落ち着いてるから。


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