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水葬ノ聲

音無町――。
ある水難事故をきっかけに、町の人々は「名前を呼ばれる水」を恐れ、
口を閉ざした。

主人公・海原シグルは、幼くして妹を湖で亡くした少年。
だが、その湖では奇妙な風習があった。
――死者の名前を水に溶かせば、帰ってくる、と。

ある雨の日、シグルの目の前でクラスメイトが水に引き込まれる。
以後、町では不可解な溺死が相次ぎ、
水たまり、風呂、コップ……「どんな水面からも名前を呼ばれる」現象が始まる。

やがてシグルは、忘れたはずの「水葬儀」という禁忌の記憶を取り戻していく。
それはかつて町が隠蔽した“集団水難”と、“罪を背負わされた少女”の霊を巡るものだった――。

そして彼の耳元に、濡れた声が囁く。

「あなたは――誰でしたか?」

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