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マモノ紹介 第4章時点

〇=普通のマモノ     ●=星の牙




●ウィスカーズ

 十字市郊外の田舎町に現れたマモノ。”地震アースクエイク”の星の牙。

 ちょっとした平屋ほどもある巨大なナマズのマモノで、その巨体を活かした肉弾戦を得意とする。

『星の牙』としての能力は地形変化。岩盤を隆起させて地形を変える他、地面を液状化させて底なしの泥沼に変えることもできる。その深さは、巨大なウィスカーズ自身が自由に泳げるほど深い。



〇ビッグトード

 ガマガエルのマモノ。ウィスカーズの取り巻き。

 大型犬よりもさらに一回り大きいくらいの体躯。

 耳の後ろの毒腺を長い舌で舐め、麻痺毒を付着させてから相手を攻撃する。



〇ツノウマ

 額に鋭い一本の角が生えた馬。シルエットはいわゆるユニコーンそのもの。

 特殊な能力などは無いが、角や蹄による一撃は、相手を殺傷せしめるのに十分な威力を誇る。



●グラキエス

 モンゴルの森林に現れたウマのマモノ。”吹雪ブリザード”の星の牙。

 ツノウマたちを率いて、モンゴルの遊牧民たちの家畜を逃がすなどして人間に危害を加えていた。

『星の牙』として天候に影響を与えるほどの力を持ち、前脚の踏みつけで大地を凍らせる。

 また、自身の身体を氷の鎧で包む能力も持つ。その防御力は、対マモノ用のアサルトライフルの弾丸でも一撃では貫通できないほど。



〇ブラックアント

 福岡市営地下鉄に現れた黒いアリのマモノ。クイーン・アントリアの配下。

 強靭な顎で土を掘り進む能力を持ち、地下鉄の横穴に巨大なアリの巣を作った。



〇アシッドアント

 福岡市営地下鉄に現れた緑のアリのマモノ。クイーン・アントリアの配下。

 酸を吐き出す能力を持つ。まともに喰らえば肉を溶かされる威力。

 本来はブラックアントの穴掘りを補助する能力であり、アシッドアントが酸で土を柔らかくし、ブラックアントが掘り進める。

 これにより、コンクリートで出来た地下鉄の壁も難なく突破できた。



●クイーン・アントリア

 福岡市地下鉄に現れた巨大なアリのマモノ。”生命ライフメイカー”の星の牙。

 多数のアリを従えて地下鉄駅を襲撃した。

 アリたちに自由に命令を下す能力を持ち、彼女の命を受けたアリたちは、目に見えて動きが違う。

 作中ではアリたちに隊列を組ませたほか、北園の背後にアリたちを忍ばせたり、地面から急襲させるなどの指示を与えた。


 相手を支配するフェロモンガスを吐き出す能力も持っており、これを受けた者はアントリアに支配される。アントリアは、他のアリたちと同様に人間を操ることができる。

 これを受けた人間は、彼女からの支配にある程度抵抗することができ、その際は外部からの軽いショックで支配が解除される。


 自身の直接戦闘は苦手としているが、巨体を利用した攻撃は、生身の人間にとっては十分に脅威である。



●ギンクァン

 日向の家の裏山にてシャオランを襲撃した巨大な白いサルのマモノ。”大雨レインストーム”の星の牙。

 長く、太い剛腕から繰り出される一撃は、太い木を軽々とへし折ることができる。

 しかし、最大の必殺技は手のひらを使った握り潰しで、その握力は推定で1トンを超えるとされている。

 また、全体的な動きはゆっくりだが、この握り潰しを使う際は途端に動きが早くなる。

 相手をスローな動きに慣れさせてから、確実に仕留める戦法である。


『星の牙』としての能力は、ただ雨を降らせるだけだが、モップのような太い体毛が雨を吸収し、さらに質量を増す。そうすることで、相手の打撃を受け止める毛の鎧となる。


 シルエットはイエティなどのような、サルとヒトが混ざった巨人のような姿で、一体何のサルから進化したマモノなのか議論されていたが、地面につくほど長い腕から、オランウータンの進化系とされている。



〇マンハンター

 大型犬ほどもあるイタチのマモノ。

 もふもふでつぶらな瞳と、愛らしい外見であるが、肉食で人間も積極的に襲う、凶暴なマモノである。

 牙と爪を使って、首筋などの急所を食いちぎる。

 知能も高く、敵の攻撃に対してトンネルを掘ってやり過ごすこともある。

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